仮想ボリュームの容量削減を無効にする
この操作は、重複排除用システムデータボリュームに実行できません。
プール容量が枯渇している場合、この操作を実行しないでください。この操作を実施した場合、仮想ボリュームの容量削減機能の設定を無効にする処理によってデータが増加するため、プール容量が圧迫されます。
仮想ボリュームの容量削減の設定を無効にすると、伸長処理によってプールの使用量およびプールの物理使用量が増加します。伸長処理が完了したプールの使用量の目安は、次の計算式によって算出できます。
伸長処理が完了したプール使用量の目安 = プールの使用量 + (仮想ボリュームの使用量 × プールの削減率 [%])
伸長処理が完了したプールの物理使用量の目安 = プールの物理使用量 + (仮想ボリュームの使用量 × プールの削減率 [%])
容量拡張機能を使用している場合、プールの物理使用量を確認する必要があります。
重複排除が有効な仮想ボリュームの容量削減設定を無効にする場合、処理が完了するまで多くの日数がかかる可能性があります。また、データの伸長処理によりプールの使用量が増加します。容量削減設定を無効にする処理を開始した場合、処理を中断できません。
伸長処理が実行されている仮想ボリュームの容量削減状態は、[Rehydrating]です。[Rehydrating]の仮想ボリュームに対して、I/Oは実行できます。
それぞれの情報が表示される画面の項目を次に示します。
プールの使用量:[プール]画面の[容量]-[使用量]
プールの物理使用量:[プール]画面の[物理容量]-[使用量]
プールの削減率:[プール]画面の[プール削減(ポストプロセス)]-[削減率(%)]
仮想ボリュームの使用量:個別のプール画面の[容量]-[使用量]
なお、伸長処理の途中でプールの使用量またはプールの物理使用量が枯渇しきい値に達したとき、伸長処理は一時的に停止します。その場合、出力されたSIMコードの対策を実施してください。これによってプール容量が確保されると、伸長処理が再開されます。
前提条件
必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール
プールの状態がプール障害による[Blocked]以外であること
仮想ボリュームの[容量削減状態]が、[Deleting]、[Failed]以外であること
操作手順
次のどれかのタブを表示します。
[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択し、[Internal]または[External]を選択し、各パリティグループを選択して[LDEV]タブを表示します。
[ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択し、[LDEV]タブを表示します。
[ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択し、対象のプールをクリックします。そして、[仮想ボリューム]タブを表示します。
[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各ホストグループを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。
[ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各iSCSIターゲットを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。
操作する仮想ボリュームを選択します。
次のどちらかの方法で、[LDEV編集]画面を表示します。
[LDEV編集]をクリックします。
[仮想ボリューム]タブまたは[LUN]タブで仮想ボリュームを選択した場合は、[他のタスク]-[LDEV編集]をクリックします。
[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV編集]を選択します。
[容量削減]のチェックボックスを選択して、[無効]を選択します。
プールの重複排除用システムデータボリュームの[LDEV状態]が[正常]以外の場合、[重複排除および圧縮]から[無効]に変更できません。
[完了]をクリックします。
[設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。
[適用]をクリックします。
タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。
容量削減機能が有効な仮想ボリュームの無効化中にSVPまたはStorage Navigatorのサブ画面のModifyモードと競合すると、無効化処理が完了せず[容量削減状態]が[Rehydrating]のままになってしまうおそれがあります。
この場合、SVPまたはStorage Navigatorのサブ画面をViewモードに変更してください。