IT 機器は、各サーバーのサーバー仕様に示されているように、 かなり広範囲の温度および湿度に耐えられます。 一般的に空調システムは、2150 m (7000 フィート) までの高度で 22°C (71.6°F)、 相対湿度 45% になるように設計されています。. この設計ポイントは、 使用可能なシステム時刻の観点からいうと、最大規模のバッファーを備えています。空調システムに障害が発生した、または誤動作が生じた場合、コンピューターは指定された限界に達するまで作動することができます。 このバッファーにより、コンピューターがシャットダウンする前に空調を修理する時間を さらに延ばすことができます。この設計ポイントはまた、一般に個人が快適と感じる許容レベル であることが証明されています。
温度および相対湿度の設計ポイントは特定の地理的エリアで異なる場合があります。
± 1°C (± 2°F) の温度、および ± 5 % の相対湿度に対応する空調制御装置を設置する必要があります。
コンピューター室の冷却は、基本的に (潜熱とは反対に) 顕熱の冷却操作です。 (顕熱は、温度変化の結果生じる物体への、または物体からの熱エネルギーの移動と定義されています。潜熱は、温度変化以外のプロセスで吸収または上昇する熱エネルギーと定義されています。)
推奨の設計ポイントからいずれかの方向へ実質的に逸脱することは、その状態が長時間 (例えば、何時間も) 維持された場合、システムが外部の条件にさらされ、誤動作を引き起こすことになります。例えば、高い相対湿度レベルでは、外気温が室内の露点より低くなった場合に、給紙が正しく行われなかったり、オペレーターが不快感を覚えたり、窓や壁に結露が発生したりします。
相対湿度が低いというだけでは、静電気が発生する原因にはなりません。しかし、静電気は、 多くのタイプの床構造体、床敷物、および備品の組み合わせ、人の動作、カート、備品の移動、および紙を 1 つ以上の物体上で時間を置かずに保管することによって発生します。このような静電気は、操作要員が他の人または物体に接触して放電された場合に、不快感を覚えるほど高くなることがあります。 静電気放電が IT 機器またはその他の電子機器に対して起こった場合、このような静電気放電によって断続的な電磁干渉が発生する可能性があります。 ほとんどのエリアでは、設計基準を満たすため には加湿することが必要になります。
温度または相対湿度の偏差がわずか数時間続くだけでも、床、デスク、備品、カード、テープおよび紙がすぐ帯電するようになってしまう場合、空調システムを自動制御して、空調システムに上限または下限アラームあるいは適切な限界がマークされた連続記録計器を備え付けることをお勧めします。
一部のサーバーでは、特別な考慮事項が必要な場合があり、多少なりとも要件が制限されることがあります。 特定の環境限界については、サーバー仕様を参照してください。
標準的なサーバーの稼働環境は、次の表に示されています。サーバーの非稼働限界は、次の非稼働サーバーの限界 の表に示されています。
| コンピューター室の限界 | 空調があるオフィス・スペース | 空調のないオフィス・スペース | |
| 温度 | 16 から 32°C (60.8 から 89.6°F) | 16 から 32°C (60.8 から 89.6°F) | 10.0 から 40.6°C (50 から 105.08°F) |
| 相対湿度 | 20 から 80% | 8 から 80% | 8 から 80% |
| 最大湿球 | 23°C (73.4°F) | 23°C (73.4°F) | 27.0°C (80.6°F) |
推奨される設計は、前述の図に示されています。
サーバーの非作動限界
設備がシャットダウンした場合、サーバーへの損傷を防ぎ、電源が回復したときに信頼性の高い稼働を保証するためにも、非作動環境仕様は、次のとおりでなければなりません。
| サーバーの非作動限界 | |
| 温度 | 10 から 43°C (50 から 109.4°F) |
| 相対湿度 | 8 から 80% |
| 最大湿球 | 27°C (80.6°F) |