GADペアを強制的に削除する(ペアが組まれている場合)
GADペアを強制削除する手順を次に示します。
副サイトのストレージシステムからGADペアを削除する場合、セカンダリボリュームとプライマリボリュームが同一(例えば、同じボリュームラベル)であることを確認し、ボリュームの重複によるシステムの問題を発生させないように注意してください。
[削除モード]で[強制]を指定する場合は、正サイトと副サイトのストレージシステムの両方で、GADペアの削除が必要です。サーバから両方のボリュームへアクセスできる状態で、[ボリュームアクセス]に[有効]を指定してペアを強制削除すると、ボリュームの内容が一致せず、データ不正を引き起こすおそれがあります。そのため、次の順序でペアを強制削除してください。
サーバから片方のボリュームへのアクセスを停止します。
サーバからのアクセスを停止したボリュームについて、[ボリュームアクセス]に[無効]を指定してペアを強制削除します。
[無効]を指定して強制削除したボリュームからは、仮想LDEV IDが削除され、仮想属性にGAD予約が割り当てられます。仮想属性にGAD予約が割り当てられると、サーバからそのボリュームへアクセスできなくなります。
サーバからのアクセスを継続するボリュームについて、[ボリュームアクセス]に[有効]を指定してペアを強制削除します。
GADペアとUniversal Replicator(UR)ペアとがボリュームを共有している場合、GADペアを強制的に削除するときは、URペアおよびデルタリシンク用URペアを先に削除してください。
前提条件
必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
[リモートレプリケーション]画面または[ペアプロパティ参照]画面で、プライマリボリュームとセカンダリボリュームの[I/O モード]が[ブロック]であること。
プライマリボリュームとセカンダリボリュームのI/Oモードが両方ともブロックのときだけ、[強制]を選択してください。I/Oモードがブロック以外の場合で、GADペアを強制削除したいときは、お問い合わせください。
操作手順
次のどちらかの方法で、[リモートレプリケーション]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモートレプリケーション]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
[ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモートレプリケーション]を選択します。
[GADペア]タブで削除したいペアのチェックボックスを選択し、次のどちらかの方法で[ペア削除]画面を表示します。
[他のタスク]‐[ペア削除]をクリックします。
[アクション]メニューから[リモートレプリケーション]‐[ペア削除]を選択します。
[選択したペア]テーブルに削除したいペアが表示されていることを確認します。
[削除モード]で[強制]を選択します。
[ボリュームアクセス]で、ペアを削除したあとでサーバからアクセスさせるかどうかを選択します。
ローカルストレージシステムのボリュームの仮想LDEV IDを残し、サーバからアクセスさせるときは[有効]を、ローカルストレージシステムのボリュームの仮想LDEV IDを削除し、サーバからアクセスさせないときは[無効]を選択します。
[完了]をクリックします。
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
[適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。
設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。
ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。
[タスク]画面で、操作結果を確認します。
実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。
ペアを削除したら、[リモートレプリケーション]画面で、削除したGADペアが表示されないことを確認します。
ペア削除操作の状況を確認するには、Storage Navigatorメイン画面の右上にある更新ボタンをクリックして[リモートレプリケーション]画面の情報を更新するか、[ペアプロパティ参照]画面で詳細な状態情報を表示してください。
関連項目