AIX 使用時の可用性計画

AIX® サーバーで停止 時間を最小化し、可用性を最大化するには、以下にリストした計画作業を行います。 計画作業を始める前に、以下のチェックリストの項目を完了します。

始める前に
__ Welcome to the eServer™ pSeries® and AIX Information Center Web サイト (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/pseries/topic/com.ibm.helpweb.doc/welcome.htm)Information Center の外部へのリンクに進み、pSeries および AIX に関する情報を検討します。
__ AIX リリースノートを読みます。
__ 災害時回復計画を確認します。
__ バックアップおよびリカバリー方針を確認します。
__ お客様のビジネスおよびそのユーザーにとってのシステム停止による時間当たりのコストを確認します。
AIX 可用性計画作業
__ バックアップ・ポリシーを確 立する

ユーザーの組織のシステムとファイルをバックアップする方針を決定します。 ご使用のシステムのバックアップの詳細は、バックアップ・ファイルとストレージ・メディア (Backup files and storage media) およびバックアップ・ポリシーの確立 (Establishing a backup policy) トピックを参照してください。

__ 論理ボリューム・ポリシーを 確立する

可用性とパフォーマンスを指向する、 論理ボリューム使用の方針を判別します。このポリシーには、可用性は向上するがパフォーマンスを低下させる、 書き込み検証やミラーリングなどの項目を含めることができます。 ユーザーの要求に最適なポリシーを確立します。論理ボリューム・ポリシーの作成について詳しくは、論理ボリューム・ストラテジーの作成のトピックを参照してください。

__ ボリューム・グループ・ポリ シーを確立する

ミラーリング (パフォーマンス向上にも有用) を含め、ディスク障害からの 保護に役に立つボリューム・グループ方針を決定します。 ボリューム・グループ・ポリシー の作成または alt_disk_install コマンドのような、ボリューム・グループをミラーリングする コマンドの使用について詳しくは、ボリューム・グループ・ストラテジーの作成の トピックを参照してください。

__ 異なるファイルシステム・タ イプを理解する

CIFS、GPFS、JFS、JFS2、NFS、UDFS、およびその他のファ イルシステム・タイプ間の違い、および それらがどのように AIX 可用性を増強できるかを調べます。AIX におけるクラスター の詳細は、ファイルシステムを参照してください。

__ 高可用性クラスター・マルチプロセッサー (HACMP™) テクノロジーの計画

お客様企業の規模と展開範囲に応じて、データとアプリケーショ ンの連続可用性を確保するために HACMP ソリューションを使用することを検討してください。現行の HACMP ソリューションでは遠距離サイトのミラーリングが使用可能であり、それゆえに HACMP/XD (eXtreme distance) と呼ばれています。HACMP/XD High Availability Geographic Cluster (HAGEO) for AIX 5L™ は、ビジネス上重要なアプリケーションとデータのためのハイエンド・ ソリューションです。 HACMP/XD Remote Copy for IBM® Enterprise Storage Server ® は、比較的クリティカルではないアプリケーションとデータの運用に適しています。お客様の業務に とって、いずれのソリューションが適当かを判断し、それに応じて計画するには、 HACMP/XD HAGEO テクノロジーを使用した地理的に分散したクラスターの計画上の考慮事項 (Planning considerations for geographically dispersed clusters using HACMP/XD HAGEO technology) PDF へのリンクのホワイト・ペーパーを参照してください。 HACMP ソリューションを決定した後、その計画に詳細な情報を盛り込むためのリソースについては、High Availability Cluster Multi-Processing for AIX Information Center の
外部へのリンク の Web サイトを参照してください。

__ High Performance Switch (HPS) クラスターの計画

ピーク・パフォーマンス時にハイ・アベイラビリティー・クラスターを機能させるには、High Performance Switches (HPS) をインストールすることをお勧めします。 pSeries 上での HPS に対する計画には、eServer Cluster 1600: pSeries ハイパフォーマンス・スイッチの計画、インストール、およびサービス (eServer Cluster 1600: pSeries High Performance Switch Planning, Installation, and Service) PDF への
リンク トピックを参照してください。 eServer p5 サーバー上での HPS に対する計画には、IBM eServer p5 サーバー用の eServer Cluster 1600: ハイパフォーマンス・スイッチの計画、インストール、およびサービス (eServer Cluster 1600: High Performance Switch Planning, Installation, and Service for IBM eServer p5 servers) PDF へのリンク トピックを参照してください。

このトピックで示されている作業が完了すると、以下の要素が確認された AIX 可用性の計画ができたことになります。

終了後
__ 確立されたバックアップ・ポリシーをインプリメントします。
__ 単一サーバーまたは複数のサーバー環境の場合の完全な可用性の方針を記録します。
__ サーバーをバックアップする完全な方針を記録します。
__ サーバー・リカバリーの完全な方針を記録します。
__ ミラーリング、並行メンテナンス、 および新磁気ディスク制御機構 (RAID) などのソリューションを含む、 データ保護の完全な方針を記録します。 ディスク・サブシステム・コンポーネントの構成と配置に関する詳細な情報も含めてください。
__ 該当する場合には、HACMP クラスター構成の完全かつ検証済みの計画を記録します。
__ 該当する場合には、 クラスター構成のハードウェア要件を満たしていることを確認します。

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