Linux カーネル 2.4 を使用するディスク・ドライブの取り付け

Linux® カーネル 2.4 で制御される位置にディスク・ドライブを取り付ける場合は、次のステップを実行します。

ディスク・ドライブの取り付け

  1. 使用するスロットにディスク・ドライブ・フィラーが入っている場合は、 次の手順を完了します。
    重要:
    • 静電気の放電によってハードウェアが損傷するのを防ぐために、リスト・ストラップをハードウェアの塗装されていない金属面に接続します。
    • リスト・ストラップ使用時は、電気機器のすべての安全手順に従います。リスト・ストラップは静電気を制御 するためのものです。 これは、電気機器を使用または電気機器で作業を行う際に、感電するリスクを増大するものでも、低減するものでもありません。
    • リスト・ストラップがない場合は、製品を ESD パッケージから取り出して、 ハードウェアの取り付けまたは取り替えを行う直前に、システムの塗装されていない金属面に少なくとも 5 秒以上触れてください。
    1. 図 1 または 図 2 に示すように、ディスク・ドライブ・フィラーをスロットから引き出します。
      図 1. ディスク・ドライブ・フィラーのモデル 51x または 710 からの取り外し
      ディスク・ドライブ・フィラーの取り外し。
      図 2. ディスク・ドライブ・フィラーのモデル 28552x9116-561570720、または 7311-D20 からの取り外し
      ディスク・ドライブ・フィラーのシステム装置からの取り外し。
    2. 以下の図に示すように、フィラー前部からディスク・ドライブ・ベゼル・ラッチ A を引き離します。
      図 3. ディスク・ドライブ・ベゼルの取り外し
      ディスク・ドライブ・ベゼルのシステム装置からの取り外し。
    3. つまみねじ C を緩めて引き出し、フィラー前部からディスク・ドライブ・ベゼル B を外します。
  2. 新しいディスク・ドライブが入っているパッケージを用意します。
    重要: ディスク・ドライブは壊れやすいため、注意して取り扱ってください。
  3. ディスク・ドライブを帯電防止パッケージから取り出します。 ディスク・ドライブのシリアル番号 (最後の 4 桁) を記録します。
  4. ハンドルをつまんで手前に引き出し、ディスク・ドライブ・ハンドルをアンロックします。 ハンドルが完全に引き出されていないと、 ディスク・ドライブをスライドさせてシステムまたは拡張装置に入れることができません。
  5. 新規ディスク・ドライブにディスク・ドライブ・ベゼルを取り付けるには、以下の手順を実行します。
    1. 以下の図に示すように、ベゼル A をディスク・ドライブに取り付けます。
      図 4. ディスク・ドライブ・ベゼルの取り付け
      ディスク・ドライブ・ベゼルの取り付け。
    2. つまみねじ B を押し込んで締め付け、ベゼルをディスク・ドライブに固定します。
  6. ディスク・ドライブの底面を支えて、システム装置または拡張装置のガイド・レールに位置を合わせます。 ハンドルでディスク・ドライブを支えないでください。
  7. ディスク・ドライブをシステムに差し入れます。
    図 5 または 図 6 に示すように、ディスク・ドライブをスライドさせ、システム装置または拡張装置に完全に入れてから、ディスク・ドライブ・ハンドルを押し下げて、正しい位置にロックします。
    図 5. ディスク・ドライブのモデル 51x および 710 への取り付け
    ディスク・ドライブの取り付け。
    図 6. ディスク・ドライブのモデル 28552x55x9116-561 570720、または 7311-D20 への取り付け
    システム装置にディスク・ドライブを取り付ける図
    注: ディスク・ドライブを正しく取り付けると、 並行保守ライトの明滅が止まり、点灯したままに なります。
  8. 複数のディスク・ドライブを取り付ける場合、すべてのディスク・ドライブが取り付けられるまで、ステップ 1 からステップ 7、 を繰り返します。
  9. root ユーザーとしてログインします。
  10. ディスク・ドライブを取り付けた後、30 秒待ってから Linux セッションのコマンド行で iprconfig と入力します。 Enter キーを押します。 「ディスク装置の処理 (Work with Disk Units)」画面が表示されます。
  11. 「ディスク装置の処理 (Work with Disk Units)」画面から、「ディスク・ハードウェア状況の表示 (Display disk hardware status)」を選択します。Enter キーを押します。
    以下のような「ディスク・ハードウェア状況の表示 (Display disk hardware status)」画面が表示されます。
    図 7. 「ディスク・ハードウェア状況の表示 (Display disk hardware status)」画面
                              Display Disk Hardware Status
    
     Serial   Vendor   Product                  Resource           Hardware
     Number    ID        ID              Model  Name               Status
    03132041  IBM      2780001            001   /dev/ipr3          Operational
    000015A5  IBM      ST373453LC         079                      DPY/Active
    E3V1WEAB  IBM      IC35L036UCDY10-0   070                      DPY/Active
    E3V0J55B  IBM      IC35L036UCDY10-0   079                      DPY/Active
    E3V1W1UB  IBM      IC35L036UCDY10-0   070                      DPY/Active
    04B81193  IBM      3C98D203           210   /dev/sdi           Operational
    000227CE  IBM      ST336605LC         020   /dev/sdh           Operational
    00000001  IBM      570B001            001   /dev/ipr2          Operational
    00006719  IBM      ST336607LC         020   /dev/sdd           Operational
    E3V0E77B  IBM      IC35L036UCDY10-0   020   /dev/sde           Operational
    0007E0C4  IBM      ST373453LC         020   /dev/sdf           Operational
    00000001  IBM      5702001            001   /dev/ipr1          Operational
    03060038  IBM      5703001            001   /dev/ipr0          Operational
                                                                            More...
    Press Enter to continue.
    
    e=Exit           q=Cancel         r=Refresh   f=PageDn   b=PageUp
    d=Display disk unit details       p=Display device parity status
  12. 取り付けたディスク・ドライブの位置を確認します。 シリアル番号は 0 の可能性もあります。

    ディスク・ドライブがモデル 50 ディスクとして表示される場合は、これで終了です。 表示されない場合は、以下の手順を実行します。

    1. 取り付けたディスク・ドライブに関連付けられた /dev/sdx 名を見つけます。
    2. コマンド行に戻ります。
    3. コマンド行で sg_map と入力し、Enter キーを押します。
    4. sg_map コマンドの実行による出力を使用して、/dev/sdx デバイスを /dev/sgx デバイスに関連付けます。
    5. 前述のステップの /dev/sgx 値を使用して、コマンド行で sg_inq /dev/sgx と入力します。Enter キーを押します。
    6. コマンド行で iprconfig と入力し、Enter キーを押します。
    7. 「ディスク装置の処理 (Work with Disk Units)」画面から、「ディスク・ハードウェア状況の表示 (Display disk hardware status)」を選択します。Enter キーを押します。
    8. これで、新規に取り付けたディスク・ドライブのシリアル番号は、 「ハードウェア状況の表示 (Display Hardware Status)」画面上に表示されます。
  13. ディスク・ドライブを構成するときに、リソース名を記録します。

手順の完了

  1. 前面カバーを再取り付けします。カバーを再取り付けする手順については、以下のリストから適切なものを選択してください。
  2. システム装置、拡張装置またはラックの前面ドアを取り付けるか、閉じます。システム装置のドアを取り付ける手順については、モデル 285、52x、55x、また は OpenPower 720 へのドアの取り付けあるいは再取り付けを参照してください。
  3. ご使用の環境に応じて、新規にインストールしたディスク・ドライブを構成します。 詳しくは、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for Linux」を参照してください。

    このガイドは、SCSI PCI アダプター Web ページ (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/pseries/v5r3/ index.jsp?topic=/com.ibm.pseries.doc/hardware_docs/scsipciadapters.htm) で入手できます。


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