AIX 論理区画の NWSD およびネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースの作成

ネットワーク・サーバー記述 (NWSD) は、構成に名前を付け、AIX® 論理区画の始動および停止のインターフェースを提供し、AIX とその仮想ディスクの間のリンクを提供するために使用されます。

AIX を実行している論理区画の仮想ディスクを作成するには、 以下のステップに従います。

  1. 正しい SCSI サーバー・リソース名を判別する。
    • 与えられたクライアント区画に対応する SCSI サーバー・アダプターが 1 つだけあり、そのアダプターのリモート区画とリモート・スロットが正しく構成されている場合、NWSD の RSRCNAME として *AUTO を指定できます。
    • そうでない場合は、実際のリソース名を判別する必要があります。i5/OS® コマンド行で、WRKHDWRSC *CMN と入力すると、 タイプ 290B を持つコントローラー・リソースと、SCSI サーバー・アダプターに対応する集中ロケーション・コードが ハードウェア管理コンソール (HMC) で見つかります。 このリソース名は、後で、SCSI サーバー・リソースを指定するのに使用されます。
  2. リソースを共用する区画の i5/OS コマンド行で CRTNWSD と入力し、F4 を押してプロンプトを待つ。
  3. 以下の情報を指定する。 デフォルトのパラメーター値または推奨されるパラメーター値は括弧に囲まれています。これらの設定値は論理区画だけに関連するものです。インストールの後、ルート・ファイルシステム (/) が最初のディスクの最初の区画にインストールされていない場合、ルート・パラメーターを指定する必要があります。
    • NWSD (NWSD の名前を指定する)
    • RSRCNAME (*AUTO または SCSI サーバー・リソースのリソース名)
    • TYPE(*GUEST)
    • ONLINE (*NO または *YES)
    • PARTITION ('AIX 論理区画の名前を指定する')

      Partition パラメーターの代わりに PTNNBR(integer) (integer は指定する区画の番号) を入力して区画番号を指定することもできます。

    • CODEPAGE (437)
    • TCPPORTCFG (*NONE)
    • RSTDDEVRSC (仮想 CD およびテープ装置の場合) (*NONE)
    • SYNCTIME (*TYPE)
    • IPLSRC (*NWSSTG)
      • カーネルを仮想ディスク (ネットワーク・サーバー・ストレージ・スペース (NWSSTG)) のディスク区画に保管できます。IPLSRC (*NWSSTG) パラメーターを指定すると、AIX 論理区画が、 その仮想ディスク上のディスク区画から開始することを指定することになります。 仮想ディスク上のディスク区画は、タイプ PReP Boot (タイプ 0x41) としてフォーマットされ、始動するデバイスとしてマークされている必要があります。
      • ストリーム・ファイルにあるカーネルを使用して NWSD を開始するには、IPLSRC パラメーターを *STMF に設定し、 さらに、IPLSTMF パラメーターを、カーネルを指すように設定します。オンに変更のコマンドを使用するには、ファイルへの読み取りアクセスとファイルへのパスを持っている必要があります。この値はカーネルのみをロードします。カーネルが実行されると、ルート・ファイルシステムが検索される必要があります。初期インストール時に、ルート・ファイルシステムはカーネルに物理的に接続された RAM ディスクである場合があります。
    • IPLSTMF (*NONE)
    • IPLPARM (*NONE)
    • PWRCTL (*YES)
      • PWRCTL (*YES) を指定した場合は、以下のステップを実行する。
        1. i5/OS 区画内のサーバー・アダプターが、 その構成で、リモート区画およびリモート・スロットを指定していることを確認する。
        2. クライアント区画が、そのプロファイルに、 電源制御区画として i5/OS 区画を持っていることを確認する。
        3. 仮想デバイスがないためにクライアント・オペレーティング・システムが正しくアクティブ化しない場合でも、HMC から区画をアクティブにすることによって、NWSD をアクティブにする前に、 クライアント区画のプロファイルがサーバーに保管されていることを確認する。
      • PWRCTL(*NO) を指定した場合、仮想デバイスがその区画で使用できるようになります。 HMC を使用して、区画をシャットダウンして再始動する必要があります。
  4. iSeries™ ナビゲーターを使用する場合は、iSeries ナビゲーターによってネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースを作成する。
    1. 「接続 (My Connections)」 > 「ご使用のサーバー (your server)」 > 「ネットワーク」 > 「Windows 管理」を展開する。
    2. ディスク・ドライブ」を右マウス・ボタンでクリックし、 「新規ディスク」を選択する。
    3. ディスク・ドライブ名」フィールドでディスク・ドライブに付ける名前を指定する。
    4. 記述」フィールドでディスク・ドライブの分かりやすい説明を指定する。
    5. 容量」フィールドで新しいディスク・ドライブのサイズをメガバイト単位で指定する。
    6. 了解」をクリックする。
    7. ステップ 6 に進む。
  5. キャラクター・ベース・インターフェースを使用する場合は、 キャラクター・ベース・インターフェースによってネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースを作成する。
    1. i5/OS コマンド行でコマンド CRTNWSSTG を入力し、F4 を押す。 「NWS ストレージ・スペースの作成 (CRTNWSSTG)」画面が表示されます。
    2. 「ネットワーク・サーバー・ストレージ・スペース」フィールドでストレージ・スペースに付ける名前を指定する。
    3. 「サイズ」フィールドで新しいストレージ・スペースのサイズをメガバイト単位で指定する。
    4. 「テキスト記述」フィールドでストレージ・スペースの分かりやすい説明を指定する。
    5. Enter キーを押す。
    6. ステップ 7 に進む。
  6. iSeries ナビゲーターを使用する場合は、iSeries ナビゲーターによってネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースにリンクする。
    1. 「接続 (My Connections)」 > 「ご使用のサーバー (your server)」 > 「ネットワーク」 > 「Windows 管理」を展開する。
    2. ディスク・ドライブ」をクリックし、 使用可能なネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースを右マウス・ボタンでクリックして、 「リンクの追加」を選択する。
    3. ネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースのリンク先のサーバーを選択する。
    4. 使用するリンク順序位置を選択する。
    5. 使用可能なデータ・アクセス・タイプを 1 つ選択する。
    6. 了解」をクリックする。
    7. 手順が完了しました。ステップ 7 は実行しないでください。
  7. キャラクター・ベース・インターフェースを使用する場合は、 キャラクター・ベース・インターフェースによってネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースにリンクする。
    1. i5/OS コマンド行でコマンド ADDNWSSTGL を入力し、F4 を押す。 「ネットワーク・サーバー・ストレージ・リンクの追加 (ADDNWSSTGL)」画面が表示されます。
    2. 「ネットワーク・サーバー記述」フィールドで、ネットワーク・サーバー記述 (NWSD) の名前を指定する。
    3. 「動的ストレージ・リンク」フィールドで *YES を指定して、 ネットワーク・サーバー・ストレージ・スペースを区画に対して動的に使用可能にする (すなわち、AIX 区画をリブートすることなく使用可能にする)。
    4. 「ドライブ・シーケンス番号 (Drive sequence number)」フィールドで、使用するリンク順序位置を選択する。
    5. Enter キーを押す。

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