マッピングに必要な外部ボリュームの属性

外部ボリュームを内部ボリュームとしてマッピングするときに、外部ボリュームの属性を設定します。外部ボリュームの属性は、マッピングのポリシーとしてマッピングする前に設定しておくか、マッピング時に設定できます。

設定する属性を次に説明します。

キャッシュモード([キャッシュモード]:[有効]または[無効])

ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映させるか(無効)、非同期で反映させるか(有効)を設定します。ここで設定する有効/無効に関係なく、ローカルストレージシステムへの全I/Oは、常にキャッシュを使用します。また、書き込み処理は2つあるキャッシュに常にバックアップされます。

キャッシュモードの設定について、次の点に注意してください。

通常、キャッシュモードを[有効]に設定すると、ローカルストレージシステム自体のキャッシュを使用してホストからの書き込みデータを非同期で外部ストレージシステムに反映するので、ホストからの書き込みに対するレスポンスが速くなったり、ホストからの書き込み処理の性能が向上したりします。

ただし、キャッシュの使用率が60%を超えるような、システムへの負荷が高い環境では、負荷を下げるためにローカルストレージシステムがホストからの書き込みを抑止します。

このため、キャッシュモードを[有効]に設定しても、キャッシュモードを[無効]に設定したときと比べて、ホストからの書き込みに対するレスポンスが遅くなったり、ホストからの書き込み処理の性能が低下したりするおそれがあります。

キャッシュ流入制御([キャッシュ流入制御]:[有効]または[無効])

外部ボリュームへの書き込みができなくなった場合に、キャッシュメモリへの書き込みを制限するか(有効)、書き込みを続けるか(無効)を設定します。デフォルトでは、[無効](書き込みを続ける)が設定されています。

ALUAモードの使用([パスモードとしてALUAを使用]:[選択された外部ボリュームによる]、[有効]、または[無効])

ローカルストレージシステム側でパスモードにALUAを使用するかどうかを設定します。デフォルトでは、外部ストレージのプロファイル情報でALUAをサポートしている場合は[有効]、ALUAをサポートしていない場合は[無効]が設定されています。ただし、外部ストレージシステムの装置名称が(generic)と表示されるストレージシステムの場合は、デフォルトが[選択された外部ボリュームによる]になります。

ロードバランスモード([ロードバランスモード]:[選択された外部ボリュームによる]、[標準ラウンドロビン]、[拡張ラウンドロビン]、または[無効])

外部ストレージシステムへのI/Oの負荷分散方式(ロードバランスモード)を設定します。デフォルトでは、[標準ラウンドロビン](推奨値)が設定されています。ただし、外部ストレージシステムの装置名称が(generic)と表示されるストレージシステムの場合は、デフォルトが[選択された外部ボリュームによる]になります。

olh-caution.gif 外部ストレージシステムの種別やシステム構成によって[拡張ラウンドロビン]を設定しても性能が向上しない場合があります。その場合はデフォルトである[標準ラウンドロビン]を設定してください。

CLPR

Virtual Partition Managerを使ってキャッシュメモリを分割している場合に、マッピングしたボリュームにアクセスするときに使用するCLPRを設定します。CLPRの詳細については、『Virtual Partition Managerユーザガイド』を参照してください。

関連項目