スナップショット属性のペアの場合

Thin Imageペアに割り当てられていないボリュームは、SMPLという状態です。
ペアを作成します。プライマリボリュームに指定したボリュームを使用して最初のThin Imageペアを作成する場合は、ペア状態はCOPYになり、その後ペア作成が完了するとPAIRになります。
プライマリボリュームに対する最後のスナップショットデータを削除してすぐにペアを作成すると、Thin Imageペアの作成に時間が掛かる場合があります。
Thin ImageペアがPAIR状態のときにプールの使用率がしきい値を超えると、ペア状態はPFULと表示されます。
プールの使用率がしきい値(DPプールにスナップショットデータを格納している場合は、警告しきい値)を超えている状態では、Thin Imageペアを作成できません。
PAIR状態のペアを分割すると、スナップショットデータを取得します。スナップショットデータの取得が完了すると、ペア状態はPSUSになります。
Thin ImageペアがPSUS状態のときにプールの使用率がしきい値を超えると、ペア状態はPFUSと表示されます。
Thin Imageペアを削除しないで、スナップショットデータだけを削除する場合は、PSUSまたはPFUS状態のペアに対してスナップショットデータを削除します。
PSUS状態のThin Imageペアを回復すると、リストアが実行されて、スナップショットデータがプライマリボリュームに上書きされます。リストア中は、ペア状態はCOPY(RS-R)またはRCPYになります。リストア完了後のペア状態は、PAIRになります。
プールには、あらかじめ設定した容量のデータしか格納できません。プールに格納されているスナップショットデータの合計容量がプールの容量を超えると、Thin Imageペアの状態はPSUEになります。また、リストアの処理中に障害が発生したり、プールの使用率が100%になったりした場合も、ペアの状態はPSUEに変化します。リストアの処理中以外でも、障害が発生するとペア状態がPSUEになることもあります。DPプールにスナップショットデータを格納している場合は、[枯渇しきい値超過時にTIペアを中断する]の設定によってPSUEになるタイミングが異なります。詳細については、『システム構築ガイド』を参照してください。
アプリケーションを使用してホストからThin Imageペアのボリュームを監視している場合、セカンダリボリュームの状態によっては異常終了などの問題が発生する場合があります。例えば、PSUS(PFUS)以外の状態のセカンダリボリュームはホストからのアクセスを拒否するため、アクセスを拒否された監視用アプリケーションで異常が発生するおそれがあります。また、ホストが複数のポートに接続している場合は、ホストからのアクセスを拒否したセカンダリボリュームが接続しているポート以外のポートでも、異常が発生するおそれがあります。これらの問題を解決するためには、ボリュームを監視しているアプリケーションを終了する必要があります。
関連項目