コンピューター室のレイアウト

コンピューター室を計画する際には、考慮すべき重要な要素がいくつかあります。

保守スペースと床耐荷重

設置を計画している各機器には、保守が必要となった場合に備えて、保守作業が実施できるようにその機器の周辺に、ある最小限度以上のスペースを確保する必要があります。 機器周辺にクリア域を確保する以外にも、ワークフローに関する人員や物の往来パターンが保守スペースの境界に重ならないようにすることをお勧めします。 保守スペースのエリアを一時的または永続的な保管に使用しないでください。 正確なスペースの寸法は、 各製品仕様に記載されています。

一般的に床耐荷重領域は、保守スペースの境界内に収まります。お客様が設置を 計画している機器に関する具体的な情報については、各製品の計画資料を参照するか、購入先にお問い合わせください。まだ計画されていない場合は、床耐荷重、重量配分、保守スペースおよび マシン・エリアを検討してください。

物理的および論理的優先順位

ある種の周辺機器には、フロア上で設置場所が指示されているプロセッサーまたはその他の機器に関連した、物理的あるいは論理的な位置決めが必要なものがあります。お客様が設置を 計画している機器が特定の場所に設置する必要があるかどうかの情報については、各製品の計画資料を参照するか、購入先にお問い合わせください。 このような機器は、正確な位置決めを必要としないその他の 機器の位置決めを行う前に、最初にフロアのレイアウト図で配置します。

ケーブル長の制限

コンピューティング能力が向上するにつれて、処理速度の向上に対応するためにケーブル長は短くなる場合があります。フロア上に各機器を配置できるようなケーブル長になっているかを判別するには、製品固有の計画資料を参照するか、購入先にお問い合わせください。特に高速結合フィーチャー (ICB: Integrated Cluster Bus) ケーブルを使用している場合は、 ケーブリングおよび接続性を検討してください。

実用的なワークスペースおよび安全性

ワークフローでの通常の動作が行える十分な余裕を機器周辺に設けてください。機器の配置は、出入り口、窓、柱、回路ブレーカー・ボックスや電気コンセントなどの壁に取り付けられた機器、安全装置、消火器、保管エリア、および備品などとの関連を考慮して行います。 非常電源オフ制御フィーチャー、煙検知器、スプリンクラー・システム、および床下または天井内に 取り付けられた消火装置などは簡単に利用できるように、特に注意を払ってください。

できれば、現時点で将来に機器を追加できるような計画を作成しておきます。機器の追加を行いやすくするようなケーブルの配線およびサーバー設置場所を計画しておきます。

その他の機器

設置しようとする IT 機器以外にも、オフィスの備品、電源および空調設備、運用で必要となるサプライ用品の保管、およびその他各種の考慮事項 (ミーティング・エリア、自動販売機の場所、または冷水器など) のスペースも考慮します。

提案されたレイアウトの縮尺図面を準備しておき、その図面をお客様の購入先および サービス供給業者との両者で検討して、フロアのレイアウトが物理的に可能で、実用的であることを確認するように強くお勧めします。 フロアのレイアウトを作成するための図に使用する標準的な記号は、次のとおりです。

図 1. フロアのレイアウトを作成するための標準的な記号
フロアのレイアウトを作成するための標準的な記号
図 2. サンプル平面図
サンプル平面図

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