HMC のラックへの取り付け

構成手順を始める前に知っておかなければならない必要な構成設定値の収集に、このトピックで提供する表を使用してください。

HMC をラックに取り付けるには、以下のステップを行う必要があります。
注: ハードウェア上の青色の部分はすべて、そのハードウェアを管理対象システムから取り外したり、または管理対象システムに取り付けたりするために、またはラッチの開閉などのためにつかんでいい部分です。
危険
  • ラック・キャビネットのレベル・パッドは必ず下げておきます。
  • ラック・キャビネットには必ずスタビライザー・ブラケットを取り付けてください。
  • 不均等な機械的負荷により危険な状態になることを防ぐために、必ず、最も重量のあるデバイスを、ラック・キャビネットの下部に取り付けます。必ず、サーバーおよびオプショナル・デバイスはラック・キャビネットの下部側から取り付けてください。
  • ラック・マウント型デバイスを棚やワークスペースとして使用しないでください。ラック・マウント型デバイスの上には何も置かないでください。
  • 各ラック・キャビネットには複数の電源コードが付いていることがあります。ラック・キャビネット内のデバイスを保守する際は、その前にラック・キャビネットにあるすべての電源コードを抜きます。
  • ラック・キャビネット内のすべてのデバイスは、同一ラック・キャビネットに取り付けられている電源デバイスに接続します。 あるラック・キャビネットに取り付けられているデバイスの電源コードを、 別のラック・キャビネットにある電源デバイスに接続しないでください。
  • 電源コンセントの配線が正しくないと、システムまたはシステムに接続されているデバイスの金属部分に危険な電圧が生じる恐れがあります。感電事故を防ぐため、コンセントが正しく配線され、また接地されていることを確認するのは、お客様の責任です。
注意:
  • ラック内部の温度が、すべてのラック・マウント型デバイスに対する製造者推奨の周辺温度を超えるようなラック内には、装置を取り付けないでください。
  • 空気の流れが妨げられているラック内には、装置を取り付けないでください。 ラック内で空気の流れのために使用される装置のいずれの側面、前面、または背面で空気の流れが妨げられたり減速されたりしないことを確認してください。
  • 回路の過負荷によって電源配線や過電流保護が破損しないように、 電源回路への機器の接続には十分注意してください。 ラックに正しく電源を接続するには、ラック内の機器の定格ラベルで、電源回路 の総消費電力を確認してください。
  • (引き出し式ドロワーの場合。) ラック・スタビライザー・ブラケットがラックに取り付けられていない場合は、 ドロワーまたはフィーチャーを引き出したり、取り付けたりしないでください。 一度に複数のドロワーを引き出さないでください。一度に複数のドロワーを引き出すと、ラックが不安定になる可能性があります。
  • (固定式ドロワーの場合。) このドロワーは固定ドロワーなので、製造元の 指定がない限り、保守のために動かさないでください。ラックからドロワーの一部または全部を動かそうとすると、 ラックが不安定になったり、ドロワーがラックから落下する可能性があります。
(R001)
  1. 次の図を参考にして、HMC のラック・エンクロージャーへの取り付けに必要なすべての品目があることを確認してください。 欠落または損傷している品目があれば、購入先に連絡してください。 ラック・ハードウェアについての詳細は、ラック・エンクロージャーに同梱されていた資料を参照してください。
    左側レールの後部を内側からまっすぐ見た図、後端から右方向へ

    重要: ラックに取り付けるデバイスの上面に、重さが 50 kg を超える物を置かないでください。
  2. まず最初に LEFT/FRONT というマークのあるスライド・レールを取り出し、 次のようにしてスライド・レールのラックへの取り付け準備を行ってください。
    1. 次のステップでレール調節ブラケットが動かないように、レール調節ブラケット 3 の背面を押して支えます。
    2. レール後部の端で、青いタブ 1 を開いたままで青いタブ 2 を押し、 後部のレール・ロック・キャリアを、オープン位置にきちんと止まるまで前部の端に向かってスライドさせます。
    3. レール前部の端で、青いタブ 1 を開いたままで青いタブ 2 を押し、 前部のレール・ロック・キャリアを、オープン位置にきちんと止まるまで後部の端に向かってスライドさせます。

    左側レールの後部を内側からまっすぐ見た図、後端から右方向へ

  3. 後部のレール・ロック・キャリアにあるピンが、 後部のレール取り付け用フランジ上の穴の位置と合うように、レールを位置合わせします。 青いタブ 1 を押して、レール・ロック・キャリアをリリースして、 スライド・レール後部を後部ラック取り付け用フランジにしっかり固定します。
    重要: ピンが、取り付け用フランジとスライド・レールを通って完全にはまっている 2 か確認します。

    左側レールの後部を外側からまっすぐ見た図、後端から左方向へ

    スライド・レールの長さを調節する必要がある場合は、タブ 3 を上げて、 適当な長さになるまで、スライド・レール後部からレール調整ブラケットを伸ばします。

  4. レールを水平にして、前部レール・ロック・キャリアにあるピン 3 を、 前部ラック取り付け用フランジ 2 に合わせます。 レールの長さを調節していた場合は、前部レール・フランジを押して元に戻します。

    青いタブ 1 を押して、レール・ロック・キャリアをリリースし、 スライド・レール前部を前部ラック取り付け用フランジにしっかり固定します。


    前部レール・スライドの取り付け

    重要: ピン 3 が、取り付け用フランジとスライド・レールを通って完全にはまっている 4 か確認します。
  5. RIGHT/FRONT とマークされたスライド・レールについて、ステップ 1 から 4 を繰り返します。
  6. HMC をスライド・レールに合わせて、HMC を完全にラック・エンクロージャーに押し込みます。
  7. 2 個のつまみねじ 1HMC を前部取り付け用フランジにしっかり留めます。
    HMC をレールに押し込んでいる左側前方から見た ISO 図、左側前方から

  8. 移送用ブラケットが邪魔で、HMC を完全にラック・エンクロージャーに据え付けられない場合は、移送用ブラケットに示されている表示通りに、タブ 1 を押してスライド・レールから移送用ブラケットを外します。他の移送用ブラケットについても、このステップを繰り返します。 将来使用するため、移送用ブラケットを保管しておきます。次の図では、サイド・レールおよび移送用ブラケット・タブの側面を示しています。
    左側レールの内側後方を左側後方から見た図

    注: HMC を取り付けたままで、ラック・エンクロージャーを別の場所に移送する場合は、その前に移送用ブラケットをスライド・レールに再度取り付ける必要があります。 移送用ブラケットを再取り付けするときは、上記のステップを逆順に行ってください。
  9. 7310-CR2 HMC を取り付ける場合、ブレークアウト・ケーブル (HMC に付属の、キーボード、モニター、およびマウス用の C2T-to-KVM アダプター・ケーブル) を、HMC 背面の OUT というラベルが付いたポートに接続し、電源ケーブルを HMC の背面に接続します。7310-CR3 HMC を取り付ける場合、USB 変換オプション・ケーブルを USB コネクターに接続します。 ケーブルを HMC の左下隅 (背面から見て) に通し、ケーブル・ストラップ 1 を使用してケーブルをスライド・レールに固定します。
    電源、キーボード、マウス用のケーブルの配線を示す右側後方からの ISO 図

  10. HMC が取り付けられているラック・エンクロージャーを別の場所に移送する場合は、 以下のようにして、HMC をラックに固定してください。
    注: ラックから HMC を取り外すには、この手順を逆に行います。
    1. HMC の背面からケーブルを外します。
    2. HMC をラックの外に約 150 mm スライドさせて、M6 ねじを 2 本のスライド・レール 前部 2 に挿入します。
    3. ラックの背面で M6 ねじ 1 でラック・エンクロージャーに HMC を固定し、ケーブルを再接続します。
      電源、キーボード、マウス用のケーブルの配線を示す右側後方からの ISO 図

    4. 移送用ブラケットをスライド・レールに再度取り付けます。 移送用ブラケットを再取り付けするには、ステップ 6 の手順を逆順に行ってください。
    5. HMC をラックに押し戻してから、ラック前面にあるつまみねじで、ラックに固定します。
    6. 外されていたすべてのケーブルを再接続します。
  11. ステップ 2.c を続けます。

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