仮想ボリュームの容量削減を無効にする

注意
  • この操作は、重複排除用システムデータボリュームに実行できません。

  • プール容量が枯渇している場合、この操作を実行しないでください。この操作を実施した場合、仮想ボリュームの容量削減機能の設定を無効にする処理によってデータが増加するため、プール容量が圧迫されます。

仮想ボリュームの容量削減の設定を無効にすると、伸長処理によってプールの使用量が増加します。伸長処理が完了したプールの使用量の目安は、次の計算式によって算出できます。

伸長処理が完了したプール使用量の目安プールの使用量 + (仮想ボリュームの使用量 × プールの削減率 [%])

メモ
  • 重複排除が有効な仮想ボリュームの容量削減設定を無効にする場合、処理が完了するまで多くの日数がかかる可能性があります。また、データの伸長処理によりプールの使用量が増加します。容量削減設定を無効にする処理を開始した場合、処理を中断できません。

  • 伸長処理が実行されている仮想ボリュームの容量削減状態は、[Rehydrating]です。[Rehydrating]の仮想ボリュームに対して、I/Oは実行できます。

  • プール内の容量削減の設定が[重複排除および圧縮]のすべての仮想ボリュームに対して、容量削減の設定を[無効]に変更した場合、重複排除用システムデータボリュームは自動的に削除されます。

それぞれの情報が表示される画面の項目を次に示します。

  • プールの使用量:[プール]画面の[容量]-[使用量

  • プールの削減率:[プール]画面の[ソフトウェア削減]-[削減率

  • 仮想ボリュームの使用量:個別のプール画面の[容量]-[使用量

なお、伸長処理の途中でプールの使用量が枯渇しきい値に達したとき、伸長処理は一時的に停止します。その場合、出力されたSIMコードの対策を実施してください。これによってプール容量が確保されると、伸長処理が再開されます。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

  • プールの状態がプール障害による[Blocked]以外であること

  • 仮想ボリュームの[容量削減状態]が、[Deleting Volume]、[Failed]以外であること

操作手順

  1. 次のどれかのタブを表示します。

    • ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択し、[LDEV]タブを表示します。

    • ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択し、対象のプールをクリックします。そして、[仮想ボリューム]タブを表示します。

    • ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各ホストグループを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。

    • ストレージシステム]ツリーから[ポート / ホストグループ / iSCSIターゲット]を選択し、各ポートを選択して各iSCSIターゲットを選択します。そして、[LUN]タブを選択します。

  2. 操作する仮想ボリュームを選択します。

  3. 次のどちらかの方法で、[LDEV編集]画面を表示します。

    • LDEV編集]をクリックします。

      仮想ボリューム]タブまたは[LUN]タブで仮想ボリュームを選択した場合は、[他のタスク]-[LDEV編集]をクリックします。

    • アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV編集]を選択します。

  4. 容量削減]のチェックボックスを選択して、[無効]を選択します。

    メモ

    プールの重複排除用システムデータボリューム(データストア)の[LDEV状態]が[正常]以外の場合、[重複排除および圧縮]から[無効]に変更できません。

  5. 完了]をクリックします。

  6. 設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  7. 適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。

注意

容量削減機能が有効な仮想ボリュームの無効化中にSVPまたはStorage Navigatorのサブ画面のModifyモードと競合すると、無効化処理が完了せず[容量削減状態]が[Rehydrating]のままになってしまうおそれがあります。

この場合、SVPまたはStorage Navigatorのサブ画面をViewモードに変更してください。