オペレーティング・システムまたはサーバーを始動できない場合 の AIX また は Linux による サーバー・ファームウェア・フィックスの適用

オペレーティング・システムまたはサーバーを始動できないときに、AIX® または Linux® によってサーバー・ファームウェア・フィックスを適用する方法を説明します。

サーバー・ファームウェアは、サービス・プロセッサーなどのハードウェアを使用可能にするライセンス内部コードの一部です。
注: オペレーティング・システムによるサーバー・ファームウェア・フィックスのインストールは、分断を生じる (並行でない) プロセスです。

タスク 1 から 4 を実行してください。

タスク 1. 既存のファームウェアのレベルを判別する

AIX または Linux のオペレーティング・システムまたはサーバーを始動できないときに、既存のサーバー・ファームウェアのレベルを判別するには、次の手順を使用します。
  1. eServer™ Standalone Diagnostics バージョン xxxxx CD を、サーバーの CD ドライブに挿入し、CD をブートする。 Standalone Diagnostics Version xxxxx CD のブート方法について詳しくは、CD-ROM からの eServer スタンドアロン診断プログラムの実行を参照してください。
  2. 端末タイプを初期設定する (必要な場合)。
  3. 機能選択画面で「タスクおよび保守援助機能 (Tasks and Service Aids)」を選択する。
  4. タスク選択画面で、オプションのリストの下部までスクロールして 「フラッシュの更新と管理 (Update and Manage Flash)」を選択する。
    注: lsmcode コマンドが 7037-A50 または 7047-185 システムで実行される場合 、一時または永続フラッシュ・サイドが、ファームウェア・レベルに対して _UNKNOWN_ と報告する場合があります 。これが起こる理由は、基本マザーボード・コントローラー・ファームウェアのレベルが 1 つだけであるからです。 そのレベルがシステム・ファームウェアに含まれていない場合、レベルは _UNKNOWN_ になります 。

    新規ファームウェアをインストールする時は、デフォルトで一時サイドにインストールされます。 新しいレベルの基本マザーボード・コントローラー・コードを含む新規ファームウェア・レベルをインストールすると、永続サイドに対して _UNKNOWN_ が報告される ことになります。これは問題ではありません。つまり、フラッシュのファームウェア・レベルが、出荷時に含まれている組み合わせではないことを示しています。

    ファームウェアを更新して _UNKNOWN_ が報告されないようにするには、次のステップを実行します。
    1. 該当するオペレーティング・システムのコマンドを使用して、コミット操作を実行する。
    2. コミット操作の完了後、システムを再始動する。
    3. システムが再始動し、オペレーティング・システムが稼働状態になったら、lsmcode コマンドを再実行する。T と P が共に、_UNKNOWN_ ではなくレベル (AT206_061 など) を報告するものと考えられます。
  5. 現行の一時システム・ファームウェア・イメージの情報を記録する。

タスク 2. Microcode Update Files & Discovery Tool CD を入手する

Microcode Update Files & Discovery Tool CD を入手する必要があります 。詳しくは、サービスおよびサポートにお問い合わせください。
  1. インターネットに接続したコンピューターまたはサーバーから、フィックス・セントラル (Fix Central) Web サイト http://www.ibm.com/eserver/support/fixes/ にアクセスする。
  2. 「プロダクト・ファミリー (Product family)」リストで、該当するファミリーを選択する。
  3. 「プロダクト (Product)」のリストで、「ハードウェア・マイクロコードおよび ファームウェア (Hardware microcode and firmware)」を選択する。
  4. 続行 (Continue)」をクリックする。
  5. マイクロコード・ダウンロード (Microcode downloads) の Web サイトで、以下のオプションから選択します。
    • ページ上部にタブがある場合は、ステップ 6 から続行します。
    • ページ上部にドロップダウン・リストがある場合は、 ステップ 7 から続行します。
  6. 次のステップを実行します。
    1. ウィンドウ上部にある「マイクロコード・ダウンロード (Microcode downloads)」タブで、「CD イメージ (CD image)」が選択されていることを確認する。 「Microcode Update Files & Discovery Tool CD イメージ (Microcode update files & discovery tool CD image)」ページが表示されます。
    2. Microcode Update Files & Discovery Tool CD イメージ (Microcode update files & discovery tool CD image)」を選択する。 「ご使用条件 (License agreement)」が表示されます。
    3. ご使用条件を読んで理解し、条件を守ることに同意します (I have read and understood this license agreement and I agree to abide by its terms)」をクリックする。
    4. 画面に表示されるプロンプトのとおりに行って、イメージをダウンロードする。
    5. CD プログラム用の説明に従って、CD を作成する。
    6. CD を作成したら、タスク 3. サーバー・ファームウェア・フィックスを適用するから続行します。
  7. 次のステップを実行します。
    1. 画面に表示されるプロンプトのとおりに行って、イメージをダウンロードする。
    2. CD プログラム用の説明に従って、CD を作成する。
    3. CD を作成したら、タスク 3. サーバー・ファームウェア・フィックスを適用するから続行します。

タスク 3. サーバー・ファームウェア・フィックスを適用する

  1. Microcode Update Files & Discovery Tool CD を、メディア・デバイスに挿入し、 「システム・ファームウェアを検証して更新 (Validate and Update System Firmware)」を選択して、Enter キーを押す。
    注:このパーティションは要求された機能を実行する権限を持っていません (This partition does not have the authority to perform the requested function)」というメッセージを受け取った場合は、以前に HMC が管理していたサーバーに関連するメッセージを参照してください。
  2. 適切なデバイスを選択して、Enter キーを押す。
  3. F4 を押す。ファームウェア・フィックス・イメージ・ファイルのリストが表示されます。
  4. /microcode/SqnP5/01SF2xx_yyy_zzz.img に類似したイメージ・ファイルを選択する。
  5. F7 を押す。選択したサーバー・ファームウェア・レベルが一時サイドにインストールされます。

タスク 4. フィックスが正しくインストールされたことを確認する

この手順を使用して、フィックスが正しくインストールされたことを確認します。
  1. 以下のオプションから選択する。
    • AIX または Linux のコマンド行を使用する場合は (オペレーティング・システムが実行されていて、診断が使用可能であることが必要です)、次のステップから続行する。
    • ASMI を使用する場合は、ASMI のウェルカム・ペインで、右上隅の著作権文の下に、サーバー・ファームウェアのレベルが表示されます (例えば、SF220_006)。表示されているサーバー・ファームウェアのレベルが、インストールしたレベルでない場合は、フィックスが正常にインストールされたことの検査の失敗を参照してください。
  2. コマンド行で次のように入力する。
    lsmcode
    サーバー・ファームウェアの既存レベルが表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    The current permanent system firmware image is SF220_005.
    The current temporary system firmware image is SF220_006.
    The system is currently booted from the temporary image.
    注:
    1. 永続レベルは、バックアップ・レベルとも呼ばれます。
    2. 一時レベルは、インストールされるレベルとも呼ばれます。
    3. システムは一時サイドからブートされたので、この時点では一時レベルが活動化レベルでもあります。
  3. 7037-A50 また は 7047-185 システムを使用している場合は、次のことに 注意してください。
    注: lsmcode コマンドが 7037-A50 または 7047-185 システムで実行される場合 、一時または永続フラッシュ・サイドが、ファームウェア・レベルに対して _UNKNOWN_ と報告する場合があります 。これが起こる理由は、基本マザーボード・コントローラー・ファームウェアのレベルが 1 つだけであるからです。 そのレベルがシステム・ファームウェアに含まれていない場合、レベルは _UNKNOWN_ になります 。

    新規ファームウェアをインストールする時は、デフォルトで一時サイドにインストールされます。 新しいレベルの基本マザーボード・コントローラー・コードを含む新規ファームウェア・レベルをインストールすると、永続サイドに対して _UNKNOWN_ が報告される ことになります。これは問題ではありません。つまり、フラッシュのファームウェア・レベルが、出荷時に含まれている組み合わせではないことを示しています。

    ファームウェアを更新して _UNKNOWN_ が報告されないようにするには、次のステップを実行します。
    1. 該当するオペレーティング・システムのコマンドを使用して、コミット操作を実行する。
    2. コミット操作の完了後、システムを再始動する。
    3. システムが再始動し、オペレーティング・システムが稼働状態になったら、lsmcode コマンドを再実行する。T と P が共に、_UNKNOWN_ ではなくレベル (AT206_061 など) を報告するものと考えられます。
  4. 表示 されているサーバー・ファームウェアのレベルがインストールしたレベルであることを確認します。
  5. 表示されているサーバー・ファームウェアのレベルが、インストールしたレベルでない場合は、フィックスが正常にインストールされたことの検査の失敗を参照してください。

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