プール容量を縮小する

プールボリュームを削除することで、プール容量を縮小できます。

注意

プール容量の縮小を実行しているプールに対して次の操作は実行できません。プール容量の縮小の完了を待つか、プール容量の縮小を中止してください。

  • プール拡張

  • プール縮小

  • プール編集

  • プール回復

メモ
  • 最大で8タスクまで、同時にプールを縮小できます。[タスク]画面でプールの縮小が完了したことを確認するまでは、縮小中のプールに対してRAID Managerコマンドでプールの縮小を実行しないでください。

  • データダイレクトマップ属性が無効な仮想ボリュームのプールの場合、プール容量の縮小によってプールボリュームを削除すると、プールボリュームだったボリューム(LDEV)が閉塞します。LDEVをフォーマットしてから再利用してください。

    また、閉塞したプールボリュームが外部ボリュームの場合、フォーマットするときに[Normal Format]を選択してください。

  • 削除対象のプールボリュームが外部ボリュームで、かつ外部ボリューム切断が実行された状態の場合、外部ボリュームの再接続の実行後にプールボリュームの削除を実行してください。

  • 容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVが含まれるプールについては、Storage Navigatorでプールを縮小したあと、プールに属さなくなったプールボリュームを削除してください。

  • 容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVが含まれるプールについては、Storage NavigatorまたはRAID ManagerでLDEVを指定してプールを縮小する場合、プール縮小で指定したLDEVが属するパリティグループのプールボリュームの自動追加機能が無効になります。プールの縮小後に、プール縮小操作で指定したLDEVが属するパリティグループのプールボリュームの自動追加機能を有効にする場合、プールの容量拡張設定を無効にしてから、再度プールの容量拡張設定を有効にしてください。

    プールの容量拡張設定を無効にしたときに、SIMコード629xxx、62Axxx、62Cxxx、または62B000が報告された場合、SIMの対処を実施せずにプールの容量拡張設定を有効にしてください。なお、SIMコードのxxxは、プール番号です。

  • 削除対象のプールボリュームが容量拡張機能をサポートしているパリティグループに属するLDEVの場合、未割当領域のフォーマットとページ解放が実行されるため、プール縮小操作に時間がかかります。

プール容量の縮小処理が異常終了した場合の要因と対処

プール容量の縮小が異常終了した場合、次の要因が考えられます。

  • プール容量の縮小中にキャッシュメモリの保守を実施した。

  • プール容量の縮小中にキャッシュメモリに障害が発生した。

  • プールに関連づけられた仮想ボリュームへのI/O負荷が高い。

  • プールに関連づけられた仮想ボリュームが閉塞している。

プール容量の縮小が異常終了した場合、次の対処を実施してください。

  • キャッシュメモリを回復してから、プール容量の縮小を再度実施してください。

  • プールに関連づけられた仮想ボリュームへのI/O負荷が低いときに、プール容量の縮小を再度実施してください。

  • プールに関連づけられた仮想ボリュームを削除またはフォーマットしてから、プール容量の縮小を再度実施してください。

Dynamic Provisioningを使用するときの注意

  • プールボリュームを削除することで、プール使用量がプールの枯渇しきい値を超える場合、プールボリュームを削除できません。

    容量拡張設定が有効なパリティグループに属するプールボリュームを削除する場合、プールの使用量は、次の式で算出されます。

    削除後のプールの使用量 = 削除前のプールの使用量 + 削除するプールボリュームの使用量の合計 × FMD圧縮率

    「削除後のプールの使用量」は、「削除前のプールの使用量」よりも大きくなります。これは、容量拡張設定が有効なパリティグループに属するプールボリュームに格納されたデータが、プール縮小によって次のような領域に退避されることで、データのサイズが増える可能性があるためです。

    • 容量拡張設定が設定できないパリティグループ(例:SASドライブ)
    • 容量拡張設定が無効のパリティグループ
  • システムプールボリュームを削除する場合、対象のプールに4.2GB以上の空き領域が必要です。対象プールの空き領域が4.2GB未満の場合、システムプールボリュームは削除できません。

Dynamic Tieringまたはactive flashを使用するときの注意

  • プールボリュームを削除することで、プール使用量がプールの枯渇しきい値を超える場合、プールボリュームを削除できません。

  • プールボリュームを削除すると、削除されたプールボリューム内のページは同一階層のほかのプールボリュームに移動します。

  • 階層内のプールボリューム数が0になった場合は、該当する階層が削除されます。

  • プールボリュームを削除すると、実行中の階層再配置は中止され、削除完了後に階層再配置が再開されます。

  • システムプールボリュームを削除する場合、対象のプールに4.2GB以上の空き領域が必要です。対象プールの空き領域が4.2GB未満の場合、システムプールボリュームは削除できません。

  • active flashのプールの場合、プールボリュームを削除することでSSDのプールボリュームがなくなる場合はプールボリュームは削除できません。

Thin Imageを使用するときの注意

  • プールボリュームを削除することでプールのしきい値を超える場合は、プールボリュームを削除できません。

  • システムプールボリュームを削除する場合、対象のプールに4.2GB以上の空き領域が必要です。対象プールの空き領域が4.2GB未満の場合、システムプールボリュームは削除できません。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

  • プール容量を縮小しようとしているプールが次の作業を実行しているときは縮小できません。これらの操作が実行されていないことを確認してください。

    • プール作成

    • プール削除

    • プール容量拡張

    • プール容量縮小

    • プール回復

    • プール容量縮小中止

    • しきい値変更

    • ゼロデータページ破棄

    • 仮想ボリューム作成

    • 仮想ボリューム容量の拡張

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[プール]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[DPプール]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。

  2. 削除するプールボリュームが含まれているプールを選択します。

    プールの情報が表示されます。

  3. プールボリューム]タブで削除するプールボリュームの行のチェックボックスを選択します。

    縮小可能]が非該当のプールボリュームは削除できません。

    複数のプールボリュームを選択できます。

  4. 次のどちらかの方法で、[プール縮小]画面を表示します。

    • プール縮小]をクリックします。

    • アクション]メニューから[プール管理]-[プール縮小]を選択します。

  5. プール縮小]画面で、[タスク名]にタスク名を入力します。

    縮小結果予測]テーブルに、縮小前と縮小後の詳細(プール容量、プール使用量、プール使用率)が表示されます。

  6. 適用]をクリックします。