論理ボリューム

論理ボリュームを、仮想 SCSI ディスクとしてクライアント区画にエクスポートする方法について説明します。論理ボリュームとは、物理ボリュームの一部分です。

構造の階層は、ディスク装置を管理するために使用されます。 物理ボリューム と呼ばれる個々のディスク・ドライブまたは LUN には、それぞれ /dev/hdisk0 などの名前があります。使用中のあらゆる物理ボリュームは、 ボリューム・グループに属するか、直接バーチャル・ストレージ用に使用されます。 ボリューム・グループ内の物理ボリュームは、 すべて同サイズの物理区画に分割されます。 各領域の物理区画数は、 ディスク・ドライブの合計容量によって異なります。

各ボリューム・グループ内では、1 つ以上の論理ボリュームが定義されます。 論理ボリュームは、物理ボリューム上にある情報のグループです。 論理ボリューム上のデータは、ユーザーからは連続しているように見えますが、物理ボリューム上では不連続であってもかまいません。この結果、論理ボリュームをサイズ変更または再配置して、その内容を複製することができます。

各論理ボリュームは、1 つ以上の論理区画から構成されます。 各論理区画は、少なくとも 1 つの物理区画に対応しています。 論理区画には、連続したナンバーが付けられていますが、 対応する物理区画は、必ずしも連続あるいは隣接しているわけではありません。

インストール後、システムは、システムの始動に必要な論理ボリュームの基本セットから 構成される 1 つのボリューム・グループ (rootvg ボリューム・グループ) を持ちます。 ボリューム・グループについて詳しくは、ボリューム・グループを参照してください。

以下の表で説明されているコマンドを使用して、論理ボリュームを管理することができます。

表 1. 論理ボリュームのコマンドと説明
論理ボリュームの
コマンド
説明
chlv 論理ボリュームの特性を変更します。
cplv 論理ボリュームのコンテンツを新しい論理ボリュームにコピーします。
extendlv 論理ボリュームのサイズを増やします。
lslv 論理ボリュームに関する情報を表示します。
mklv 論理ボリュームを作成します。
mklvcopy 論理ボリュームのミラーを作成します。
rmlv ボリューム・グループから論理ボリュームを除去します。
rmlvcopy 論理ボリュームのコピーを除去します。

rootvg ボリューム・グループで作成された論理ボリュームを使用するのではなく、1 つ以上の明確なボリューム・グループを作成することによって、バーチャル I/O サーバーのより新しいバージョンをインストールすることができ、さらにバーチャル I/O 用に作成されたボリューム・グループをエクスポートおよびインポートすることによってクライアント・データを維持することができます。

注: 仮想ディスクとして使用される論理ボリュームは、1 TB より小さくなければなりません。さらに、仮想ディスクとして使用するバーチャル I/O サーバー上の論理ボリュームは、ミラーリングやストライピングされたり、 不良ブロックの再配置に使用することはできません。

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