ローカル HMC、リモート HMC、および Web-based System Manager Remote Client
について理解します。
ハードウェア管理コンソール (HMC) は、
IBM® eServer™ ハードウェア、論理区画、および Capacity on Demand など、管理対象システムを制御するシステムです。
柔軟性や可用性が得られるように、ローカル HMC、リモート HMC、予備 HMC、および Web-based System
Manager Remote Client などの、各種の異なった HMC のインプリメント方法があります。 図 1 は、お客様のネットワークに HMC をインプリメントする方法を図示しています。
- ローカル HMC
- ローカル HMC
は、それが管理するシステムの近くに物理的に配置されており、プライベート・ネットワークまたはパブリック・ネットワークのいずれかに接続されているものです。プライベート・ネットワーク内の HMC は、それが管理するシステムのサービス・プロセッサー用 DHCP サーバーです。HMC は、オープン・ネットワーク上でシステムを管理することもあります。この場合、管理対象システムのサービス・プロセッサー IP アドレスは Advanced System
Management Interface (ASMI) を使用して手動で割り当てられています。サービス担当者の便宜のために、HMC は、それが管理するサーバーに近接して配置してください。
- リモート HMC
- リモート HMC は、遠隔地にある管理対象サーバーまたは HMC にネットワーク接続されたものです。
- 予備 HMC
- 予備の HMC は、別の HMC によって既に管理されているシステムを管理します。2 台の HMC が 1 つのシステムを管理するとき、
それらは対等であり、どちらを使用しても管理対象システムを制御することができます。
1 台の HMC は、複数の管理対象システムを管理することができ、また、それぞれの管理対象システムには、2 台の HMC を接続できます。
両方の HMC がプライベート・ネットワークを使用してサーバーに接続されている場合は、それぞれの HMC は、2 つの固有なルート不能 IP 範囲の IP アドレスを提供するようにセットアップされた DHCP サーバーでなければなりません。
- Web-based System Manager Remote Client
- Web-based System Manager Remote Client は、通常 PC にインストールされている
アプリケーションです。したがって、この PC を使用して、別の HMC にリモートでアクセスすることができます。
Web-based System Manager Remote Clients
を、プライベート・ネットワークおよびオープン・ネットワークに接続することができます。
ほとんどの管理タスクは、Web-based System Manager Remote Client を使用して実行することができます。
リモート HMC および
Web-based System Manager Remote Client を使用すると、複数の場所から、ご使用の管理対象システム (HMC を含む) にアクセスできる柔軟性が得られます。
HMC を計画し、インプリメントする方法について詳しくは、ハードウェア管理コンソール (HMC) を使用したソリューション (Solutions with the Hardware Management Console (HMC)) を参照してください。
図 1. HMC のインプリメンテーション