エクスポートツールの実行

エクスポートツールを実行してモニタリングデータをファイルに保存するには、バッチファイルを実行します。バッチファイルを実行するには、コマンドプロンプトでバッチファイルの名前を入力して、Enterキーを押します。Windowsコンピュータをご利用の場合は、バッチファイルをダブルクリックしても構いません。バッチファイルの実行例を次に示します。

c:\WINDOWS> cd c:\export    ;runWin.batファイルのあるディレクトリに移動します。
c:\export> runWin.bat       ;runWin.batファイルを実行します。

エクスポートツールがモニタリングデータの保存を開始すると、標準出力(たとえばコマンドプロンプト)には「…」という記号が出力されます。この記号は、データの保存が進むにつれて増え続けます。もし内部エラーが発生した場合、標準出力には「」という記号が出力され、エクスポートツールはデータの保存を再試行します。データの保存が再開されると「…」が再び出力され、保存が終了するまで「…」が表示され続けます。エクスポートツール実行時のコマンドプロンプトの例を次に示します。

[ 2] ip 158.214.135.57:1099         ;実行中のサブコマンドがコマンド
                                     ;プロンプトに表示される
[ 3] dkcsn 123456                     ;実行中のサブコマンドが表示される
[ 4] login User = expusr, Passwd = [****************]
                                     ;実行中のサブコマンドが表示される
   (中略)
[ 6] group Port                      ;実行中のサブコマンドが表示される
   (中略)
[20] apply                           ;実行中のサブコマンドが表示される
Start gathering port data            ;モニタリングデータの保存処理を開始する
Target = 16, Total = 16
+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+
...........................!         ;エクスポート処理の実行中に内部エラーが発生
                                     ;したため「」が表示された
.................................    ;エクスポート処理の実行中には、処理の進捗
                                     ;状況が記号「...」で示される
End gathering port data              ;エクスポート処理の再試行が成功し、
                                     ;モニタリングデータが収集された

エクスポートツールの処理が正常終了すると、モニタリングデータは多くの場合ZIP形式のアーカイブファイルに圧縮保存されます。CSVファイルを取得するには、ZIPファイルからCSVファイルを抽出してください。もしご利用のオペレーティングシステムにファイル抽出プログラムが組み込まれていなければ、ファイル解凍ツールを入手してCSVファイルを抽出してください。

エクスポート処理の実行中にエクスポートが再試行されるエラーが発生した場合、コマンドプロンプトに「」の記号が表示され、エクスポート処理の再試行が始まります。デフォルトでは、再試行は3回まで実行されます。

再試行を3回実行してもエクスポート処理が完了しない場合、およびエクスポートが再試行されるエラー以外の内部エラーが発生した場合は、再試行は実行されません。その場合は、コマンドプロンプトを終了してから再度エクスポートツールを実行してください。

なお、再試行回数の上限はretryサブコマンドで変更できます。

optionサブコマンドのオペランドにnocompressを指定すると、ZIPファイルの代わりにCSVファイルをコンピュータマシンに直接保存できます。ただし、ZIPファイルで保存した場合に比べると、ファイルの保存には時間がかかり、ファイルのサイズも大きくなります。

olh-note.gif 多くの場合、エクスポートツールで保存されるファイルは非常に大きくなります。すべてのファイルの合計サイズは、最大で約2GBになる場合があります。このため、ファイルの保存には多くの時間がかかります。長期間に渡るモニタリングデータを保存するときには、エクスポートツールを1回だけでなく2回以上実行することをお勧めします。たとえば24時間分のデータを保存したい場合は、エクスポートツールを8回実行して、1回につき3時間分のデータを取得するという方法があります。

olh-note.gif エクスポートツールを実行すると、そのたびに新しいログファイルがコンピュータ上に生成されます。このため、エクスポートツールを実行するたびにドライブの空き容量は少なくなります。ドライブの空き容量を確保するためにも、定期的にログファイルを削除するようにしてください。

エクスポートツールの実行が終了すると、エクスポートツールは終了コードを返します。

バッチファイルの中で終了コードを参照するには、次のようにします。

java -classpath "./lib/JSanExport.jar;./lib/JSanRmiApiEx.jar;./lib/JSanRmiServerUx.jar"  
-Xmx536870912 -Dmd.command=command.txt 
-Dmd.logpath=log  sanproject.getmondat.RJMdMain<CR+LF>
if %errorlevel%==1 echo THE SET SUBCOMMAND FAILED<CR+LF>
if %errorlevel%==3 echo THE SET SUBCOMMAND FAILED<CR+LF>
pause<CR+LF>

上記の例で使われている<CR+LF>は、1つのコマンドラインの終わりを示しています。

関連項目