i5/OS® リソースを使用する
Linux® 論理区画と共用テープ・ドライブとの間で
Linux ファイルを保管し復元するには、
以下の手順を使用します。
Linux データがファイル・サーバーにあることを確認する。
通常、Linux はテープをキャラクター型デバイス として処理します。
このデバイスは長いストリームのデータの読み取りおよび書き込みを迅速に行えますが、
特定のデータを検索するために迅速にアクセスすることはできません。
対照的に、Linux はディスクまたは CD をブロック・デバイス として処理します。
このデバイスは、デバイスのどのポイントでも読み取りおよび書き込みを迅速に行うことができるため、mount コマンドに適しています。
以下のステップを実行して、i5/OS
リソースおよび共用テープ・ドライブを使用する区画の間の Linux
ファイルを保管し復元する。
- 次のコマンド: tar -b
40 -c -f /dev/st0 files を入力する。 以下の記述を使用して、このコマンドの引数を理解してください。
- tar はコマンド名 ("tape archive"を短縮したもの) です。
- -b 40 は、セクターの数で表したブロック・サイズです。
この引数は、Linux が 40 セクター (20 KB)
のブロックごとにアーカイブ・ストリームを書き込むことを指定します。この引数に値を指定しない場合、デフォルト値の 20 セクター (10 KB) になり、値 40 ほど迅速に仮想テープの処理を行いません。
- -c は、作成 (create) を意味するコマンド・アクション。この引数は、tar コマンドにより新規アーカイブが作成されるか、
前のアーカイブが上書きされることを指定します (アーカイブからのファイルの復元または既存アーカイブへの個別ファイルの追加とは対照的です)。
- -f /dev/st0 は、仮想テープ・デバイスおよび番号です。この引数は、
コマンドがIBM System i5™ または eServer™ i5サーバー上の仮想テープ 0 を使用することを指定します。
tar コマンドが実行されると、テープ・デバイスはクローズされ、テープは巻き戻されます。テープに複数のアーカイブを保管する場合、テープを使用するたびに巻き戻さないようにして、そのテープを次のファイル・マーカーに配置する必要があります。
これを行うには、st0 ではなく、nst0 (巻き戻されない仮想テープ) デバイスを指定します。
- files は、保管するファイルおよびディレクトリーの名前です。
これで、Linux データが、i5/OS
リソースを使用する区画から共用テープ・ドライブに保管されました。
- 次のコマンド: tar -b 40 -x -f /dev/st0 files を入力する。 -x (抽出) 引数は、
ステップ 1 で使用された tar
コマンドの -c (作成) 引数を置換します。 これで、Linux データが、
共用テープ・ドライブから、リソースを共用している区画に復元されました。