データまたはその他資料を保管する場合には、特別な安全に関する考慮が必要です。以下のことを考慮してください。
- コンピューター室に保管するすべてのデータまたは資料は、磁気テープ、紙テープ、カード、または紙の形式であれ、安全、効率的な操作のためにも必要最小限に制限し、使用しないときは金属製のキャビネットまたは耐火性のコンテナーに収納してください。
- セキュリティーの目的、および防火の観点から、分離した資料保管室を設けることを強くお勧めします。この部屋は、耐火性の資材 (少なくとも 2 時間の耐火性 (定格) を持つ) を使用して構築してください。 承認済みの固定式消火システムをお勧めします。固定式消火システムには、自動スプリンクラーおよび承認済みのトータル・フラッディング・ガス・システムが含まれます。
オペレーションの継続性が重要な場合、災害が発生した場合に備えて、離れた場所に重要レコードの保管場所を計画してください。 オフサイトのデータ保管場所を選択する際に重要となる考慮事項は、次のとおりです。
- コンピューター室内で発生する可能性のあるリスクと同じリスクの影響を受けない。
- ハードコピーおよび磁気メディア・ファイルの長期保管に適している。
空調システム
ほとんどの施設では、コンピューター・エリアは分離した空調システムによって制御されています。従って、機器および空調用の緊急電源オフ・スイッチを操作しやすい場所、できればコンソール・オペレーターの近くか、メイン出口のドアの隣りに配置してください。 詳細は全米防災協会 (National Fire
Protection Association) の規格、NFPA 70 の第 645 条を参照してください。
- コンピューター室に通常の建物用の空調システムが補助空調装置と一緒に使用されている場合は、補助空調装置は前述のように扱われます。保守要員に緊急事態を警告するために、通常の建物用空調システムには、音響アラーム・フィーチャーを備えていなくてはなりません。
- 防火ダンパーは、防火壁に取り付けられているすべてのエア・ダクトになくてはなりません。
- 空調システムのエア・フィルターには、不燃性の素材または自己消火性がある素材を含んでいる必要があります。
電気系統
コンピューター機器用メインラインの切り離し制御をリモート・ロケーションに備え付けてください。リモート・コントローラーは操作しやすい場所、できればコンソール・オペレーターの近くか、メイン出口のドアの隣りに配置してください。 このコントローラーは、空調システム用の緊急電源オフ・スイッチの隣りに設置し、適切なマーキングを施します。 電源がオンの
ときに、点灯するライトを設置します。米国電気記号体系 (National Electric Code) (NFPA 70) の第 645 条では、単一の切り離し手段で電気機器と HVAC システムの両方を制御することは認められています。
- 稼働の継続性が必要不可欠である場合、スタンバイ電源を設置する必要があります。
- 電源または照明用回路に障害が発生した場合に、エリアを照らすために自動的にバッテリーで稼働する照明装置を設置することをお勧めします。この装置は照明用回路に電線によって接続され、照明回路により制御されます。
- 上げ床の下では、湿気 (水パイプからの水漏れ、高い湿度) にさらされるため、防水コネクターの
使用をお勧めします。