Dynamic Provisioningのプールを作成する(プールボリュームを手動で選択する場合)
作成するプールの容量に応じて、シェアドメモリを増設する必要があります。シェアドメモリの増設とプールの容量の関係については、『システム構築ガイド』を参照してください。
前提条件
必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
操作手順
次のどれかの方法で[プール作成]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[DPプール]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[プール]タブで[プール作成]をクリックします。
Storage Navigatorのよく使うタスクを使用する場合:
[よく使うタスク]から[プール作成]を選択します。
Storage Navigatorの[プール]画面を使用する場合:
[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。[プール]タブで、[プール作成]をクリックします。
[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。[アクション]メニューから[プール管理]-[プール作成]を選択します。
[プールタイプ]で[Dynamic Provisioning]を選択します。
[複数階層プール]で[無効]を選択します。
[プールボリューム選択]で[手動]を選択します。
次の手順に従って、プールボリュームを選択します。
[ドライブタイプ/RPM]でドライブ種別とRPM(回転数)を選択します。
[RAIDレベル]でRAIDレベルを選択します。
手順aの[ドライブタイプ/RPM]の選択で[外部ストレージ]を選択したときは[-]が表示され、RAIDレベルを選択できません。
[プールVOL選択]をクリックします。
[プールVOL選択]画面が表示されます。
[利用可能なプールボリューム]テーブルからプールボリュームのチェックボックスを選択し、[追加]をクリックします。
追加するボリュームが外部ボリュームで、階層ランクを[中]以外に設定する場合は[外部LDEV階層ランク]で階層ランクを選択してから[追加]をクリックします。
選択したプールボリュームが[選択したプールボリューム]テーブルに登録されます。なお、プール内に追加できるボリューム数は、最大1,024です。
容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVをプールボリュームとして使用する場合、これらのLDEVは1つのプールだけに関連づけることができます。容量拡張設定が有効な1個のパリティグループに属するLDEVは、複数のプールのプールボリュームとしては使用できません。容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVと、容量拡張設定が無効なパリティグループに属するLDEVを、同じプール内に混在させることは推奨しません。
容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVを追加する場合は、「パリティグループの容量拡張設定有効時のプール構築ガイドライン」を参照してください。
必要に応じて次の作業をしてください。
条件を指定してプールボリュームを表示させる場合は、[フィルタ]をクリックし、条件を指定してから[適用]をクリックします。
テーブルに表示されているすべてのプールボリュームを選択する場合は、[全ページ選択]をクリックします。選択を解除する場合は、再度[全ページ選択]をクリックします。
容量単位および表示行数を指定する場合は、[オプション]をクリックします。
[OK]をクリックします。
[選択したプールボリューム]テーブルの情報が合計選択プールボリューム、合計選択容量に反映されます。
[重複排除用システムデータボリュームを割り当てる]で、[はい]または[いいえ]を選択します。
次の場合、[重複排除用システムデータボリュームを割り当てる]に[はい]を指定できません。
[データダイレクトマップ]が[有効]である
容量削減機能のライセンスがインストールされていない
[複数階層プール]が[有効]である
プールボリュームが選択されていない
LDEV IDが不足している
キャッシュ管理デバイス数が不足している
必要であれば、[重複排除用システムデータボリュームオプション変更]をクリックします。
[重複排除用システムデータボリュームオプション変更]画面が表示されます。重複排除用システムデータボリュームの設定の変更方法については、関連項目を参照してください。
[プール名]テキストボックスにプールの名称を入力します。
半角英数字を32文字以下で入力します。英字は、大文字・小文字を区別します。
[オプション]をクリックします。
[開始プールID]以下の設定項目が表示されます。[開始プールID]には未使用のプールIDの最小値が表示されます。ただし、設定できるプールIDがない場合、初期値は表示されません。
[開始プールID]にプールIDを0~127の整数で入力します。
すでに使用されているプールIDを入力した場合は、入力したプールID以降で設定できる最小のプールIDが自動で設定されます。
[最大予約量]にプールの予約量(%)を0~65534の整数で入力します。
空白のときは、予約量は無制限の設定となります。
Thin Imageのプールでは、無制限の設定となっています。このため、Thin Imageペアを作成してスナップショットデータを格納するDynamic Provisioningのプールについても、無制限に設定することを推奨します。
容量拡張設定が有効なパリティグループに属するプールボリュームを含むプールの場合、最大予約量に100%以下の値を設定した場合でも、書き込みが保証されているプール容量以上の容量を持つ仮想ボリュームが作成できることがあります。このような場合、プールの空き容量を監視する必要があります。
プールの空き容量の監視が不要な最大予約量を設定する場合は、次の計算式で算出される値以下の値を指定してください。
100% ×(プールの物理容量÷プールの容量)
[警告しきい値]にしきい値(%)を1~100(%)の整数で入力します。初期値は70%です。
[枯渇しきい値]にしきい値(%)を1~100(%)の整数で入力します。初期値は80%です。
[警告しきい値]以上の値を入力してください。
[枯渇しきい値超過時にTIペアを中断する]で、[はい]または[いいえ]を選択します。
[はい]を選択した場合、プールの使用量が枯渇しきい値を超えたときに、SIMコード62Exxxが出力されます。
[I/O失敗(プールVOL閉塞)時に仮想VOLをProtect属性にする]で[はい]または[いいえ]を選択します。
[はい]を選択した場合、Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashのプールのプールボリュームが閉塞したときに、そのプールボリュームに関連づけられている仮想ボリュームの読み取りと書き込みができなくなります。このとき、仮想ボリュームのアクセス属性は、Protect属性に変更されます。
なお、この設定項目は、Dynamic Provisioningの仮想ボリュームに対して有効です。
NASユニファイドファームウェアをインストールするDynamic Provisioningのプールを作成する場合、[いいえ]を選択してください。
[I/O失敗(プール満杯)時に仮想VOLをProtect属性にする]で[はい]または[いいえ]を選択します。
[はい]を選択した場合、Dynamic Provisioning、Dynamic Tiering、またはactive flashのプールが満杯になったときに、そのプールに関連づけられている仮想ボリュームの読み取りと書き込みができなくなります。このとき、仮想ボリュームのアクセス属性は、Protect属性に変更されます。
なお、この設定項目は、Dynamic Provisioningの仮想ボリュームに対して有効です。
NASユニファイドファームウェアをインストールするDynamic Provisioningのプールを作成する場合、[いいえ]を選択してください。
[追加]をクリックします。
設定したプールが右側の[選択したプール]テーブルに追加されます。
設定内容が正しくない場合は、エラー画面が表示されます。
行のチェックボックスを選択して[詳細]をクリックすると[プールプロパティ]画面が表示されます。行のチェックボックスを選択して[削除]をクリックすると、選択したプールを削除してもよいかどうかを確認するメッセージが出力されます。削除してよい場合、[OK]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[LDEV作成]画面が表示されます。
ただし、[最大予約量]の値がすべて0%の場合は、[LDEV作成]画面に遷移できません。
現在の設定をストレージシステムに適用する場合は、次の手順に進んでください。
[完了]をクリックします。
[設定確認]画面が表示されます。
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
行のラジオボタンを選択して[詳細]をクリックすると[プールプロパティ]画面が表示されます。
[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。