仮想 SCSI 予約/解放要件

仮想 SCSI のセットアップ要件を理解し 、SCSI 予約および解放を使用するアプリケーションをサポートします。

バーチャル I/O サーバーのバージョン 1.3 以降では、クライアント区画が制御する SCSI-2 予約機能の使用に対応するアプリケーションに対するサポートが提供されます。 一般的に SCSI 予約/解放は、SCSI ディスク・リソースに対する競合によって、より大きな制御が必要となるクラスター環境で使用されます。このような環境のバーチャル I/O サーバー・サポートを確実にするには、このサポートの VIOS が使用可能になるように構成してください。 使用するアプリケーションが、クライアント区画で SCSI-2 予約機能を使用可能にするのに用いるポリシーについての情報を提供する場合、次の手順に従って予約ポリシーを設定します。

次のタスクを完了し、SCSI-2 予約環境のバーチャル I/O サーバー・サポートを使用可能にします。

  1. 次のコマンドを使用して、バーチャル I/O サーバー reserve_policy を single_path に対して構成します。
    chdev -dev1 hdiskN -attr reserve_policy=single_path
    注: デバイスが使用中でない場合、このタスクを実行します。 デバイスがオープン状態または使用中にこのコマンドを実行する場合、このコマンドと一緒に -perm フラグを使用する必要があります。 -perm フラグを使用する場合、デバイスが構成解除および再構成されるまでこの変更は有効になりません。
  2. client_reserve 機能をバーチャル I/O サーバーで使用可能にします。
    • 仮想ターゲット・デバイスを作成する場合、次のコマンドを使用します。
      mkvdev -vdev hdiskN -vadapter vhostN -attr client_reserve=yes
      ここで、hdiskN は仮想ターゲット・デバイス名で 、vhostN仮想 SCSI サーバー・アダプター名です。
    • 仮想ターゲット・デバイスが既に作成されている場合、次のコマンドを使用します。
      chdev -dev vtscsiN -attr client_reserve=yes
      ここで、vtscsiN は仮想デバイス名です。
  3. バーチャル・クライアント上で次のステップを完了し、SCSI 予約/解放サポートを仮想ディスク (ステップ 1 で構成した 物理ディスクが土台となっている) に対して構成します。
    1. 次のコマンドを使用して、仮想クライアント上で予約ポリシーを single_path に設定します。
      chdev -a reserve_policy=single_path -1 hdiskN
      ここで、hdiskN は仮想ディスク名です。
      注: デバイスが使用中でない場合、このタスクを実行します。 デバイスがオープン状態または使用中にこのコマンドを実行する場合、-p フラグを使用する必要があります。 この場合、デバイスが構成解除および再構成されるまでこの変更は有効になりません。
    2. hcheck_cmd 属性を設定し、MPIO コードが照会オプションを使用するようにします。 hcheck_cmd 属性が test unit ready に設定され、バッキング・デバイスが予約済みの場合、test unit ready は失敗し、クライアントのログにエラーを記録します。
      chdev -a hcheck_cmd=inquiry -1 hdiskN
      ここで、hdiskN は仮想ディスク名です。
これらのコマンドの詳細は、バーチャル I/O サーバー・コマンド説明を参照してください。

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