プールの最大予約量とは

プールを作成するとき、プール容量に対して、仮想ボリューム容量の最大予約量を設定できます。最大予約量にはプールの容量を超える値を設定できます。最大予約量には、ユーザデータが格納されるページ、および制御情報が格納されるページが含まれます。このため、仮想ボリュームの容量の合計値は、最大予約量よりも小さくなります。制御情報を含む仮想ボリューム1個が、プール内で使用するページ数の計算式を次に示します。プールに必要な合計ページ数を算出する場合、次の計算式によって算出されたページ数と仮想ボリューム数を掛けてください。なお、計算式のなかで↑で値が囲まれている場合、その値の小数点以下を切り上げてください。

制御情報を含む仮想ボリューム1個がプール内で使用するページ数 = ↑( (仮想ボリューム1個の容量(MB) + (↑ (仮想ボリューム1個の容量(MB) ÷ 3,145,548(MB))↑ × 4(ページ) × 42(MB))) ÷ 42(MB))↑

最大予約量をプールの容量の100%を超える値に設定した場合や、最大予約量を設定しなかった場合、プールの容量以上の容量を持つ仮想ボリュームを作成できるため、プールの空き容量を監視する必要があります。

仮想ボリューム容量の最大予約量の設定を次の図に示します。

プール画面の[予約量(%)]の[現在]に表示されている値は、算出された予約量の小数点以下を切り捨てた値です。このため、プールに関連づけられている仮想ボリュームの実際の容量は、画面に表示されている予約量(%)よりも大きい場合があります。既存の仮想ボリュームと同じ容量の仮想ボリュームを新たに作成する場合、画面に表示されている現在の予約量(%)よりも1%以上大きい値が必要です。

例えば、3 GBの仮想ボリュームが11.89 GBの容量を持つプールに関連づけられている場合、次の予約量が算出されます。

((3,072 MB + (↑(3,072 MB ÷ 3,145,548 MB)↑ × 4ページ × 42 MB))÷12,175.36 MB)×100 = 26.61....(%)

プール画面の[予約量(%)]の[現在]には、26(%)が表示されます。同じ容量の仮想ボリュームを作成する場合、残りの予約量が27(%)以上必要です。