7037-A50 または 7047-185 システム用のサーバー・ファームウェア・ フィックスの入手

7037-A50 または 7047-185 システム用にサーバー・ファームウェアの 更新またはアップグレードの方法を説明します。

オペレーティング・システムによるサーバー・ファームウェア・フィックスのインストールは、分断を生じるプロセスです。
7037-A50 または 7047-185 システムをお持ちの場合、タスク 1 から 6 を 実行し、AIX® または Linux® を使用 して、サーバー・ファームウェア・フィックスを入手します。
注: AIX または Linux オペレーティング・システムまたはサーバーを始動できない場合は、オペレーティング・システムまたはサーバーを始動できない場合 の AIX また は Linux による サーバー・ファームウェア・フィックスの適用を参照してください。

タスク 1. AIX または Linux の既存のファームウェア・レベルを表示する

  1. 以下のオプションから選択する。
    • AIX コマンド行を使用する場合は (このタスクを実行するにはサーバー上に AIX 診断がインストールされていることが必要)、ステップ 2 から続行する。
    • Linux コマンド行を使用する場合は、ステップ 4 から続行する。
  2. AIX コマンド行で次のコマンドを入力する。
    lsmcode
    サーバー・ファームウェアの既存レベルが表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    The current permanent system firmware image is SF220_005.
    The current temporary system firmware image is AT061_058.
    The system is currently booted from the temporary image.
    注: lsmcode コマンドが 7037-A50 または 7047-185 システムで実行される場合 、一時または永続フラッシュ・サイドが、ファームウェア・レベルに対して _UNKNOWN_ と報告する場合があります 。これが起こる理由は、基本マザーボード・コントローラー・ファームウェアのレベルが 1 つだけであるからです。 そのレベルがシステム・ファームウェアに含まれていない場合、レベルは _UNKNOWN_ になります 。

    新規ファームウェアをインストールする時は、デフォルトで一時サイドにインストールされます。 新しいレベルの基本マザーボード・コントローラー・コードを含む新規ファームウェア・レベルをインストールすると、永続サイドに対して _UNKNOWN_ が報告される ことになります。これは問題ではありません。つまり、フラッシュのファームウェア・レベルが、出荷時に含まれている組み合わせではないことを示しています。

    ファームウェアを更新して _UNKNOWN_ が報告されないようにするには、次のステップを実行します。
    1. 該当するオペレーティング・システムのコマンドを使用して、コミット操作を実行する。
    2. コミット操作の完了後、システムを再始動する。
    3. システムが再始動し、オペレーティング・システムが稼働状態になったら、lsmcode コマンドを再実行する。T と P が共に、_UNKNOWN_ ではなくレベル (AT206_061 など) を報告するものと考えられます。
  3. タスク 2. ファームウェア・フィックスを表示あるいはダウンロードするから続行する 。
  4. Linux の場合に既存のサーバー・ファームウェア・レベルを表示するには、サーバーに次のサービス・ツールがインストールされている必要があります。
    • Platform Enablement Library – librtas-xxxxx.rpm
    • Service Aids – ppc64-utils-xxxxx.rpm
    • Hardware Inventory – lsvpd-xxxxx.rpm
    ただし、xxxxx は RPM ファイルの特定のバージョンです。
    注: サービス・ツールがご使用のサーバーにインストールされていない場合は、Linux 用のサービス・ツールおよび生産性向上ツールの入手を参照してください。
  5. Linux を実行するサーバーにサービス・ツールをインストールした後で、Linux のコマンド行で次のように入力する。
    lsmcode
    サーバー・ファームウェアの既存レベルが表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    Version of system firmware is: AT061_058(t) AT061_055(p) AT061_058(t)
    注: lsmcode コマンドが 7037-A50 または 7047-185 システムで実行される場合 、一時または永続フラッシュ・サイドが、ファームウェア・レベルに対して _UNKNOWN_ と報告する場合があります 。これが起こる理由は、基本マザーボード・コントローラー・ファームウェアのレベルが 1 つだけであるからです。 そのレベルがシステム・ファームウェアに含まれていない場合、レベルは _UNKNOWN_ になります 。

    新規ファームウェアをインストールする時は、デフォルトで一時サイドにインストールされます。 新しいレベルの基本マザーボード・コントローラー・コードを含む新規ファームウェア・レベルをインストールすると、永続サイドに対して _UNKNOWN_ が報告される ことになります。これは問題ではありません。つまり、フラッシュのファームウェア・レベルが、出荷時に含まれている組み合わせではないことを示しています。

    ファームウェアを更新して _UNKNOWN_ が報告されないようにするには、次のステップを実行します。
    1. 該当するオペレーティング・システムのコマンドを使用して、コミット操作を実行する。
    2. コミット操作の完了後、システムを再始動する。
    3. システムが再始動し、オペレーティング・システムが稼働状態になったら、lsmcode コマンドを再実行する。T と P が共に、_UNKNOWN_ ではなくレベル (AT206_061 など) を報告するものと考えられます。
    次で、出力に表示されるサーバー・ファームウェアのレベルについて習得します。
    AT061_058 (t)
    一時レベル。
    AT061_055 (p)
    永続レベル。
    AT061_058 (t)
    サーバーが現在実行されているレベル。
  6. タスク 2. ファームウェア・フィックスを表示あるいはダウンロードするから続行する 。

タスク 2. ファームウェア・フィックスを表示あるいはダウンロードする

以下の手順に従って、ファームウェア・フィックスを表示あるいはダウンロードします。フィックスはサーバーに直接ダウンロードでき、またインターネットに接続したコンピューターにフィックスをダウンロードし、サーバーに適用するフィックス CD を作成することもできます。必要な場合は、サービスおよびサポートに連絡して、フィックスを収めた CD を注文してください。

  1. インターネットに接続したコンピューターまたはサーバーから、フィックス・セントラル (Fix Central) Web サイト http://www.ibm.com/eserver/support/fixes/ にアクセスする。
  2. 「プロダクト・ファミリー (Product family)」リストで、該当するファミリーを選択する。
  3. 「プロダクト (Product)」のリストで、「ハードウェア・マイクロコードおよび ファームウェア (Hardware microcode and firmware)」を選択する。
  4. 続行 (Continue)」をクリックする。
  5. マイクロコード・ダウンロード (Microcode downloads) の Web サイトで、以下のステップを実行します。
    1. ドロップダウン・リストからご使用のマシン・タイプおよびモデルを選択する 。情報ウィンドウが表示されます。
    2. 続行 (Continue)」をクリックする。使用可能な ファームウェア・レベルが表示されます。
    3. 使用可能なファームウェアを記録します。フィックスをダウンロードする場合は、次のステップへ進んでください。
  6. 次のステップを実行します。
    1. 必要なサーバー・ファームウェア・バージョンの RPM チェック・ボックスを選択する。
    2. ページ下部までスクロールし、「続行 (Continue)」をクリックする。
    3. 続行 (Continue)」を再びクリックする。「ご使用条件 (License agreement)」が表示されます。
    4. 条件を守ることに同意します (I agree to abide by its terms)」をクリック し、「続行 (Continue)」をクリックする。
    5. 表示されるプロンプトのとおりに行う。
  7. 以下のオプションから選択する。

タスク 3. サーバー・ファームウェアを含む RPM ファイルを表示およびアンパックする

RPM ファイルが収められた CD をダウンロードまたは作成した場合は、サーバー・ファームウェアを含む RPM ファイルを表示し、アンパックする必要があります。
  1. RPM ファイルを含む CD をご使用のサーバーのメディア・ドライブに挿入する。
  2. CD をマウントするには、以下のオプションから選択する (root ユーザー権限が必要です)。
    • AIX システムで作業する場合は、AIX コマンド行で次のように入力する。
      mount /dev/cd0 /mnt
    • Linux システム上で作業している場合は、Linux コマンド行に次のいずれかのコマンドを入力する。
      mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt

      または

      mount -t iso9660 /dev/dvdrom /mnt
  3. 以下のオプションから選択する。
    • 正常 にマウントされたら、ステップ 5 か ら続行する。
    • マウントが失敗 した場合は、次のステップから続行する。
  4. mount: 0506-324 Cannot mount /dev/cd0 on /mnt」というメッセージを受け取った 場合は、以下のステップを実行して CD をマウントします。
    1. 次のコマンドを入力する。
      /usr/sbin/mount -v 'cdrfs' -f'' -p'' -r'' /dev/cd0 /mnt

      fp、および r の後ろの引用符は、2 つの単一引用符で、引用符の間にスペースは入れません。

      注: System Management Interface Tool (SMIT) を使用して CD をマウントする場合は、System Management Interface Tool を使用した AIX 用フィックス CD のマウントを参照してください。
    2. 次のステップを続行します。
  5. RPM ファイル名を表示するには、AIX または Linux コマンド行に次のコマンドを入力する。

    RPM ファイルが CD に収められている場合は、次のように入力する。

    ls /mnt
    RPM ファイルがサーバーに収められている場合は、次のように入力する。
    ls /tmp/fwupdate
    RPM ファイルの名前が表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    AT2xx-yyy-2.rpm
  6. RPM ファイルをアンパックするには、AIX または Linux コマンド行に次のいずれかのコマンドを入力する。
    • CD からアンパックする場合は、次のように入力する。
      rpm -Uvh --ignoreos /mnt/filename.rpm
    • サーバー上のハード・ディスクからアンパックする場合は、次のように入力する。
      rpm -Uvh --ignoreos /tmp/fwupdate/filename.rpm
      ここで、filename はサーバー・ファームウェアの入っている RPM ファイルの名前です。 例えば、AT2xx-yyy-2.rpm など。
      注: RPM ファイルがアンパックされると、サーバー・ファームウェア・フィックス・ファイルがサーバーのハード・ディスク上の /tmp/fwupdate ディレクトリーに AT2xx-yyy-2.img の名前フォーマットで保管されます。
  7. タスク 4. AIX または Linux によってサーバー・ファームウェア・フィックスをサービス・プロセッサーの一時サイドに適用するから続行する。

タスク 4. AIX または Linux によってサーバー・ファームウェア・フィックスをサービス・プロセッサーの一時サイドに適用する

  1. サービス・プロセッサーの一時サイドからシステムを開始していることを確認する。システムが永続サイドからブートされていると、ファームウェアのインストールは失敗します。 開始元のサイドを検出する方法、および必要な場合に他方のサイドに切り替える方法について詳しくは、サービス・プロセッサーの一時サイドと永続サイドでの作業を参照してください。
  2. update_flash コマンド (AIX または Linux) を使用して、サーバー・ファームウェアをインストールするには、ステップ 3 から続行する。
    注: AIX がインストールされていて、フィックスのインストールに AIX 診断を使用する場合は、AIX 診断を使用した、AIX によるサーバー・ファームウェア・フィックスのインストールを参照してください。 CD からフィックスをインストールする予定である場合は、Microcode Updates Files & Discovery Tool CD を入手し、AIX 診断を使用する必要があります。
  3. 次のステップでは、サーバー・ファームウェア・フィックス・ファイル名が必要になる。 名前を表示するには、AIX または Linux コマンド行で次のように入力する。
    ls /tmp/fwupdate
    サーバー・ファームウェア・フィックス・ファイルの名前が表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    AT2xx-yyy-2.img
    注: このタスクを行うには、root ユーザー権限が必要です。
  4. サーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするには、以下のオプションから選択する。
    • AIX を更新する場合は、AIX コマンド行で次のように入力する。
      cd /tmp/fwupdate
      /usr/lpp/diagnostics/bin/update_flash -f fwlevel

      ここで、fwlevel は、特定のサーバー・ファームウェア・フィックス・ファイル名 (AT2xx-yyy-2.img など) です。

    • Linux を更新する場合は、Linux コマンド行で次のように入力する。
      cd /tmp/fwupdate
      /usr/sbin/update_flash -f fwlevel

      ここで、fwlevel は、特定のサーバー・ファームウェア・フィックス・ファイル名 (AT2xx-yyy-2.img など) です。

    サーバー・ファームウェア・インストールのプロセス中は、コントロール・パネルに参照コード CA2799FD および CA2799FF が 交互に表示されます。インストールの完了後、システムは自動的に電源オフされて電源オンされます。

  5. タスク 5. フィックスが正しくインストールされたことを確認するから続行する。

タスク 5. フィックスが正しくインストールされたことを確認する

  1. AIX または Linux のコマンド行を使用する場合は (オペレーティング・システムが実行されていて、診断が使用可能であることが必要です)、次のステップから続行する。
  2. コマンド行で次のように入力する。
    lsmcode
    サーバー・ファームウェアの既存レベルが表示されます。例えば、 次のような出力が表示されます。
    The current permanent system firmware image is SF220_005.
    The current temporary system firmware image is AT061_058.
    The system is currently booted from the temporary image.
    注: lsmcode コマンドが 7037-A50 または 7047-185 システムで実行される場合 、一時または永続フラッシュ・サイドが、ファームウェア・レベルに対して _UNKNOWN_ と報告する場合があります 。これが起こる理由は、基本マザーボード・コントローラー・ファームウェアのレベルが 1 つだけであるからです。 そのレベルがシステム・ファームウェアに含まれていない場合、レベルは _UNKNOWN_ になります 。

    新規ファームウェアをインストールする時は、デフォルトで一時サイドにインストールされます。 新しいレベルの基本マザーボード・コントローラー・コードを含む新規ファームウェア・レベルをインストールすると、永続サイドに対して _UNKNOWN_ が報告される ことになります。これは問題ではありません。つまり、フラッシュのファームウェア・レベルが、出荷時に含まれている組み合わせではないことを示しています。

    ファームウェアを更新して _UNKNOWN_ が報告されないようにするには、次のステップを実行します。
    1. 該当するオペレーティング・システムのコマンドを使用して、コミット操作を実行する。
    2. コミット操作の完了後、システムを再始動する。
    3. システムが再始動し、オペレーティング・システムが稼働状態になったら、lsmcode コマンドを再実行する。T と P が共に、_UNKNOWN_ ではなくレベル (AT206_061 など) を報告するものと考えられます。
  3. 表示 されているサーバー・ファームウェアのレベルがインストールしたレベルであることを確認します。
  4. 表示されているサーバー・ファームウェアのレベルが、インストールしたレベルでない場合は、フィックスが正常にインストールされたことの検査の失敗を参照してください。

タスク 6. (オプション) サーバー・ファームウェア・フィックスの永続インストール

新しいレベルのサーバー・ファームウェアが正しく動作するか確認するため、一定期間そのファームウェアを使用したい場合があります。 新しいレベルのファームウェアが正しく動作することを確認したら、そのサーバー・ファームウェア・フィックスを永続的にインストールできます。
注: サーバー・ファームウェア・フィックスを永続的にインストールする場合 (一時ファームウェア・レベルを一時サイドから永続サイドにコピーすると、一時サイドと 永続サイドの両方に同じレベルのファームウェアが含まれます)、以前に永続サイドにあったレベルに戻すことはできません。

サーバー・ファームウェア・フィックスを永続的にインストールする方法の説明については、ファームウェア (ライセンス内部コード) フィックスの永続的インストールを参照してください。


フィードバックの送信 | このページの評価