IBM® i5/OS を使用したサーバー・ファームウェア・フィックスの入手

i5/OS® を使用してサーバー・ファームウェアを更新またはアップグレードする方法を説明します。

i5/OS を使用している場合は、サーバー・ファームウェア・フィックスおよびオペレーティング・システム PTF を同時にダウンロードできます。 HMC を使用していれば、サーバー・ファームウェア・フィックスを HMC によって入手することも、サーバー・ファームウェアと PTF を i5/OS によって同時に入手することもできます (モデル 575 または 59x のサーバーの場合を除く)。ただし、HMC による並行サーバー・ファームウェア更新が使用可能な場合は、HMC の使用を選択することをお勧めします。
注: オペレーティング・システムによるサーバー・ファームウェア・フィックスのインストールは、分断を生じる (並行でない) プロセスです。
  1. モデル 575 または 59x のサーバーを使用していますか?
  2. ご使用の i5/OS サーバーまたは論理区画は、HMC によって管理されていますか?

HMC が管理しないシステム の i5/OS を使用した サーバー・ファームウェア・フィックスの入手

i5/OS を使用している場合は、サーバー・ファームウェア・フィックスおよびオペレーティング・システム PTF を同時にダウンロードできます。
  1. ご使用の i5/OS システムまたは論理区画は、インターネットに接続されていますか?
    • はい: 次のステップから続行します。
    • いいえ: ステップ 4 から続行します。
  2. サービス区画上 で i5/OS PTF インストール機能を使用して、サーバー・ファームウェア・フィックスを インストールする。
    • フィックスの使用に関しての詳細は 、iSeries™ Information Center のソフトウェア・フィックス の使用のトピックを参照してください。
    • サーバー・ファームウェア・フィックスを i5/OS フィックスとともにインストールする方法についての説明は 、iSeries Information Center のフィックス のインストールのトピックを参照してください。
    注: サーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするために i5/OS サービス区画をシャットダウンすると、システム参照コード D6xx430B または D6xx430A が長時間表示されることがあります。xx が定期的に増加し続けていれば、これはサーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするときの正常な処理の一部です。 サーバーが処理を完了するまで待ち、この処理を中断しないでください。
  3. フィックスが正常にインストールされたことを確認するために、フィックスが正しくインストールされたことを確認するから 続行する。
  4. CD のサーバー・ファームウェア・フィックスを注文する方法については 、フィックスの オーダーのトピックを参照してください。
    注: サーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするために i5/OS サービス区画をシャットダウンすると、システム参照コード D6xx430B または D6xx430A が長時間表示されることがあります。xx が定期的に増加し続けていれば、これはサーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするときの正常な処理の一部です。 サーバーが処理を完了するまで待ち、この処理を中断しないでください。
  5. フィックスの到着後、インストールする。
  6. フィックスが正しくインストールされたことを確認するから続行する。

HMC が管理するシステムの、IBM i5/OS を 使用したサーバー・ファームウェア・フィックスの入手

ご使用のサーバーは、デフォルトでは HMC を使用してサーバー・ファームウェア・フィックスをダウンロードし、インストールするようにセットアップされています。 したがって、オペレーティング・システムがフィックスを ダウンロードしインストールできるようにするには、このデフォルト設定を変更する必要があります。 さらに、ご使用の論理区画の 1 つを、サービス区画として指定する必要があります。 ご使用のハードウェアがインターネットに接続されていない場合は、さらにサーバー・ファームウェア・ フィックスが入っている CD を入手する必要があります。
  1. i5/OS 論理区画が複数ある場合は、次の手順で、i5/OS 論理区画の 1 つをサービス区画として指定する。
    1. ナビゲーション領域で、「サーバーおよびパーティション」を開く。
    2. サーバー管理」を選択する。
    3. コンテンツ領域で、管理対象システムを右マウス・ボタン・クリックして、「属性」を選択する。
    4. 「サービス・パーティション」フィールドで、サービス区画として指定したい論理区画を選択する。
    5. 了解」をクリックする。
  2. 次の手順で、ファームウェア更新ポリシーを HMC から i5/OS オペレーティング・システムに変更する。
    1. 次の情報に注意してください。

      ファームウェア更新ポリシーを i5/OS オペレーティング・システムに変更する前に、管理対象システム上のサーバー・ファームウェア・レベルと、サービス区画にインストールされているサーバー・ファームウェアについて認識しておく必要があります。 管理対象システムおよびサービス区画上のサーバー・ファームウェア・レベルを確認する方法についての 説明は、フィックスのレベルの表示のトピックを参照してください。

      ファームウェア更新ポリシーをオペレーティング・システムに設定する場合、 サービス区画上のライセンス内部コードのサーバー・ファームウェア部分の現行レベルが、 サービス区画が次回シャットダウンされる時に管理対象システム用で実行されている サーバー・ファームウェアを更新するのに使用されます。その結果として、 サービス区画上のサーバー・ファームウェアが管理対象システム用で実行されている サーバー・ファームウェアよりも低いレベルである場合、インストール・プロセスは、 サービス区画が次回シャットダウンされる時に、低い方のレベルのサーバー・ファームウェアを 管理対象システムにインストールする可能性があります。

      この状態を避けるには、ファームウェア更新ポリシーをオペレーティング・システムに変更する前に、サービス区画に正しいサーバー・ファームウェア PTF がインストールされていることを確認する必要があります。 サービス区画上のサーバー・ファームウェアは、ファームウェア更新ポリシーをオペレーティング・システムに 変更する前に、管理対象システム上で実行されているサーバー・ファームウェアと 同じかそれより高いレベルであることが必要です。

    2. 以下の方法のいずれか 1 つを使用して、 ファームウェア更新ポリシーを変更することができます。
      • Advanced System Management Interface (ASMI): ASMI を使用してファームウェア更新ポリシーを HMC からオペレーティング・システムに変更する場合は、ファームウェア更新ポリシーの変更のトピックを参照してください。 ASMI には、HMC GUI のサービス・フォーカル・ポイントを介して、またはご使用のブラウザーを ASMI に 指定することにより、アクセスすることができます。 これらのメニューにアクセスするには、ASMI 管理者ログインおよびパスワードが必要になります。
      • HMC リモート・コマンド行: HMC リモート・コマンド行を使用してファームウェア更新ポリシーを変更する場合は、UPDLIC コマンドを指定します。HMC リモート・コマンド行の使用法については、リモート・コマンド行の使用のトピックを参照してください。
        以下の例を使用して、UPDLIC コマンドを用いたファームウェア更新ポリシーを変更します。
        • ファームウェア更新ポリシーをオペレーティング・システムに変更するには、次のように入力する。
          updlic -m xxxx -o o
          ここで、xxxx は、管理対象システムの、マシン・タイプ、モデル、およびシリアル番号または名前です。
        • ファームウェア更新ポリシーを HMC に変更するには、次のように入力する。
          updlic -m xxxx -o h
          ここで、xxxx は、管理対象システムの、マシン・タイプ、モデル、およびシリアル番号または名前です。
  3. サービス区画上で i5/OS PTF インストール機能を使用して、サーバー・ファームウェアを更新する。
    • フィックスの使用に関しての詳細は 、iSeries Information Center のソフトウェア・フィックス の使用のトピックを参照してください。
    • サーバー・ファームウェア・フィックス を i5/OS と共にインストールする方法についての説明は 、iSeries Information Center のフィックスのオーダートピックを参照してください。

    サーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするために i5/OS サービス区画をシャットダウンすると、システム参照コード D6xx430B または D6xx430A が長時間表示されることがあります。xx が定期的に増加し続けていれば、これはサーバー・ファームウェア・フィックスをインストールするときの正常な処理の一部です。 サーバーが処理を完了するまで待ち、この処理を中断しないでください。

  4. フィックスが正しくインストールされたことを確認するから続行する。

フィックスが正しくインストールされたことを確認する

この手順に従って、フィックスが正しくインストールされたことを確認します。
  1. i5/OS コマンド 行で STRSST と入力し、Enter キーを押す。 「サービス・ツールの開始 (SST) サインオン (Start Service Tools (SST) Sign On)」が表示されます。
  2. ユーザー ID とパスワードを入力し、Enter を押す。
  3. サービス・ツールの開始 (Start a Service Tool)」を選択する。
  4. 表示/変更/ダンプ (Display/Alter/Dump)」を選択する。
  5. ストレージの表示/変更 (Display/Alter storage)」を選択する。
  6. ライセンス内部コード (LIC) データ (Licensed Internal Code (LIC) data)」を選択する。
  7. スクロールダウンして、「拡張分析 (Advanced analysis)」を選択する。
  8. スクロールダウンして、「FLASHLEVELS」を選択する。
  9. 「拡張分析オプションの選択 (Specify Advanced Analysis Options)」画面が表示されたら、Enter を押す。
    以下に表示される内容の例を示します。
     DISPLAY/ALTER/DUMP
    Running macro: FLASHLEVELS
                                                            
    LS Flash Sync Enabled.                                 
                                                            
    Side            Date/Time       MI Keyword   PTFs
    -------------   -------------   ----------   ----------
    Memory          20040616/1703    SF210_028   MH00091
                                                            
    Flash P         20040607/1258    SF210_027   MH00086
                                                            
    Flash T         20040616/1703    SF210_028   MH00091
                                                            
    Load Source A   20040507/1345    SF210_022   MH00069
                                                            
    Load Source B   20040607/1258    SF210_027   MH00086   

    サーバー・ファームウェア・フィックスの PTF は、ライセンス内部コード製品 (5722999) と一緒に表示され、プレフィックス MH で始まります。例えば MHnnnnn の ように表示され、ここで nnnnn は、特定のサーバー・ファームウェア・フィックスに関連する 番号です。

    注: サービス区画の通常シャットダウン時に、i5/OS は、サービス・プロセッサー上のファームウェア・レベルが、i5/OS ファームウェア・ロード・ソース (PTF レベル) と同レベルであるかどうか検査します。 これらが異なる場合は、ファームウェアが更新されます。このプロセスは、LS フラッシュ同期 (ファームウェア・ロード・ソースから Fsp フラッシュへの同期) と呼ばれます。
  10. 表示されているサーバー・ファームウェアのレベルが、インストールしたレベルでない場合は、フィックスが正常にインストールされたことの検査の失敗を参照してください。

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