ホストグループによるホスト認証の流れ
ホストがストレージシステムへ接続しようとした場合、ホストグループの設定の組み合わせによって、ホストの認証の動作が異なります。
ホストグループの設定と接続結果の関係を次の図に示します。

図のそれぞれのケースについて説明します。
ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていて、そのホストの認証が有効になっている場合(ケースA)
ホストグループは、ホストから送信されたユーザ情報を認証します。ホストの認証が成功すると、相互認証の設定をしていない場合は、ホストはストレージシステムに接続します。相互認証の設定をしている場合は、ホストグループの認証の処理に進みます。
ホストにCHAP認証を受けるための設定をしていない場合は、認証に失敗するため、ストレージシステムに接続できません。
ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていて、そのホストの認証が無効になっている場合(ケースB)
ホストグループはホストを認証しません。ホストは認証なしでストレージシステムに接続します。このとき、ホスト側でCHAP認証を受けるための設定をしているかどうかは関係ありません。
ホストのユーザ情報がホストグループに登録されていない場合(ケースC)
ホストグループはホストを認証しますが、ホストの設定に関係なく、認証に失敗します。ホストはストレージシステムに接続できません。
ホストを認証しないホストグループを経由する場合(ケースD)
ホストは認証なしでストレージシステムに接続します。このとき、ホスト側でCHAP認証を受けるための設定をしているかどうかは関係ありません。また、ホストグループにホストのユーザ情報を登録する必要はありません。ただし、認証をしないホストグループでも、ホストのユーザ情報を登録しておくことはできます。