階層再配置ログファイルのテーブル項目

階層再配置が実行されるたびに、プールの情報と仮想ボリュームの情報が、階層再配置ログとして出力されます。なお、最新の階層再配置の結果が階層再配置ログに反映されるまでには、約30分かかることがあります。

次の表に、階層再配置ログに出力される項目の内容、およびプールごと、仮想ボリュームごとの情報出力の有無を示します。

項目

プールごとの情報出力

仮想ボリュームごとの情報出力

分類

内容

Cycle ID

共通

プールごとのログ、または仮想ボリュームごとのログに設定された共通の番号です。

階層再配置の周期ごと、またはプールごとにユニークな番号が設定されます。

Log Format Version

共通

階層再配置ログファイルのフォーマットのバージョン番号です。

DKC Serial Number

共通

ストレージシステムのシリアル番号です。

Log Type

共通

ログの種類です。表示される文字を次に示します。

Pool:プールごとのログです。

V-VOL:仮想ボリュームごとのログです。

LDEV ID

×

共通

ログを出力した仮想ボリュームのLDEV番号です。

Pool ID

共通

ログを出力したプールのプールIDです。

Num of V-VOLs

×

共通

階層再配置を実行した仮想ボリューム数です。

Tiering Policy

×

階層再配置結果

階層割り当てポリシーの値です。[All(0)]から[Level31(31)]までで設定されている値が表示されます。

Tier1 Total

×

容量情報

階層1の総ページ数です。

Tier2 Total

×

容量情報

階層2の総ページ数です。

Tier3 Total

×

容量情報

階層3の総ページ数です。

Tier1 used

容量情報

階層再配置を開始した時点で、階層1に割り当てられているページ数です。

Tier2 used

容量情報

階層再配置を開始した時点で、階層2に割り当てられているページ数です。

Tier3 used

容量情報

階層再配置を開始した時点で、階層3に割り当てられているページ数です。

Start Relocation Date

1

共通

階層再配置の開始日です。

Start Relocation Time

1

共通

階層再配置の開始時刻です。

End Relocation Date

1

共通

階層再配置の終了日です。

End Relocation Time

1

共通

階層再配置の終了時刻です。

Result Status

1

階層再配置結果

次の階層再配置の実行結果が表示されます。

Normal End:階層再配置は正常に終了しました。

Suspend:階層再配置は中断されました。

Detail Status

1

階層再配置結果

Result Statusが「Suspend」の場合、階層再配置が中断した要因として次のどれかが表示されます。

Monitor discarded:モニタリングデータの破棄により中断されました。

End of cycle:階層再配置が周期内に完了しないため中断されました。

Requested by user:ユーザ指示により中断されました。

Threshold exceeded:階層再配置がしきい値近辺に到達したため中断されました(この要因は、プールが満杯になりそうになったときに出力されます)。

Cache blocked:キャッシュが閉塞したため中断されました。

Volume blocked:LDEV(プールVOLまたは仮想VOL)が閉塞したため中断されました。

The tier management changed (Auto/Manual):実行モードが[自動]から[手動]、または[手動]から[自動]に切り替えられたため中断されました。

Other reasons:上記以外の要因によって中断されました。階層再配置が中断される例を次に示します。

  • TrueCopyペアのセカンダリボリュームに仮想ボリュームを指定して、形成コピーを実行した。

  • Universal Replicatorペアのセカンダリボリュームに仮想ボリュームを指定して、形成コピーを実行した。

Completed Rate (%)

階層再配置結果

階層再配置の完了時点または中断時点での進捗率です。

Remediation Rate (%)

階層再配置結果

再配置完了時点、または中断時点でのIOPHの改善率です。

改善率とは、階層再配置の実行前後でページのIOPH(1時間あたりのI/O数)が増加した割合です。改善率は、次の式で算出されます。

改善率=((プロモーションが完了したページのIOPHの合計)/(プロモーション対象のページのIOPHの合計))×100

プロモーションとは、下位の階層から上位の階層にページを移動することです。

Planned Tier1->Tier2

階層再配置

階層1から階層2に移動が計画されたページ数です。※1

Planned Tier1->Tier3

階層再配置

階層1から階層3に移動が計画されたページ数です。※1

Planned Tier2->Tier1

階層再配置

階層2から階層1に移動が計画されたページ数です。※1

Planned Tier2->Tier3

階層再配置

階層2から階層3に移動が計画されたページ数です。※1

Planned Tier3->Tier1

階層再配置

階層3から階層1に移動が計画されたページ数です。※1

Planned Tier3->Tier2

階層再配置

階層3から階層2に移動が計画されたページ数です。※1

Moved Tier1->Tier2

階層再配置

階層1から階層2に実際に移動されたページ数です。※2

Moved Tier1->Tier3

階層再配置

階層1から階層3に実際に移動されたページ数です。※2

Moved Tier2->Tier1

階層再配置

階層2から階層1に実際に移動されたページ数です。※2

Moved Tier2->Tier3

階層再配置

階層2から階層3に実際に移動されたページ数です。※2

Moved Tier3->Tier1

階層再配置結果

階層3から階層1に実際に移動されたページ数です。※2

Moved Tier3->Tier2

階層再配置

階層3から階層2に実際に移動されたページ数です。※2

IOPH

モニタ結果

プール全体、または仮想ボリュームに対するIOPHです。

IOPH Tier1 (%)

モニタ結果

階層1へのIOPHの割合です。

IOPH Tier2 (%)

モニタ結果

階層2へのIOPHの割合です。

IOPH Tier3 (%)

モニタ結果

階層3へのIOPHの割合です。

Performance Util Tier1 (%)

×

モニタ結果

階層1の性能稼働率です。性能稼働率とは、階層1の性能上限値(性能ポテンシャル)に対するI/O数の割合です。

Performance Util Tier2 (%)

×

モニタ結果

階層2の性能稼働率です。性能稼働率とは、階層2の性能上限値(性能ポテンシャル)に対するI/O数の割合です。

Performance Util Tier3 (%)

×

モニタ結果

階層3の性能稼働率です。性能稼働率とは、階層3の性能上限値(性能ポテンシャル)に対するI/O数の割合です。

Tier1 Low Range

×

モニタ結果

階層1の階層範囲での下限値です。

Tier2 High Range

×

モニタ結果

階層2の階層範囲での上限値です。

Tier2 Low Range

×

モニタ結果

階層2の階層範囲での下限値です。

Tier3 High Range

×

モニタ結果

階層3の階層範囲での上限値です。

Reclaim Zero Page Num

階層再配置

ゼロデータページ破棄を実施したページ数です。

Non Compliant Tiering Policy Number

×

モニタ結果

階層割り当てポリシーの設定値が実際の階層構成と合わないため、階層割り当てポリシーの設定値どおりに階層再配置ができない階層割り当てポリシーの番号です。

(凡例)

○:ログを出力する。

×:ログを出力しない。

注※1

Log Format Versionが2(lfv 2)以降の場合、情報が表示されます。ログファイルがlfv 1の場合、「-」が表示されます。