Dynamic Tieringのカスタマイズした階層割り当てポリシー(カスタムポリシー)

ユーザは階層割り当てポリシーをカスタマイズできます。カスタマイズされた階層割り当てポリシーをカスタムポリシーと呼びます。カスタムポリシーには、再配置するすべての割当ページ容量のうち、各階層に割り当てる割合を設定します。

1つのプールから作成された複数の仮想ボリュームに同じカスタムポリシーを設定した場合、すべての仮想ボリュームの割当ページ容量は、カスタムポリシーに設定された割合で各階層に再配置されます。

1つのプールから作成された複数の仮想ボリュームに異なるカスタムポリシーを設定した場合、各仮想ボリュームの割当ページ容量は、それぞれのカスタムポリシーに設定された割合で各階層に再配置されます。

カスタムポリシーの最大数は26個です。カスタムポリシーを設定する場合、次の表に示す値を設定します。

階層

設定値

説明

階層1

最大値(%)

階層再配置を実行したときに、全容量のうち階層1に再配置される容量の最大の割合です。

階層1に空き容量がある場合、最大値に設定した割合まで階層1にページが配置されます。

最小値(%)

階層再配置を実行したときに、全容量のうち階層1に再配置される容量の最小の割合です。

階層2

設定できません

階層1と階層3に割り当てられた容量の残りの容量が階層2に割り当てられます。

階層3

最大値(%)

階層再配置を実行したときに、全容量のうち階層3に再配置される容量の最大の割合です。

階層3に空き容量がある場合、最大値に設定した割合まで階層3にページが配置されます。

最小値(%)

階層再配置を実行したときに、全容量のうち階層3に再配置される容量の最小の割合です。

次の表と図に、同じカスタムポリシーが設定された仮想ボリュームの割当ページ容量が合計で100GBの場合を例にして、各階層に割り当てられる容量を示します。なお、同じカスタムポリシーが設定された仮想ボリュームは、同じプールから作成されています。

階層

設定値

同じカスタムポリシーが設定された仮想ボリュームの割当ページ容量の合計が100GBの場合、各階層に割り当てられる容量

階層1

最大値= 40(%)

階層再配置したときに割り当てられる最大の容量は、40GBです。階層1に空き容量がある場合、最大で40GBまで割り当てます。

最小値= 20(%)

階層再配置したときに割り当てられる最小の容量は、20GBです。

階層2

設定できません

階層1と階層3に割り当てられた容量の残りが階層2に割り当てられます。この場合、最小の容量が20GBで最大の容量が60GBです。

階層3

最大値= 40(%)

階層再配置したときに割り当てられる最大の容量は、40GBです。階層3に空き容量がある場合、最大で40GBまで割り当てます。

最小値= 20(%)

階層再配置したときに割り当てられる最小の容量は、20GBです。