AIX でのシステム電源オン時のモデル 55x720、または接続済みの拡張装置、PCI アダプターの取り外しおよび取り替え

以下の手順は、AIX® での PCI アダプターのシステム電源オン時の取り替えについて説明しています。以下の注意事項をお読みになり、実行する作業についてこれが正しい手順であるかを判断します。

注:
  1. システムがハードウェア管理コンソール (HMC) によって管理されている場合は、HMC を使用して PCI アダプターの取り替えのためのステップを完了します。手順については、ハードウェア管理コンソール (HMC) を使用して部品の取り替えを参照してください。
  2. 障害のある PCI アダプターを取り外して、それを同じタイプのアダプターと取り替える 場合は、この手順を使用してください。
  3. 障害のあるアダプターを取り外して、スロットを空のままにしておく場合は、AIX でのシステム電源オン時のモデル Remove model 55x、720、または接続済みの拡張装置、PCI アダプターの取り外しを参照してください。
  4. この手順は、既存のアダプターを取り外して、タイプの異なるアダプターを取り付ける 場合には使用しないでください。異なるアダプターを取り付けるには、AIX でのシステム電源オン時のモデル Remove model 55x、720、または接続済みの拡張装置、PCI アダプターの取り外しの 説明に従って既存のアダプターを取り外してから、AIX でのシステム電源オン時のモデル 55x、720、または接続済みの拡張装置、PCI アダプターの取り付けの 説明に従って新しいアダプターを取り付けてください。
  5. AIX でシステム電源オン時の状態で PCI アダプター上で実行されるプロシージャー (ホット・プラグ・プロシージャーとも呼ばれる) には、その処理を行う前に、システム管理者が PCI アダプターをオフラインにしておかなければなりません。アダプターをオフラインにする前に、 そのアダプターに接続されたデバイスもオフラインにしなければなりません。そのようにしておけば、 サービス技術員またはユーザーはシステム・ユーザーが予期しない障害に会わないようにすることができます。

AIX での PCI アダプターのシステム電源オン時の状態での取り替えは、次のようにします。

  1. 始める前にの説明に従って、前提の作業を行います。
  2. 感電を避けるため、および静電気に弱いデバイスを扱うための適切な予防措置を取ってください。 詳しくは、感電の回避および 静電気に弱い装置の取り扱いを参照してください。
  3. 障害のある PCI アダプターを取り外している場合は、障害項目の識別を参照してください。 その他の理由で PCI アダプターを取り外す場合は、次のステップを続けます。
  4. ラック・マウント型システム装置または拡張装置から PCI アダプターを取り外す 場合は、以下のステップに従います。スタンドアロン型システムを保守している場合は、次のステップ に進みます。
    注:
    1. モデル 5790 または D11 でアダプターを保守している場合は、PCI アダプター・カセットの手順を使用してください。モデル 560Q、 570、590、595、接続された拡張装置、PCI アダプター、およびカセットを参照してください。

    2. D105791、または 5794 拡張装置での PCI アダプターの取り付け、取り外し、または取り替えはお客様が行う手順ではありません。サービス・プロバイダーに連絡してください。
  5. スタンドアロン型システム装置または拡張装置で PCI アダプターを保守している場合は、以下のステップに従います。
  6. どのアダプターを取り外すかを判別します。
  7. 取り外す各アダプターのスロット番号と位置を記録します。
    注: アダプター・スロットはシステム装置の背面に番号付けされています。
  8. そのアダプターを使用しているプロセスやアプリケーションを確実に停止させます。
  9. root ユーザーまたは celogin ユーザーとしてログインすることによりシステム診断に 入り、AIX コマンド行で diag と入力します。
  10. 「診断操作命令 (DIAGNOSTIC OPERATING INSTRUCTIONS)」メニューが 表示されたら、Enter キーを押します。
  11. 「機能選択 (FUNCTION SELECTION)」メニューで「タスク選択 (Task Selection)」を選択してから、Enter キーを押します。
  12. 「タスク選択 (Task Selection)」リストで「PCI ホット・プラグ・マネージャー」を選択します。
  13. デバイスの構成解除」を選択して、Enter キーを押します。
  14. F4 (または Esc +4) を押して「デバイス名」メニューを表示します。
  15. 取り外すアダプターを「デバイス名」メニューで選択します。
  16. タブ・キーで「定義の保持」には NO と応答します。タブ・キーを再び使用して、「子デバイスの構成解除」には YES と応答して、Enter キーを押します。
  17. よろしいですか?」画面が表示されます。Enter キーを押して情報を検証します。 構成解除が正しく完了すると、画面上部の「Command」フィールドの隣りに OK メッセージが表示されます。
  18. F4 (または Esc +4) を 2 回押して「ホット・プラグ・マネージャー」メニューに戻ります。
  19. PCI ホット・プラグ・アダプターの交換/取り外し」を選択します。
  20. システムから取り外すデバイスが入っているスロットを選択します。
  21. 取り外し」を選択します。
    注: マシンの背面でアダプターに近接したオレンジ色の LED が高速度で明滅しているときは、そのスロットが識別されたことを 示しています。
  22. Enter キーを押します。これにより、アダプターは活動状態に入ります。つまり、システムから 取り外される準備ができたことを意味します。
  23. 取り外すアダプターに接続されているすべてのケーブルにラベルを付け、ケーブルを切り離します。
  24. アダプターのロック・ラッチ A を反時計方向に回します。
  25. アダプター保持アセンブリーに付いている黒いタブ B を引き上げ、黒いタブを垂直に立てておきます。
  26. PCI アダプターの上端か上部コーナーを注意して持ち、システムから取り外します。アダプターを安全な場所に保管します。
    図 1. ラック・マウント型システム装置から取り外された PCI アダプター
    システム装置から取り外されたアダプターまたはフィラー・プレート。
    図 2. スタンドアロン型システム装置から取り外された PCI アダプター
    システム装置から取り外されたアダプターまたはフィラー・プレート。
  27. 必要であれば、取り替えアダプターを帯電防止パッケージから取り出します。
    注: アダプターのコンポーネントや金メッキのコネクターに触らないようにしてください。
  28. アダプターの先端を注意深く持ち、アダプターをシステム・バックプレーンにある拡張スロットとコネクターに位置合わせします。
  29. アダプターをしっかりとコネクターに押し込みます。
    注: アダプターをシステムに取り付けるときは、アダプ ターがコネクターの中に完全に、正しく収まっていることを確認してください。
  30. アダプターを固定します。 タブを PCI アダプター・フェース・プレートまで下げます。アダプターのロック・ラッチを時計回りに回します。図 3 または 図 4 を参照してください。
    図 3. ラック・マウント型システム装置で取り替えられた PCI アダプター
    システム装置で取り替えられたアダプターまたはフィラー・プレート
    図 4. スタンドアロン型システム装置で取り替えられた PCI アダプター
    システム装置で取り替えられたアダプターまたはフィラー・プレート
  31. アダプター・ケーブルを接続します。
  32. アダプターの取り替えが正常に終了したとのメッセージを受け取るまで、Enter キーを押し、引き続きシステム診断画面の指示に従います。取り替えが正しく完了すると、メニュー上部の「Command」フィールドの隣りに OK メッセージが表示されます。
  33. F3 (または Esc+3) キーを押して、「PCI ホット・プラグ・マネージャー」メニューに従います。
  34. F3 (または Esc+3) キーを押して、「TASK」選択リストに 戻ります。
  35. ログ修復処置 (Log Repair Action)」を選択します。
  36. 取り替えたばかりのリソースを選択し、Enter キーを押して、Commit (F7 または ESC 7) を押してから、Enter キーを押します。
  37. F3 (または Esc+3) を押して、「タスク選択リスト (TASK Selection List)」に戻ります。
  38. ホット・プラグ・タスク (Hot Plug Task)」を選択して、Enter キーを押します。
  39. PCI ホット・プラグ・マネージャー」を選択してから、「定義済みのデバイスの構成」を押して、Enter キーを押します。
  40. 取り替えたばかりのデバイスをリストから選択してから、Enter キーを押します。これで そのデバイスが構成されました。
  41. F10 キーを押して、診断プログラムを終了します。
    注: スタンドアロン診断を実行中は、プログラムを完全に終了させないでください。
  42. 以下の指示に従って PCI アダプターを検査してください。
    1. システム電源オン時の状態でアダプターを取り替えましたか?
      • はい - 次のステップに進みます。
      • いいえ - 以下の手順で診断プログラムをロードします。
        • AIX が使用可能な場合は、 AIX をブートし、root または CELOGIN としてログインしてから、diag コマンドを入力します。
        • AIX が使用不可の場合は、スタンドアロン診断をブートします。
    2. まだ診断メニューを表示していなければ diag コマンドを入力します。
    3. 診断ルーチンに進む (Advance Diagnostic Routines)」を選択してから、「問題判別 (Problem Determination)」を選択します。
    4. メニューから、取り替えたばかりのリソースの名前を選択します。 取り替えたばかりのリソースが表示されていなければ、そのリソースに関連したリソースを選択します。 Enter キーを押してから、「コミット (Commit)」(F7 または Esc+7) を押します。
    5. 「問題判別 (Problem Determination)」はなんらかの問題を識別しましたか?
      • いいえ: 次のステップに進みます。
      • はい: 問題が識別されています。
        • お客様の場合は、エラー情報を記録した後、サービス・プロバイダーに連絡してください。
        • IBM 認定サービス・プロバイダーの場合は、マップ 210-5 に戻ってください。
  43. F10 キーを押して、診断プログラムを終了します。
  44. カバーを再取り付けするか、閉じます。
  45. ラック・マウント型システムを保守している場合は、ラック・マウント型システム装置または拡張装置の操作位置への設置。スタンドアロン型システム装置を保守している場合は、次のステップを続けます。
  46. ラック・マウント型システム装置では、背面のラック・ドアを閉じます。
  47. 新しいリソースが機能していることを検査します。取り付け済み部品の検査を参照してください。

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