Resource Partition Managerとは(Resource Partition Managerを用いたリソースグループの作成によるストレージシステムの管理)

Resource Partition Managerを使用すると、1台のストレージシステムを複数の仮想プライベートストレージシステムとして管理できます。

ストレージシステムは、多数のホストに接続でき、企業内の複数の部署によって、さらには複数の企業によって共有できます。そのため、1台のストレージシステムに複数の異なる組織のストレージ管理者がいることもあります。このような状況では、ある組織のストレージ管理者が誤ってほかの組織のボリュームを壊してしまったり、不適切な操作をしたりしたために、その影響がほかの組織に波及してしまい、ストレージシステムの運用に支障をきたすおそれがあります。

Resource Partition Managerを使用すると、それぞれのリソースグループのストレージ管理者が、それぞれのリソースグループだけにアクセスできます。各リソースグループのストレージ管理者は、管理するリソースグループ以外のリソースにはアクセスできないため、ほかのリソースグループのストレージ管理者からデータを破壊されたり、データが漏洩したりする危険性を防ぐことができます。

リソースグループに割り当てられるリソースを次に示します。2つの組織でポートは共有するがパリティグループは共有しないなど、柔軟に仮想プライベートストレージシステムを構築できます。

※:LDEV、ホストグループ、またはiSCSIターゲットを作成する前に、LDEV番号、ホストグループ番号、iSCSIターゲット番号だけをあらかじめリソースグループに割り当てておくこともできます。