Linux のバックアップとリカバリー

このトピックでは、IBM System p™ または eServer™ pSeries® ハードウェア上の Linux® インストール・システムをバックアップおよび復元するための情報を提供します。

いつサーバーをリカバリーする必要性が生じるか予測できないので、データのバックアップは重要です。定期的にバックアップを行わないと、ある種のディスク障害が発生した際にリカバリーする準備ができません。 Linux データのバックアップおよびリカバリー方針の計画について詳しくは、次の『区画データのバックアップとリカバリー』トピックを参照してください。

区画データのバックアップとリカバリー

管理対象システム上の Linux は多くのファイルシステムをサポートしますが、これらのファイルシステムは汎用のバックアップと復元の機能を共用しません。 もっとも一般的に使用されるジャーナリング・ファイルシステムは、ext3、Reiser FS、SGI XFS、および IBM JFS です。ext3 ファイルシステムのバックアップは、ダンプおよび復元のプログラムでサポートされています。 SGI XFS には、xfsdump および xfsrestore という独自の一組のバックアップ・ユーティリティーがあります。 Reiser FS および IBM JFS にはバックアップ・プログラムがありません。現在、Linux 上の Reiser FS および JFS のバックアップに使用できる唯一の方法は、GNU tar プログラムです。

注: GNU tar プログラムは、ファイルシステム・レベルのバックアップをサポートします。 i ノード・レベルでは作動しません。ダンプ・ユーティリティーより低速ですが、基調となるファイルシステムのタイプは考慮されません。 tar インプリメンテーションでは一般的ではない増分バックアップおよび特殊デバイスのバックアップがサポートされます。

区画プロファイル・データのバックアップと復元

サーバーでは、区画プロファイルのバックアップと復元に HMC を使用します。

プロファイル・データのバックアップ

プロファイル・データをバックアップするには、以下のことを行ってください。

  1. コンテンツ領域で管理対象システムを選択する。
  2. メニュー・バーから「選択済み」 > 「プロファイル・データ」 > 「バックアップ」を選択して、「プロファイル・データのバックアップ」ウィンドウを開く。
  3. バックアップ」ファイル名フィールドにファイル名を入力し、「了解」をクリックする。 以下の例で示すように、バックアップ・ファイルは HMC/var/hsc/profiles/MT-MDL*S/N ディレクトリーに保管されます。

[user1@remote_host]$ ssh -l hscroot itsohmc.itsc.austin.ibm.com

hscroot@itsohmcs password: XXXXXX

[hscroot@itsohmc]$ cd /var/hsc/profiles/7040-681*021768A

[hscroot@itsohmc 7040-681*021768A]$ ls -l

total 40

-rw-r--r-- 1 root root 20464 Nov 27 12:00 backupFile

-rw-r--r-- 1 root root 20464 Nov 27 12:18 ITSO_p690

MT、MDL、および S/N は、システムのマシン・タイプ、モデル、およびシリアル番号です。

プロファイル・データの復元

プロファイル・データを復元するには、以下のことを行います。

  1. コンテンツ領域で管理対象システムを選択する。
  2. メニュー・バーから「選択済み」 > 「プロファイル・データ」 > 「復元」を選択して、「プロファイル・データの復元」ウィンドウを開く。
  3. リストから復元するバックアップ・ファイル名を選択する。
  4. 以下のいずれかのオプションを選択する。
    • 選択したバックアップ・ファイルからの完全な復元: バックアップ・ファイルのみを使用してすべてのプロファイル・データを復元します。選択されたバックアップ・ファイルが作成された後に行われたプロファイルへの変更は失われます。
    • バックアップ優先順位 - 現行プロファイルとバックアップをマージ: 保管されたバックアップを最新のプロファイル・アクティビティーとマージします。情報に矛盾がある場合、保管されたバックアップ・データは最新のプロファイル・アクティビティーを上書きして復元されます。 注: リカバリー状態にある管理対象システムの場合は、このオプションを選択してください。
    • 管理対象システム優先順位 - 現行プロファイルとバックアップをマージ: 最新のプロファイル・アクティビティーを保管されたバックアップとマージします。情報に矛盾がある場合、最新のプロファイル・アクティビティーが保管されたバックアップ・データを上書きして復元されます。
  5. 了解」をクリックする。

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