ソフトウェア計画が完了したら、アプリケーションに十分なネットワーク・リソースを提供するネットワーク・ハードウェア・トポロジーの設計に着手できます。 多くのネットワークは、適切な計画がなくても成長します。ビジネスが拡大 するにつれて、ネットワークは管理不能になり、パフォーマンス上の問題に苦しみます。 適切に計画されていないネットワークは、将来のビジネス・ニーズに悪影響を及ぼすことなく成長できるスケーラビリティーを欠く可能性があります。要するに、適切な ネットワーク設計が十分なパフォーマンス、可用性、およびセキュリティーの確保を可能にします。プロセスにおいては、すべてのユーザーに対して、十分な情報とトランザクション処理を提供することができます。
以下のチェックリストは、計画における決定をしたり、お客様のニーズに合った ネットワークの設計を開始するときに役立ちます。
| 始める前に | |
|---|---|
| __ | ネットワーク通信 (Network communications) のトピックを検討し、お客様のサイトにおけるコミュニケーション・インフラストラ クチャーにふさわしい情報収集を図る。 |
| __ | ネットワーク・アクセスを必要とするユーザーのリストを作成する。 |
| __ | ネットワーク接続を必要とするサーバーのリストを作成する。 |
| ネットワーク・ハードウェアの計画作業 | |||
|---|---|---|---|
| __ | ホスト・マシン数の決定 ハードウェアのネットワーク計画の最初のステップは、お客様のネットワークでサポートするホスト・マシンのリストを作成することです。ホスト・マシンとは、ネットワークに接続するユーザーの ワークステーションです。それぞれのホスト・マシンには、固有の IP アドレスと名前が必要です。 さらに、各ホスト・マシンには、そのホスト・マシンに計画されているアプリケーシ ョンをサポートするための適切な量の帯域幅へのアクセスが必要です。 |
||
| __ | ホスト・タイプの計画 ネットワークには、 スタンドアロン型ホスト、ディスクレス・ホスト、およびデータレス・ホストなど、さまざまなタイプのホストが含まれます。ホスト・タイプがネットワーク設計に影響を及ぼします。 例えば、多数のスタンドアロン型の Windows ベースの PC ホストがある場合、 サーバー・プラットフォーム、クライアント・プロトコル、およびセキュリティー手段の追加などに配慮する必要があります。ディスクレス・ホストがある場合は、 ネットワーク・メディアによっては適合しないものがあります。 |
||
| _ | ネットワーク・メディアの計
画 ネットワーク・メディアとは、ネットワークを構成する接続のタイプです。これには、接続を管理するプロトコルだけ でなく、実際のケーブルも含まれます。ネットワーク・メディアを選択する際には いくつかのオプションがあります。例えば、イーサネット (高速またはギガビット)、 トークンリング、Fiber Distributed Digital Interface (FDDI)、非同期伝送モード (ATM)、無線テクノロジーなどです。 それぞれのメディアには、長所と短所があります。 イーサネットは、安価で管理が容易であることから、最もよく使用されていますが 、パフォーマンス・コストが必要です。パフォーマンスを改善するために、 主幹業務のホストはイーサネットの代わりにトークンリングや FDDI テクノロジーを使用して接続できます。ATM はその固有な属性により、異なるネットワーク間のバックボーン ・テクノロジーとして最もよく使用されています。ネットワーク・メディアの選択では、 パフォーマンスと可用性の面からと、コストの面の両方のバランスによって判断することがよくあります。 ネットワーク・メディアの計画方法を確認するには、IP ネットワーク設計ガイド (IP Network Design Guide) |
||
| __ | ルーターおよびスイッチの計画 ネットワーク内の 種々のサブネットや管理サブディビジョンは、ブリッジ、ハブ、ルーター、またはスイッチによって接続できます。 ブリッジとハブには固有な制限があるので、慎重に使用します。 ルーターを使用するとネットワーク・トラフィックのよりよい管理制御ができるので、ルーターは、ネットワーク内の種々のドメインやサブネットを接続するのに最も広く使用されています。 しかしながら、ホスト間にあまりに多くのルーターが存在すると、パフォーマンス上の問題を引き起こす可能性があります。 この理由により、ネットワーク上のサブネット間で接続を迅速に行うには、多くの場合 スイッチを使用します。ネットワーク・サブネットを接続するのにルーターとスイッチの いずれを選択するかについては、注意深く計画する必要があります。 ルーターとスイッチを適切に計画すれば、お客様のネットワークはビジネスとともに拡張でき、ネットワーク・パフォーマンスに悪影響を及ぼすことはありません。 ルーターの計画方法を確認するには、IP ネットワーク設計ガイド (IP Network Design Guide) |
||
| __ | ネットワーク・トポロジーの作成 ネットワークのコンポーネントを決定した後、ネットワーク・トポロジーを作成する必要があります。2 つの主要なトポロジーのタイプは、フラット・ネットワークと階層ネットワークです。 お客様のネットワークが非常に小規模なものでない限り、多くの場合、階層ネット ワークを構築することになります。この階層ネットワークは、根や幹の部分が上部 にあり、枝の部分に接続したネットワーク・ノード (またはホスト) が下部にあるような、反転した木に似ています。トポロジーには、すべての物理ケーブルおよびネットワークに接続しているハードウェアの関連付けを詳細に、図解で記述する必要があります。 ホスト・タイプ、ネットワーク・メディア、ハブ、ブリッジ、ルーター、スイッチ、およびサーバーを含めます。 ネットワーク・トポロジーの設計方法を確認するには、
IP
ネットワーク設計ガイド (IP Network Design
Guide) |
||
ここで示されている作業が完了すると、 以下の要素が確認されたネットワーク・ハードウェア計画ができたことになります。
| __ | ネットワークのトポロジーを記録する。 |
| __ | トポロジーをインプリメントするために必要なネットワーク・ホスト、インターフェース・カード、およびケーブルなどのハードウェアをリストに記録する。 |