電源

主電源には、通常 Y 方式、デルタ方式、3 相電源があります。3 相電源では電力は引き込み口または適切に過電流保護および接地 (引き込み口または建物のアース) が施された別個の誘導電源から供給されます。データ処理施設に柔軟性を持たせるために 3 相 5 線式の配電システムを備えている必要があります。ただし、設置されている機器のタイプによっては、単相配電システムで十分な場合があります。 5 線式システム により、3 相ライン間、単相ライン間、および単相ラインとニュートラル間に電力を供給できます。 5 線式ワイヤーは、3 本の位相導線、1 本のニュートラル導線、および 1 本の絶縁機器アース導線 (緑色または緑色と黄色のトレース) で構成されています。

ケーブル管を接地手段のみに使用しないでください。

電源プラグおよびコンセントは、プラグおよびコンセントのトピックに図示されています。

電源パネルの給電

分岐回路配線パネルへの給電線がすべてのサーバーの電力負荷に対処できるだけの十分な容量であるかを確認します (接地を参照)。これらの給電設備がその他の負荷を与え ないようにすることをお勧めします。

分岐回路

コンピューターの分岐回路は、コンピューター室内の風通しがよく採光のよいエリアに設置してください。

各分岐回路は、製造元の仕様および適用法規に従って、適切に評価された回路ブレーカーで保護 してください。各回路ブレーカーには、その回路ブレーカーを制御している分岐回路を識別するラベルを貼ってください。コンセントにもラベルを貼ります。

サーバーに電力を供給するために分岐回路およびコンセントが設置されている場合は、分岐回路の接地導線を絶縁し、その接地導線は位相導線と同サイズでなければなりません。 接地導線は、ニュートラル線ではなく、絶縁された専用の機器接地導線を使用してください。

上げ床の下に設置された分岐回路のコンセントは、その分岐回路が電力を供給しているサーバーの 0.9 m (3 フィート) 以内になければなりません。 分岐回路が金属製のケーブル管 (固定された、または固定されていない場合でも) 内に 組み込まれている場合、ケーブル管システムは接地されている必要があります。 接地はケーブル管を電力配線パネルに接合することにより行なえます。すなわち、電力配線パネルが建物や変圧器の接地と接続されています。

電源コードは、サーバー仕様に注記がない限り 、4.3 m の長さのものが提供されます。この長さは平面図の出口記号から測定されます。購入先から提供される 一部の電源プラグには防水性があるため、コンピューター室の上げ床の下に配線してください。

相回転方向

プリンターなどの一部の機器用の 3 相電力コンセントは正しい相回転方向のためにも、配線式でなければなりません。回転方向の順序は、コンセントの面に向かって、 アース・ピンから時計回りに数えて、位相 1、位相 2、および位相 3 の順になります。

緊急電源制御

コンピューター室内のすべての機器から電源を切り離すための、切り離し手段を設ける必要があります。この切り離し手段は、オペレーターが確実にアクセスできる場所から制御できるように主要な出口のドアに設ける必要があります。 このエリアにサービスを提供している空調システムの切り離し手段も同様に使用可能でなければなりません。 地方自治体または国が定める規則を調べて、設置に関する要件を判別してください。米国電気記号体系 (National Electric Code (NFPA 70)) の第 645 条には、この部屋の EPO (緊急電源オフ: emergency power off) に関する要件が規定されています。

予防措置および要員の教育も参照してください。

室内コンセント

コンピューター室および建物の保守要員とサービス技術員が使用するサービス技術員用エリア内には、適切な数の室内コンセントを設置します。室内コンセントは、コンピューターの電源パネルまたはフィーダー 上ではなく、照明またはその他建物の回路上に設置してください。 いかなる状況下でも、サーバー上のサービス用室内コンセントを通常のサービス以外の用途に使用しないでください。


フィードバックの送信 | このページの評価