既存の仮想イーサネット構成の変換

ご使用の IBM System i5™ または eServer™ i5 サーバーに論理区画ができたため、これらの論理区画を iSeries™ 8xx サーバーと同じ方法で通信させることができます。ただし、使用したい仮想イーサネット接続を選択するのではなく、それぞれの仮想イーサネット・アダプターごとにスロットの場所を選択する必要があります。スロット位置の仮想イーサネット・アダプターにより、サーバー・ファームウェアはサーバー上のそれぞれの論理区画ごとにバーチャル LAN ID を認識します。論理区画のスロット数または仮想イーサネット・アダプターのスロット位置にかかわらず、論理区画は同じバーチャル LAN ID を共用している限り、相互に通信できます。

既存の iSeries 8xx サーバーは 3 つの論理区画から構成されています。1 次区画および区画 LPAR 372 は、バーチャル LAN ID 0 を共用しているので相互に通信できます。1 次区画と区画 LPAR 370 は、バーチャル LAN ID 2 を共用しているので相互に通信できます。1 次区画、区画 LPAR 370、および区画 LPAR 372 は、バーチャル LAN ID 5 を共用しているので相互に通信できます。
この画像は、iSeries ナビゲーターの仮想イーサネット・ウィンドウ (マトリックス) を表しています。

サーバーは自動的にそれぞれのバーチャル LAN ID に 1 を追加するので、既存の論理区画のバーチャル LAN ID が 1 増えています。バーチャル LAN ID 0 は、IBM System i5 および eServer i5 サーバーではサポートされなくなりました。すべての IBM System i5 および eServer i5 サーバーは、バーチャル LAN ID 1 から 4096 をサポートします。IBM System i5 および eServer i5 サーバーが 1 次区画をサポートしないので、1 次区画は LPAR 180 に名前変更されました。

区画 LPAR 370 と区画 LPAR 180 は、同じバーチャル LAN ID 3 を共用するので相互に通信できます。区画 LPAR 372 と区画 LPAR 180 は、同じバーチャル LAN ID 1 を共用するので相互に通信できます。さらに、区画 LPAR 370、区画 LPAR 372、および区画 LPAR 180 も、同じ LAN ID 6 を共用するので、通信できます。


この画像は、IBM System i5 ハードウェア上のスロットにある仮想イーサネット・アダプターを表しています。

既存の仮想イーサネット構成を正常に変換した後で、これでイーサネット回線記述を作成して、異なる TCP/IP 方式を使用して外部 LAN に接続する方法を決定する準備が整いました。イーサネット回線記述の作成方法、および仮想イーサネット・ネットワークを外部 LAN に接続する方法についての詳細は、仮想イーサネットを外部 LAN に接続する TCP/IP 方式を参照してください。


フィードバックの送信 | このページの評価