Linux カーネル 2.6 を使用するディスク・ドライブの取り付け

Linux® カーネル 2.6 で制御される位置にディスク・ドライブを取り付ける場合は、次のステップを実行します。

ディスク・ドライブの取り付け

  1. root ユーザーとしてログインします。
  2. Linux セッションのコマンド行で lsslot と入力し、Enter キーを押します。
    画面が次の図のように表示されます。
    図 1. ディスク・ドライブを取り付ける位置について、Linux Name を見つける。
     x0537p1:~ # lsslot
    # Slot                    Description       Linux Name    Device(s)
    U787A.001.DNZ00XV-P1-C1   Logical I/O Slot  0000:00:02.0  ethernet
    U787A.001.DNZ00XV-P1-C2   Logical I/O Slot  0000:00:02.2  pci
    U787A.001.DNZ00XV-P1-C3   Logical I/O Slot  0001:00:02.2  pci1069,b166
    U787A.001.DNZ00XV-P1-C4   Logical I/O Slot  0000:00:02.6  pci1069,b166
    U787A.001.DNZ00XV-P1-C5   Logical I/O Slot  0001:00:02.6  pci1014,0180
    U787A.001.DNZ00XV-P1-T5   Logical I/O Slot  0000:00:02.4  ethernet
    U787A.001.DNZ00XV-P1-T7   Logical I/O Slot  0000:00:02.3  usb
    U787A.001.DNZ00XV-P1-T10  Logical I/O Slot  0001:00:02.4  scsi
    U787A.001.DNZ00XV-P1-T12  Logical I/O Slot  0001:00:02.3  ide
    U9111.520.10D3C6C-V1-C0   Virtual I/O Slot  30000000      vty 
  3. ディスク・ドライブを取り付けるアダプターが入っているスロットの Linux Name をメモします。
  4. Linux セッションのコマンド行で iprconfig と入力し、Enter キーを押します。IBM® Power RAID Configuration Utility」画面が表示されます。
  5. IBM Power RAID Configuration Utility」画面で、「ディスク装置リカバリーの処理 (Work with disk unit recovery)」を選択します。Enter キーを押します。
  6. 「ディスク装置リカバリーの処理 (Work with Disk Unit Recovery)」画面で、「デバイス並行追加 (Concurrent add device)」を選択します。Enter キーを押します。
    「デバイス並行追加 (Concurrent Device Add)」画面が次のように表示されます。
    図 2. 「デバイス並行追加 (Concurrent Device Add)」画面の例
                                         Concurrent Device Add
    
    Choose a single location for add operations
      1=Select
    
    OPT Name   PCI/SCSI Location          Description               Status
    --- ------ -------------------------- ------------------------- -----------------
               0000:41:01.0.1/0:5:                                  Empty
               0000:41:01.0.1/1:8:                                  Empty
               0001:61:01.0.2/0:8:                                  Empty
  7. ディスク・ドライブを取り付ける位置の横にオプション「1」を入力し、Enter キーを押します。

    「デバイス並行追加の確認 (Verify Device Concurrent Add)」画面が表示されます。

    並行保守ライトは、ディスク・ドライブを取り付け可能な スロットを示します。

  8. 位置を確認するには「デバイス並行追加の確認 (Verify Device Concurrent Add)」画面で Enter キーを押します。
  9. 使用するスロットにディスク・ドライブ・フィラーが入っている場合は、次のステップを実行します。
    重要:
    • 静電気の放電によってハードウェアが損傷するのを防ぐために、リスト・ストラップをハードウェアの塗装されていない金属面に接続します。
    • リスト・ストラップ使用時は、電気機器のすべての安全手順に従います。リスト・ストラップは静電気を制御 するためのものです。 これは、電気機器を使用または電気機器で作業を行う際に、感電するリスクを増大するものでも、低減するものでもありません。
    • リスト・ストラップがない場合は、製品を ESD パッケージから取り出して、 ハードウェアの取り付けまたは取り替えを行う直前に、システムの塗装されていない金属面に少なくとも 5 秒以上触れてください。
    1. 図 3 または 図 4 に示すように、ディスク・ドライブ・フィラーをスロットから引き出します。
      図 3. ディスク・ドライブ・フィラーのモデル 51x および 710 からの取り外し
      ディスク・ドライブ・フィラーの取り外し。
      図 4. ディスク・ドライブ・フィラーのモデル 28552x55x9116-561 570720、または 7311-D20 からの取り外し
      システム装置にディスク・ドライブを取り付ける図
    2. 以下の図に示すように、フィラー前部からディスク・ドライブ・ベゼル・ラッチ A を引き離します。
      図 5. ベゼルのディスク・ドライブからの取り外し
      システム装置からディスク・ドライブ・ベゼルを取り外す図
    3. つまみねじ C を緩めて引き出し、フィラー前部からディスク・ドライブ・ベゼル B を外します。
  10. 新しいディスク・ドライブが入っているパッケージを用意します。
    重要: ディスク・ドライブは壊れやすいため、注意して取り扱ってください。
  11. ディスク・ドライブを帯電防止パッケージから取り出します。 ディスク・ドライブのシリアル番号 (最後の 4 桁) を記録します。
  12. ハンドルをつまんで手前に引き出し、ディスク・ドライブ・ハンドルをアンロックします。 ハンドルが完全に引き出されていないと、 ディスク・ドライブをスライドさせてシステムまたは拡張装置に入れることができません。
  13. 新規ディスク・ドライブにディスク・ドライブ・ベゼルを取り付けるには、以下の手順を実行します。
    1. 以下の図に示すように、ベゼル A をディスク・ドライブに取り付けます。
      図 6. ディスク・ドライブへのベゼルの取り付け
      システム装置へのディスク・ドライブ・ベゼルの取り付け方法を示す図
    2. つまみねじ B を押し込んで締め付け、ベゼルをディスク・ドライブに固定します。
  14. ディスク・ドライブの底面を支えて、システム装置または拡張装置のガイド・レールに位置を合わせます。ハンドルでディスク・ドライブを支えないでください。
  15. 「デバイス並行追加の完了 (Complete Device Concurrent Add)」画面が表示されます。
  16. ディスク・ドライブをシステムに差し入れます。
    図 7 または 図 8 に示すように、ディスク・ドライブをスライドさせ、システム装置または拡張装置に完全に入れてから、ディスク・ドライブ・ハンドルを押し下げて、正しい位置にロックします。
    図 7. ディスク・ドライブのモデル 51x および 710 への取り付け
    システム装置にディスク・ドライブを取り付ける図
    図 8. ディスク・ドライブのモデル 28552x55x9116-561 570720、または 7311-D20 への取り付け
    システム装置にディスク・ドライブを取り付ける図
  17. Enter キーを押します。 ディスク・ドライブを正しく取り付けると、 並行保守ライトの明滅が止まり、点灯したままに なります。
  18. 複数のディスク・ドライブを取り付ける場合、すべてのディスク・ドライブが取り付けられるまで、ステップ 2 からステップ 17 を繰り返します。

新しいディスク・ドライブが作動していることを確認します。

新規ディスク・ドライブが操作可能かを検査するには、次のステップを実行します。

  1. root ユーザーとしてログインします。
  2. Linux セッションのコマンド行で iprconfig と入力し、Enter キーを押します。「IBM Power RAID Configuration Utility」画面が表示されます。
  3. 「ハードウェア状況の表示 (Display hardware status)」を選択します。
    以下のような「ハードウェア状況の表示 (Display hardware status)」画面が表示されます。
    図 9. 「ハードウェア状況の表示 (Display Hardware Status)」の例
                                 Display Hardware Status
    
    Type option, press Enter.
      1=Display hardware resource information details
    
    OPT Name   PCI/SCSI Location          Description               Status
    --- ------ -------------------------- ------------------------- ----------------
               0000:01:01.0.0/            PCI-X SCSI Adapter        Operational
               0000:41:01.0.1/            PCI-X SCSI Adapter        Operational
        sda    0000:41:01.0.1/0:3:0       Physical Disk             Active
        sdb    0000:41:01.0.1/0:4:0       Physical Disk             Active
        sdc    0000:41:01.0.1/0:8:0       Physical Disk             Active
        sdd    0000:41:01.0.1/1:3:0       Physical Disk             Active
        sde    0000:41:01.0.1/1:4:0       Physical Disk             Active
        sdf    0000:41:01.0.1/1:5:0       Physical Disk             Active
               0001:61:01.0.2/            PCI-X SCSI RAID Adapter   Operational
        sdg    0001:61:01.0.2/0:3:0       Physical Disk             Active
               0001:61:01.0.2/0:6:0       Advanced Function Disk    Active
        sdi    0001:61:01.0.2/0:9:0       Physical Disk             Active
        sdh    0001:61:01.0.2/255:0:0     RAID 10 Disk Array        Failed
               0001:61:01.0.2/0:4:0       RAID 10 Array Member      Failed
               0001:61:01.0.2/0:5:0       RAID 10 Array Member      Failed
    
    e=Exit   q=Cancel   r=Refresh   t=Toggle
  4. この画面に表示される、取り付けたディスク・ドライブを確認します。

手順の完了

  1. 前面カバーを再取り付けします。カバーを再取り付けする手順については、以下のリストから適切なものを選択してください。
  2. システム装置、拡張装置またはラックの前面ドアを取り付けるか、閉じます。 システム装置のドアを取り付ける手順については、モデル 285、52x、55x、また は OpenPower 720 へのドアの取り付けあるいは再取り付けを参照してください。
  3. ご使用の環境に応じて、新規にインストールしたディスク・ドライブを構成します。 詳しくは、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for Linux」を参照してください。

    このガイドは、SCSI PCI アダプター Web ページ (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/pseries/v5r3/ index.jsp?topic=/com.ibm.pseries.doc/hardware_docs/scsipciadapters.htm) で入手できます。


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