AIX でのカセット入りの PCI アダプターのシステムからの電源オン時の状態での取り外し

以下の手順は、AIX® での、カセット入りの PCI アダプターのシステムからの システム電源オン時の状態での取り外しについて説明しています。 以下の注意事項をお読みになり、実行する作業についてこれが正しい手順であるかを判断します。

注:
  1. この手順は、PCI アダプターを取り外し、システム装置内のスロットを空のままにしておく ために使用します。障害のあるアダプターを取り外して、それを同じアダプターと取り替えるには、AIX でのカセット入りの PCI アダプターのシステムでの電源オン時の状態での取り外しおよび取り替えを参照してください。
  2. 取り外されたアダプターが異なるスロットまたはシステムに取り付けられる場合は、 この取り外し手順を完了してから、AIX でのカセット入りの PCI アダプターの電源オン時の状態での取り付けで説明されるとおりに アダプターを取り付けます。
  3. AIX でシステム電源オン時の状態で PCI アダプター上で実行されるプロシージャー (ホット・プラグ・プロシージャーとも呼ばれる) には、その処理を行う前に、システム管理者が PCI アダプターをオフラインにしておかなければなりません。アダプターをオフラインにする前に、 そのアダプターに接続されたデバイスもオフラインにしなければなりません。そのようにしておけば、 サービス技術員またはユーザーはシステム・ユーザーが予期しない障害に会わないようにすることができます。

アダプターを取り外すには、次のようにします。

  1. 始める前にの説明に従って 、前提の作業を行います。
  2. ラック・マウント型システム装置または拡張装置から PCI アダプターを取り外す場合は、以下のステップに従います。
    1. ラックの背面ドアを開きます。
    2. 装置カバー (複数の場合あり) を取り外します (該当する場合)。手順については、ページの終わりにある関連情報リンクを参照してください。
  3. スタンドアロン拡張装置に PCI アダプターを取り付ける場合、装置の背面カバーを取り外します (該当する場合)。 手順については、ページの終わりにある関連情報リンクを参照してください。
  4. 障害のある PCI アダプターを取り外している場合は、障害項目の識別を参照してください。 その他の理由で PCI アダプターを取り外す場合は、次のステップを続けます。
  5. システム装置内での PCI アダプターの位置を決定します。
  6. 取り外す各アダプターのスロット番号と位置を記録します。
    注: アダプター・スロットはシステム装置の背面に番号付けされています。
  7. そのアダプターを使用しているプロセスやアプリケーションを確実に停止させます。
  8. root ユーザーまたは celogin ユーザーとしてログインすることによりシステム診断に 入り、AIX コマンド行で diag と入力します。
  9. 「診断操作命令 (DIAGNOSTIC OPERATING INSTRUCTIONS)」メニューが 表示されたら、Enter キーを押します。
  10. 「機能選択 (FUNCTION SELECTION)」メニューで「タスク選択 (Task Selection)」を選択してから、Enter キーを押します。
  11. 「タスク選択 (Task Selection)」リストで「PCI ホット・プラグ・マネージャー」を選択します。
  12. デバイスの構成解除」を選択して、Enter キーを押します。
  13. F4 (または Esc +4) を押して「デバイス名」メニューを表示します。
  14. 取り外すアダプターを「デバイス名」メニューで選択します。
  15. タブ・キーで「定義の保持」には NO と応答します。タブ・キーを再び使用して、「子デバイスの構成解除」には YES と応答して、Enter キーを押します。
  16. よろしいですか?」画面が表示されます。Enter キーを押して情報を検証します。 構成解除が正しく完了すると、画面上部の「Command」フィールドの隣りに OK メッセージが表示されます。
  17. F4 (または Esc +4) を 2 回押して「ホット・プラグ・マネージャー」メニューに戻ります。
  18. PCI ホット・プラグ・アダプターの交換/取り外し」を選択します。
  19. システムから取り外すデバイスが入っているスロットを選択します。
  20. 取り外し」を選択します。
    注: マシンの背面でアダプターに近接したオレンジ色の LED が高速度で明滅しているときは、そのスロットが識別されたことを 示しています。
  21. Enter キーを押します。これにより、アダプターは活動状態に入ります。つまり、システムから 取り外される準備ができたことを意味します。
  22. 取り外すアダプターに接続されているすべてのケーブルにラベルを付け、ケーブルを切り離します。
  23. PCI アダプターを取り扱う前に、静電気に弱い装置の取り扱いを参照してください。
  24. PCI アダプター EMC シールド A をオープン位置に上げてその位置にしておきます。
    図 1. オープン位置にある PCI アダプター EMC シールド
    オープン位置にある PCI アダプター EMC シールド。
  25. カセットを取り外します。 下部のカセット・ハンドル B を持ち上げます。次の図を参照してください。 PCI カセット C をシステムの外に出します。
    重要: PCI アダプターまたはフィラー・パネルの入っているカセットを、適切な空気の流れと冷却が得られるように、 システム装置の PCI アダプター・スロットにセットする必要があります。
    図 2. システム装置から取り外された PCI アダプター・カセット
    システム装置から取り外された PCI アダプター・カセット。
  26. ESD が保証された場所に、カセットをカバーの付いた面を上にして置きます。
    注: カバーにはラベルが付いています。
  27. アダプターの取り外しが正常に終了したとのメッセージを受け取るまで、画面上の指示に従います。取り外しが正しく完了すると、画面上部の「Command」フィールドの隣りに OK メッセージが表示されます。
  28. 他に取り外すアダプターがある場合は、F3 キーを押して「PCI ホット・プラグ・マネージャー」メニューに戻り、ステップ 22 に戻ります。

    または

    取り外すアダプターが他に無ければ、次のステップに進みます。

  29. F10 を押して「ホット・プラグ・マネージャー (Hot-Plug Manager)」を終了します。
  30. diag -a コマンドを実行します。システムがメニューかプロンプトを返してきた場合は、指示に従いデバイスの構成を完了させます。
  31. 空のカセットを未使用の PCI スロットに入れ、換気が適正に行われるようにします。
  32. 手順は完了です。

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