i5/OS® 区画からリソースを使用する Linux® 論理区画がある場合、i5/OS でバックアップとリカバリー用のツールを使用できます。 保管 (SAV) および復元 (RST) 制御言語 (CL) コマンドを使用して、仮想ディスク全体を現行状態で保管および復元できます。
SAV コマンドは、統合ファイルシステムの QFPNWSSTG ディレクトリー下にある仮想ディスクと同じ名前を持つディレクトリーを保管します。この方法によるバックアップとリカバリーは、Linux カーネルが仮想ディスクの PowerPC Reference Platform® 始動区画に保管されている場合、もっとも有効です。大部分の Linux ディストリビューションでは、これは通常、デフォルトのインストールの一部として行われます。
i5/OS コマンドを使用するバックアップは、ドライブ・レベルです。これは、i5/OS が個別のファイルではなく、仮想ディスクまたはネットワーク・ストレージ・スペースのコンテンツ全体をバックアップすることを意味します。したがって、SAV コマンドを正確に実行すると、PReP 始動区画内のカーネルも含め、ドライブ上のすべての情報がバックアップされます。
Linux カーネルを PReP 区画に保管した場合は、システム全体を再インストールした後に区画を復元し始動できます。 ファイル転送プロトコル (FTP) およびテープを使用して、 保管された仮想ディスクを別の IBM System i5™ および eServer™ i5 サーバーに転送して復元もできます。