ネットワークを介した HMC インストール、バックアップ、または復元用のリモート・システムのセットアップ

HMC をネットワークに接続し、ネットワークを介してインストール、バックアップ、または復元操作を行えるように、サーバーを準備するためのステップについて説明します。

HMC のネットワーク・ブートを実行するには、以下のことが必要です。
HMC をネットワークに接続し、ネットワークを介してインストール、バックアップ、または復元操作を行えるようにサーバーをセットアップするには、次のいずれかの役割のメンバーである必要があります。
  • Super Administrator
  • オペレーター
  • サービス技術員

HMC をネットワークに接続し、ネットワークを介してインストール、バックアップ、または復元操作を行えるようにサーバーをセットアップするには、以下のようにします。

  1. root としてログインします。
  2. /etc/xinetd.d/tftp 構成ファイルを確認して、server_args を検索します。 デフォルト設定は、通常、/var/tftp です。
  3. /var/tftp ディレクトリーを作成します。 次のコマンドを実行します。
    mkdir -p /var/tftp
  4. /etc/dhcpd.conf ファイルを編集して、以下のサンプル dhcpd.conf ファイルで強調表示されている 2 行がすでにファイルに入力されていない場合は、それらの行を追加します。
    allow bootp;
    allow booting;
    ddns-update-style none;
    default-lease-time 14400;
    max-lease-time 172800;
    subnet 192.168.1.0 netmask 255.255.255.0 {
       range 192.168.1.100 192.168.1.200;
       option routers 192.168.1.1;
       option domain-name “somecompany.com”;
       option domain-name-servers 192.168.1.1;
       filename “pxelinux.0”;
    }
    このサンプル・ファイルは、DHCP サーバーが提供する IP アドレスの範囲を指定しています。HMC が IP アドレスを取得するための要求をブロードキャストすると、この範囲内の IP アドレスの 1 つが HMC に割り当てられます。使用されるブート・ローダーは、/var/tftp ディレクトリー内の pxlinux.0 です。 このファイルは、syslinux パッケージの一部であり、通常、/usr/lib/syslinux ディレクトリーに入っています。
  5. pxelinux.0 ファイルを、/var/tftp ディレクトリーにコピーします。 次のコマンドを実行します。
    cp /usr/lib/syslinux/pxelinux.0 /var/tftp/
  6. 次の各コマンドを実行して、/var/tftp/hmc ディレクトリーおよび /var/tftp/pxelinux.cfg ディレクトリーを作成します。 :
    mkdir -p /var/tftp/hmc
    mkdir -p /var/tftp/pxelinux.cfg
  7. プロバイダーからすでにダウンロード済みの bzImage ファイルおよび initrd.gz ファイルを、/var/tftp/hmc ディレクトリーにコピーします。
  8. ディレクトリー (例えば、/home/hmc) を作成し、NFS を使用してこのディレクトリーをエクスポートします。このディレクトリーを使用し、ネットワークを介して HMC をバックアップする場合は、このディレクトリーに書き込みアクセスを許可する必要があります。
    1. 次のコマンドを実行して、ディレクトリーを作成します。
      mkdir -p /home/hmc
    2. /etc/exports ファイルを編集して、次の行を追加します。
      /home/hmc            *(ro)
      書き込みアクセスを許可したディレクトリーをエクスポートするには、*(ro) を *(rw) に置き換えます。
    3. 次のコマンドを実行して、ディレクトリーをエクスポートします。
      exportfs -va
  9. プロバイダーからすでにダウンロード済みの disk1.img ファイル、disk2.img ファイルおよび disk3.img ファイルを、/home/hmc ディレクトリーにコピーします。
  10. default という名前のファイルを、/var/tftp/pxelinux.cfg ディレクトリー内に作成します。 このファイルには、以下のデータを含める必要があります。
    default hmc
    label hmc
           kernel hmc/bzimage
           append initrd=hmc/initrd.gz media=network
                  server=192.168.1.1 dir=/home/hmc
                  mode=manual vga=0x317
    このデフォルト構成ファイルは、カーネル・ファイル bzImge /var/tftp/hmc ディレクトリーからインストールすることを指示します。HMC は、/var/tftp/hmc ディレクトリーの initrd.gz ファイルを RAM ディスクとして使用して、サーバーの IP アドレス (192.168.1.1) を記録し、サーバーの /home/hmc/ ディレクトリーに必要なイメージが含まれていることを確認します。
これで、サーバーが HMC からの要求を受け入れる準備ができました。

フィードバックの送信 | このページの評価