インターネット接続を備えた HMC を使用するサーバー・ファームウェアおよび電源サブシステム・ファームウェアのフィックスの入手

HMC またはサーバーからのインターネット接続が確立している場合に、HMC からサーバー・ファームウェアおよび電源サブシステム・ファームウェア ( モデル 575 または 59x サーバーを使用している場合) を更新またはアップグレードする方法を説明します。

注: サーバーに適用するフィックスまたは新機能を HMC が処理できるように、サーバー・ファームウェアまたは電源サブシステム・ファームウェアのフィックスをインストールする前に、HMC フィックスをインストールする必要があります。また、HMC がファームウェア・リリース・レベルの異なる複数のサーバーを管理する場合、 HMC マシン・コード・レベルは、最新リリース・レベルのサーバー上のシステム・ファームウェア・レベルと同じかあるいはそれ以上である必要があります。

HMC フィックスのインストール後に、次のうちいずれかを実行する必要があります。すなわち、 電源サブシステム・ファームウェアとサーバー・ファームウェア・フィックスを一緒にインストールするか、 あるいは電源サブシステム・ファームウェアを最初にインストール し (モデル 575 または 59x サーバーを使用している場合)、 次にサーバー・ファームウェアをインストールします。

タスク 1 から 6 を実行し 、サーバー・ファームウェアと電源サブシステム・ファームウェア・フィックスを入手 します (モデル 575 また は 59x サーバーを使用している場合)。

注: デフォルトでは、サーバー・ファームウェアを一時サイドにインストールするには、その前に一時サイドの既存の内容を永続サイドに永続的にインストールする必要があります。(このプロセスは、サーバー・ファームウェア・フィックスのインストール時に自動的に実行されます。) 永続サイドの内容を保存する必要がある場合は、HMC インターフェースの「拡張機能」から「インストールと活動化」を選択し、ファームウェア・レベルを自動的に受け入れない ように指示します。

タスク 1. インターネットに接続していることを確認する

サービスおよびサポートのシステムまたは Web サイトから、HMC またはサーバーにフィックスをダウンロードするには、モデム、直接または間接インターネット、またはパススルー・システムのいずれかを経由して、サービスおよびサポートに接続する必要があります。

サービス接続を確認するには、以下のステップに従います。

  1. ナビゲーション領域で、「サービス・アプリケーション」を開く。
  2. リモート・サポート」を選択する。
  3. アウトバウンド接続のカスタマイズ」を選択する。
  4. HMC 用に選択したアウトバウンド接続のタイプのタブを選択する (ローカル、モデム、 インターネット VPN、またはパススルー・システム)。 これらの設定について詳しくは、HMC からの接続タイプの指定を参照してください。
    注: サービスおよびサポートへの接続が存在しない場合、この手順を進める前にサービス接続をセットアップします。サービスおよびサポートへの接続をセットアップする方法の説明は、サービスおよびサポートに接続するための AIX、IBM i5/OS、 Linux、および HMC のセットアップを参照してください。
  5. テスト」をクリックする。
  6. テストが正常に完了するか確認する。 テストが正常でない場合、この手順を進める前に、接続のトラブルシューティングを行い、問題を修復します。

タスク 2. HMC マシン・コードのバージョンおよびリリースを確認する

ご使用の HMC マシン・コードのレベルによって、並行サーバー・ファームウェア保守や、新規リリースへのアップグレードの機能拡張など、使用できる機能は異なります。

  1. ナビゲーション領域で、「ライセンス内部コード保守」を開く。
  2. HMC コードの更新」を選択する。
  3. コンテンツ領域で、「状況」領域にあるご使用の HMC マシン・コードのバージョンおよびリリースを探す。
  4. バージョンおよびリリースを記録する。

タスク 3. HMC を使用して既存のファームウェア・レベルを表示する

  1. 管理対象システムと電源フレーム (モデル 575 ま たは 59x サーバーを使用する場合) が 正しい状態になっていることを確認する。
    1. HMC で、「サーバーおよびパーティション」を選択する。
    2. サーバー管理」を選択し、状態が「電源オフ」、「スタンバイ」、または「操作中」であることを確認する。
    3. モデル 575 また は 59x サーバーを使用する場合は 、「フレーム管理」を選択し、状態が「スタンバイ」であることを確認する。
  2. HMC で、「ライセンス内部コード保守」フォルダーを展開する。
  3. ライセンス内部コード更新」アイコンをクリックする。
  4. コンテンツ領域で、「現行リリースのライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code for the current release)」をクリックする。
  5. 「ターゲット・オブジェクトの選択」ウィンドウで、ターゲット・システムをクリックし、「了解」をクリックする。 ターゲットとは、 ファームウェアのレベルを確認したい管理対象システムのことです。
  6. 「ライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code)」ウィンドウで、「システム情報の表示」を選択し、「了解」をクリックする。
  7. 「LIC リポジトリーの指定」ウィンドウで「なし」を選択し、「了解」をクリックする。 ターゲット・システムのシステム情報を示すウィンドウが表示されます。
    • インストールされるレベル」は、インストール済みで、管理対象システムの電源オフおよび電源オンの後にメモリーにインストールされるファームウェアのレベルを示します。
    • 活動化レベル」は、メモリー内でアクティブで実行中のファームウェアのレベルを示します。
    • 受け入れ済みレベル」は、ファームウェアのバックアップ・レベルを示します。インストール 済みレベルを除去することに決めた場合は、ファームウェアをバックアップ・レベルに戻すことができます。
  8. インストールされるレベルを記録し、「閉じる」をクリックする。
  9. 取消」をクリックする。

タスク 4. 使用可能なファームウェア・レベルを表示する

使用可能レベルを表示するには、次の手順で行います。
  1. HMC で、「ライセンス内部コード保守」フォルダーを展開する。
  2. ライセンス内部コード更新」アイコンをクリックする。
  3. コンテンツ領域で、「現行リリースの内部コードの変更 (Change Internal Code for the current release)」をクリックする。
  4. 「ターゲット・オブジェクトの選択」ウィンドウで、ターゲット・システムをクリックし、「了解」をクリックする。
  5. 「内部コードの変更」ウィンドウで、「システム情報の表示」を選択し、「了解」をクリックする。
  6. 「LIC リポジトリーの指定」ウィンドウで、使用可能なファームウェア・フィックスを表示リポジトリーする位置を選択して、「了解」をクリックする。 以下のオプションを使用できます。
    • IBM サービス Web サイト (このサイトでは最新レベルのフィックスが提供されます。 このサイトにアクセスするには、直接のインターネット接続が必要です。)
    • IBM サポート・システム (このサイトではすべての使用可能なレベルのフィックスが提供されます。このシステムにアクセスするには、モデム接続または直接のインターネット接続のいずれかが使用できます。)
    • DVD-RAM メディア: 既にフィックスを CD に記録してあり、それが HMC の DVD ドライブ内にある場合は、このオプションを選択します。
      注: DVD-RAM メディア・リポジトリーを選択した場合に、作成した CD を使用すると入出力エラーが出されるときは、CD の作成に使用したソフトウェアが、HMC の一時レコード書き込みの要件に準拠していない可能性があります。
    • FTP サイト: 既にフィックスを FTP サイトにダウンロードしてある場合は、このオプションを選択します。(このサイトは、貴社の拡張サポート担当員によって事前にセットアップされている場合があります。) FTP サーバーは、FTP サーバー・プロトコルがアクティブになっている任意のシステムです。FTP サイトを選択する場合は、以下の情報がわかっている必要があります。
      注: 通常、PC では FTP クライアントのみがアクティブになっています。
      • FTP サイト - フィックスをダウンロードする元となる FTP サーバーの完全修飾ホスト名とドメイン名。
      • ユーザー ID - FTP サーバーで使用するユーザー ID。
      • パスワード - FTP サーバーのパスワード。
      • ディレクトリー - サーバー・ファームウェア・フィックスまたは電源サブシステム・ファームウェア・フィックスを保持している FTP サーバー上のディレクトリー。フィックスをデフォルト・ディレクトリーに置いた場合は、デフォルト・ディレクトリー /opt/ccfw/data を指定することができます。あるいは、 フィックスがデフォルト・ディレクトリー以外のディレクトリーにある場合は、 ディレクトリー・パスを変更することができます。 例えば、フィックスをダウンロードして FTP サーバー上の固有のディレクトリーにコピーした場合、 そのディレクトリーを指定することができます。
    • ハード・ディスク: 既にフィックスを HMC 上のハード・ディスクにダウンロードしてある場合は、このオプションを選択します。(このリポジトリーは、別の管理対象システムまたは電源サブシステムに対してこの HMC が最後に完了した更新として、このリリースのコード更新が正常に行われた後に選択できます。)
      注: それぞれのリポジトリー・ロケーションについて詳しくは、「ヘルプ」をクリックしてください。
    ファームウェアの検索可能レベルを含む、ターゲット・システムのシステム情報を 示すウィンドウが表示されます。
    注: 選択済みリポジトリーで使用可能なファームウェア・フィックスがない場合、 テーブルの列は空欄になります。
  7. 使用可能なファームウェア・レベルを記録する。

タスク 5. 現行リリースを更新するか新規リリースにアップグレードする

注: コードの更新中にエラーの発生を受信し、HMC 内のサービス・フォーカル・ポイント・アプリケーションに切り替えられた場合は、コードの更新を失敗させる原因となった開いているイベントを修復し、閉じる必要があることを意味します。 詳しくは、HMC 用のサービス・フォーカル・ポイントの使用を参照してください。 更新中に、HSCFxxxx 参照コードを受け取った場合は、HSCFxxxx ライセンス内部コードのエラー・コードを参照してください。

現行リリースを更新するか、新規リリースにアップグレードするには、次の手順で行います。

  1. サーバーに適用するフィックスまたは新機能を HMC が処理できるように、サーバー・ファームウェアまたは電源サブシステム・ファームウェアのフィックスをインストールする前に、HMC フィックスをインストールする必要があります。また、HMC がファームウェア・リリース・レベルの異なる複数のサーバーを管理する場合、 HMC マシン・コード・レベルは、最新リリース・レベルのサーバー上のシステム・ファームウェア・レベルと同じかあるいはそれ以上である必要があります。HMC マシン・コードを更新する方法については、HMC マシン・コード・フィックスとアップグレードの入手を参照してください。 その後、次のうちいずれかを実行する必要があります。 電源サブシステム・ファームウェアとサーバー・ファームウェア・フィックスを一緒にインストールするか、 あるいは電源サブシステム・ファームウェアを最初にインストール し (モデル 575 また は 59x サーバーを使用している場合)、 次にサーバー・ファームウェアをインストールする。
  2. 管理対象システムと電源フレーム (モデル 575 ま たは 59x サーバーを使用する場合) が 正しい状態になっていることを確認する。
    1. HMC で、「サーバーおよびパーティション」を選択する。
    2. サーバー管理」を選択し、状態が「電源オフ」、「スタンバイ」、または「操作中」であることを確認する。
    3. モデル 575 また は 59x サーバーを使用する場合は 、「フレーム管理」を選択し、状態が「スタンバイ」であることを確認する。
  3. ライセンス内部コード保守」フォルダーを展開する。
  4. ライセンス内部コード更新」アイコンをクリックする。
  5. 以下のオプションから選択する。

タスク 5.1. 現行リリースを更新する

  1. コンテンツ領域で、「現行リリースのライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code for the current release)」をクリックする。
  2. 「ターゲット・オブジェクトの選択」ウィンドウで、ターゲット・システムをクリックし、「了解」をクリックする。 ターゲットとは、更新したい管理対象システムのことです。
    注: 複数の管理対象システムを選択し、それを同時に更新することができます。 575 システムを使用する場合、 考慮事項を検討してから、複数の管理対象システムの更新またはアップグレードを選択する必要があります。詳しくは、HMC を使用してファームウェアを複数の管理対象システムへ適用するを参照してください。
  3. 「ライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code)」ウィンドウで、「ライセンス内部コードの変更ウィザードの開始 (Start Change Licensed Internal Code wizard)」を選択し、「了解」をクリックする。
  4. 「LIC リポジトリーの指定」ウィンドウで、サーバー・ファームウェア・フィックスまたは電源サブシステム・ファームウェア・フィックスのダウンロード元となるリポジトリー・ロケーションを選択して、「了解」をクリックする。 以下のオプションを使用できます。
    • IBM サービス Web サイト (このサイトでは最新レベルのフィックスが提供されます。 このサイトにアクセスするには、直接のインターネット接続が必要です。)
    • IBM サポート・システム (このサイトではすべての使用可能なレベルのフィックスが提供されます。このシステムにアクセスするには、モデム接続または直接のインターネット接続のいずれかが使用できます。)
      注: モデム経由で行うサーバー・ファームウェアまたは電源サブシステム・ファームウェア用フィックスのダウンロードには数時間かかる場合があります。
    • DVD-RAM メディア: 既にフィックスを CD に記録してあり、それが HMC の DVD ドライブ内にある場合は、このオプションを選択します。
      注: DVD-RAM メディア・リポジトリーを選択した場合に、作成した CD を使用すると入出力エラーが出されるときは、CD の作成に使用したソフトウェアが、HMC の一時レコード書き込みの要件に準拠していない可能性があります。
    • FTP サイト: 既にフィックスを FTP サイトにダウンロードしてある場合は、このオプションを選択します。(このサイトは、貴社の拡張サポート担当員によって事前にセットアップされている場合があります。) FTP サーバーは、FTP サーバー・プロトコルがアクティブになっている任意のシステムです。FTP サイトを選択する場合は、以下の情報がわかっている必要があります。
      注: 通常、PC では FTP クライアントのみがアクティブになっています。
      • FTP サイト - フィックスをダウンロードする元となる FTP サーバーの完全修飾ホスト名とドメイン名。
      • ユーザー ID - FTP サーバーで使用するユーザー ID。
      • パスワード - FTP サーバーのパスワード。
      • ディレクトリー - サーバー・ファームウェア・フィックスまたは電源サブシステム・ファームウェア・フィックスを保持している FTP サーバー上のディレクトリー。フィックスをデフォルト・ディレクトリーに置いた場合は、デフォルト・ディレクトリー /opt/ccfw/data を指定することができます。あるいは、 フィックスがデフォルト・ディレクトリー以外のディレクトリーにある場合は、 ディレクトリー・パスを変更することができます。 例えば、フィックスをダウンロードして FTP サーバー上の固有のディレクトリーにコピーした場合、 そのディレクトリーを指定することができます。
    • ハード・ディスク: 既にフィックスを HMC 上のハード・ディスクにダウンロードしてある場合は、このオプションを選択します。(このリポジトリーは、別の管理対象システムまたは電源サブシステムに対してこの HMC が最後に完了した更新として、このリリースのコード更新が正常に行われた後、または HMC インターフェースの「拡張機能」から「検索」機能を使用してフィックスをダウンロードした後に選択できます。)
      注: それぞれのリポジトリー・ロケーションについて詳しくは、「ヘルプ」をクリックしてください。
  5. 「ようこそ」ウィンドウで、「次へ」をクリックする。 次のいずれかになります。
    • 選択したリポジトリーに、現行リリースへの更新のみがある場合は、ステップ 6 から続行する。
    • 新しいアップグレード・レベルが使用可能であることを示すメッセージが表示された場合は、次のオプションから選択する。
      • 取消」をクリックして、新規リリースへのアップグレードに切り替える。 リポジトリーを再選択する必要はありません。その後、タスク 5.2 の ステップ 4 から続行します。
      • 現行リリースの更新に進むために「了解」をクリックし、ステップ 6 から続行する。
    • 現行リリースに対して使用可能な更新またはアップグレードがない場合は、ターゲットが最新で あることを示すメッセージが表示されます。この場合は、「取消」をクリックしてタスクを終了します。
  6. 「ライセンス内部コードの変更ウィザード (Change Licensed Internal Code wizard)」ウィンドウで、「管理対象システムおよび電源 LIC (Managed System and Power LIC)」が選択されていることを確認し、次のオプションから選択する。
    • ウィンドウ内で、「現在のインストール・タイプ選択」から続くメッセージがぼかし表示されている場合は、ステップ 7 から続行する。
    • ウィンドウ内で、「現在のインストール・タイプ選択」から続いて並行更新の可用性に関するメッセージが表示されている場合は、次のオプションから選択する。
      • 並行更新を続行するには、次の手順で行う。
        1. 表示されるメッセージを読む。
          Notice:  Do not perform any configuration or management
          operations on the managed system while
          Licensed Internal Code is being updated. 
          注: ファームウェア更新が完了するまで、更新中の管理対象システム上でタスクを実行しないでください。 操作が行われた場合でも、コード更新と操作の両方が正しく完了する可能性があります。 ただし、障害が発生した場合は、操作を新しく再試行する前に、更新が完了するまで待ってください。 並行ファームウェア更新が失敗した場合は、破壊されたイメージを除去し、ライセンス内部コードの並行更新を再試行します。詳しくは、現行のファームウェア (ライセンス内部コード) レベルの除去を参照してください。
        2. ステップ 7 から続行する。
      • 更新を分断インストールおよび活動化するよう変更するには、「詳細オプション」をクリックする。
        1. 「並行性 (Concurrency)」ウィンドウで、更新するターゲットを選択する。 インストールのタイプが「並行性状況」フィールドに表示されます。
        2. 「実行するインストール・タイプの選択」領域で、選択可能なオプションから選択する。次のようなオプションがあります。
          • 並行インストールおよび活動化
          • 並行インストールのみで分断活動化を据え置き
          • 分断インストールおよび活動化
        3. 了解」をクリックし、ステップ 7 から続行する。
  7. 次へ」をクリックする。「ハードウェア管理コンソールのご使用条件」ウィンドウが表示されます。
  8. 「ご使用条件」ウィンドウで、内容をお読みになってから「同意する」をクリックする。
  9. 「アクションの確認」ウィンドウで、必要なアクションを実行し、 「完了」をクリックする。

    次のメッセージが HMC インターフェースに表示 された場合は、プロセス中にシステムによって異常にシャットダウンされることを防ぐために、アプリケーション と論理区画をすべて手動でシャットダウンする必要があります。 「ご使用のオペレーティング・システムで現在稼働中の、以下のシステムに関するアプリケーションをすべて静止してください。

    次のように通常の手順を使用して論理区画をシャットダウンします。

    分断を生じるプロセスの終了時には、管理対象システムは自動的に元の状態に戻ります。

  10. フィックスが正常にインストールされたことを確認するには、タスク 6. フィックスが正しくインストールされたことを確認するを参照してください。

タスク 5.2. 新規リリースにアップグレードする

  1. 新規リリースにアップグレードする場合は、コンテンツ領域で「ライセンス内部コードを新規リリースにアップグレード (Upgrade Licensed Internal Code to a new release)」をクリックする。
  2. 「ターゲット・オブジェクトの選択」ウィンドウで、ターゲット・システムをクリックし、「了解」をクリックする。ターゲット とは、ファームウェアを新しいリリースにアップグレードしたい管理対象システムのことです。
    注: 複数の管理対象システムを選択し、それを同時に更新することができます (DVD リポジトリー がアップグレード 中に使用され、アップグレードが順次実行される場合を除く)。また 、575 システムを使用する場合、 考慮事項を検討してから、複数の管理対象システムの更新またはアップグレードを選択する必要があります 。DVD リポジトリーをアップグレード中に使用する場合の詳細について、およ び 575 システムを更新またはアップグレードする際の考慮事項については、HMC を使用してファームウェアを複数の管理対象システムへ適用するを参照してください。
  3. 「LIC リポジトリーの指定」ウィンドウで、サーバー・ファームウェア・フィックスまたは電源サブシステム・ファームウェア・フィックスのダウンロード元となるリポジトリー・ロケーションを選択して、「了解」をクリックする。
    注: DVD-RAM メディア・リポジトリーのみが使用可能であるというメッセージが出た場合、インストールされている HMC マシン・コード・リリースが適切ではないことを示しています。続行する前に、HMC マシン・コードを更新する必要があります。 詳しくは、HMC マシン・コード・フィックスとアップグレードの入手を参照してください。
    以下のオプションを使用できます。
    • IBM サービス Web サイト (このサイトでは最新レベルのフィックスが提供されます。 このサイトにアクセスするには、直接のインターネット接続が必要です。)
    • IBM サポート・システム (このサイトではすべての使用可能なレベルのフィックスが提供されます。このシステムにアクセスするには、モデム接続または直接のインターネット接続のいずれかが使用できます。)
      注: モデム経由で行うサーバー・ファームウェアまたは電源サブシステム・ファームウェア用フィックスのダウンロードには数時間かかる場合があります。
    • DVD-RAM メディア: 既にフィックスを CD に記録してあり、それが HMC の DVD ドライブ内にある場合は、このオプションを選択します。
      注: DVD-RAM メディア・リポジトリーを選択した場合に、作成した CD を使用すると入出力エラーが出されるときは、CD の作成に使用したソフトウェアが、HMC の一時レコード書き込みの要件に準拠していない可能性があります。
      注: 複数の管理対象システムのアップグレードを選択した場合、DVD-RAM メディア・リポジトリーはアップグレードを順次実行します。詳しくは、HMC を使用してファームウェアを複数の管理対象システムへ適用するを参照してください。
    • FTP サイト: 既にフィックスを FTP サイトにダウンロードしてある場合は、このオプションを選択します。(このサイトは、貴社の拡張サポート担当員によって事前にセットアップされている場合があります。) FTP サーバーは、FTP サーバー・プロトコルがアクティブになっている任意のシステムです。FTP サイトを選択する場合は、以下の情報がわかっている必要があります。
      注: 通常、PC では FTP クライアントのみがアクティブになっています。
      • FTP サイト - フィックスをダウンロードする元となる FTP サーバーの完全修飾ホスト名とドメイン名。
      • ユーザー ID - FTP サーバーで使用するユーザー ID。
      • パスワード - FTP サーバーのパスワード。
      • ディレクトリー - サーバー・ファームウェア・フィックスまたは電源サブシステム・ファームウェア・フィックスを保持している FTP サーバー上のディレクトリー。フィックスをデフォルト・ディレクトリーに置いた場合は、デフォルト・ディレクトリー /opt/ccfw/data を指定することができます。あるいは、 フィックスがデフォルト・ディレクトリー以外のディレクトリーにある場合は、 ディレクトリー・パスを変更することができます。 例えば、フィックスをダウンロードして FTP サーバー上の固有のディレクトリーにコピーした場合、 そのディレクトリーを指定することができます。
  4. 「ご使用条件」ウィンドウで、内容をお読みになってから「同意する」をクリックする。
  5. 「アクションの確認」ウィンドウで、必要なアクションを実行し、 「完了」をクリックする。

    次のメッセージが HMC インターフェースに表示 された場合は、プロセス中にシステムによって異常にシャットダウンされることを防ぐために、アプリケーション と論理区画をすべて手動でシャットダウンする必要があります。 「ご使用のオペレーティング・システムで現在稼働中の、以下のシステムに関するアプリケーションをすべて静止してください。

    次のように通常の手順を使用して論理区画をシャットダウンします。

    分断を生じるプロセスの終了時には、管理対象システムは自動的に元の状態に戻ります。

  6. フィックスが正常にインストールされたことを確認するには、タスク 6. フィックスが正しくインストールされたことを確認するを参照してください。

タスク 6. フィックスが正しくインストールされたことを確認する

  1. 管理対象システムと電源フレーム (モデル 575 ま たは 59x サーバーを使用する場合) が 正しい状態になっていることを確認する。
    1. HMC で、「サーバーおよびパーティション」を選択する。
    2. サーバー管理」を選択し、状態が「電源オフ」、「スタンバイ」、または「操作中」であることを確認する。
    3. モデル 575 また は 59x サーバーを使用する場合は 、「フレーム管理」を選択し、状態が「スタンバイ」であることを確認する。
  2. HMC で、「ライセンス内部コード保守」フォルダーを展開する。
  3. ライセンス内部コード更新」アイコンをクリックする。
  4. 「コンテンツ」領域で、「ライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code)」をクリックする。
  5. 「ターゲット・オブジェクトの選択」ウィンドウで、ターゲット・システムをクリックし、「了解」をクリックする。 ターゲットとは、 ファームウェアのレベルを確認したい管理対象システムのことです。
  6. 「ライセンス内部コードの変更 (Change Licensed Internal Code)」ウィンドウで、「システム情報の表示」を選択し、「了解」をクリックする。
  7. 「LIC リポジトリーの指定」ウィンドウで「なし」を選択し、「了解」をクリックする。 ターゲット・システムのシステム情報を示すウィンドウが表示されます。
  8. ファームウェアのインストール済みレベルおよび活動化レベルが、インストールしたフィックスと一致することを確認する。
  9. ファームウェアのインストール済みレベルおよび活動化レベルが、インストールしたフィックスと一致しない場合は、フィックスが正常にインストールされたことの検査の失敗を参照してください。

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