ここでは、ユーザーがサーバーおよびアプリケーションを必要とするときに、
それらが確実に使用可能になるように、ユーザーの稼働環境をサポートするために使用可能なサービス・オプションとツールについて説明します。
このトピックで説明するサービスおよびサポート・ツールは、サーバーを稼働中の状態に保つためのユーザーの援助となり、ユーザーの時間も節約できます。
サービスおよびサポート・アプリケーションから提供される機能の一部には、次のようなものがあります。
- サーバーまたは論理区画のモニター
- サービスおよびサポート部門への発信の通信 (正しいセットアップで、ユーザーの権限を用いて)
- フィックスの入手
- リモート・サポートの受信の使用可能化 (正しいセットアップで、ユーザーの権限を用いて)
サービスおよびサポートには、以下のようなサービス・アプリケーションも含む、いくつかのエレメントがあります。
- エレクトロニック・サービス・エージェント™
- ご使用のサーバーをモニターするのに構成可能なアプリケーション。
- サービス・フォーカル・ポイント
- サービス技術員が論理区画に分割されたシステムの問題を診断し、修復するために使用するハードウェア管理コンソール (HMC) 上のアプリケーション。
- リモート・サポート機能
- HMC 上で稼働し、HMC がサービスおよびサポート部門を呼び出すことができるようにするアプリケーション。
- Inventory Scout
- システム構成情報を報告しシステム・ファームウェアの更新を容易にするアプリケーション。
サービス環境を使用可能にするために、ご使用のサーバーまたは
HMC でこれらのサービス・アプリケーション (または
ツール) を使用することができます。
次の図に描かれているように、論理区画がある場合は、サービス・ツールはそれぞれの論理区画で稼働し、
サービス環境の一部として
HMC と共に作動します。
図 1. サービスおよびサポートのエレメント、およびそれらを一緒に適合させる方法。

この図では、3 つの論理区画がサーバーで稼働しています。論理区画はそれぞれ HMC と通信します。
ユーザーが HMC を許可すると、HMC はサービス
およびサポート部門と接続します。ユーザーに代わってこれらのタスクを自動的に処理するようにシステムを構成することも、これらのタスクを検討して個別に制御することもできます。システムおよびアプリケーションが使用可能な場合は、サーバーは、ユーザーの介入なしにサービスおよびサポート部門に問題を報告することができます。
サービス技術員が必要な場合、できるだけ迅速にサービスが実行されて問題からリカバリーするよう、手配することができます。
注: サーバーの管理に Integrated Virtualization Manager を使用している場合は、Integrated Virtualization Manager 用サービス・フォーカル・ポイントをチェックして、サービスおよびサポートに連絡する必要があるかどうかを調べます。
システムが HMC で管理されていない場合、サービス環境を使用可能にするために使用できる他のツールがあります。
例えば、オペレーティング・システムのエレクトロニック・サービス・エージェント・アプリケーションは問題をモニターして分析し、サービスおよびサポート組織が構成済みであればそれらに連絡することができます。また、IBM System p5™ があれば、サービス・プロセッサーを構成して、システムの問題をモニターし、オペレーティング・システムにブートできないときはサービスおよびサポートに連絡するようにできます。