システム・ダンプの開始

システム・ダンプを実行する頻度、 およびハードウェアとサーバー・ファームウェアから収集するデータ量を制御します。

全般的なシステム情報、システム・プロセッサー状態、ハードウェアのスキャン・リング、キャッシュ、 およびその他の情報を表示するために、システム・ダンプを開始することができます。この情報は、 ハードウェアまたはサーバー・ファームウェアの問題を解決するのに使用することができます。「システム・ダンプ」は、 チェック停止やハングなどのシステム誤動作の後でも自動的に開始することができます。プラットフォーム・ダンプは通常、34 MB です。

注: サービス・プロバイダーの指示のもとでのみこの手順を使用してください。
この操作を実行するには、次のいずれかの権限レベルが必要です。
  • 管理者
  • IBM 認定サービス・プロバイダー

システム・ダンプを構成して開始するには、次のようにします。

  1. 可能であれば、オペレーティング・システムの制御されたシャットダウンを実行します。
  2. 「ASMI へようこそ」ペインで、ご使用のユーザー ID とパスワードを指定して、「ログイン」をクリックします。
  3. ナビゲーション領域で、「システム・サービス・エイド」を展開して、「システム・ダンプ」をクリックします。
  4. ラベル名が「ダンプ・ポリシー」の選択リストから、いつ自動システム・ダンプを収集するかを決定するためのポリシーを選択します。

    システム・エラー条件がシステムによって自動的に検出されるといつでも、ダンプ・ポリシーが使用されます。 ダンプ・ポリシーに加えて、プラットフォーム・ファームウェアは、発生したエラーのタイプに基づいてダンプが推奨されているかどうかを判別します。 この推奨とダンプ・ポリシーを組み合わせて、システム・ダンプを開始するかどうかを 決定します。

    選択できるダンプ・ポリシーは、次の通りです。
    適宜
    特定の理由に対してのみダンプ・データを収集します。 これがダンプ・ポリシーのデフォルトの設定値です。
    常時
    システム・ロックの後またはチェック停止の後にダンプ・データを収集します。この設定はファームウェアの推奨を 無効にし、たとえシステム・ダンプが推奨されていないときにも、強制的に システム・ダンプを実行します。
    注: ダンプ・ポリシーでは、いつシステム・ダンプを実行するかを定義するだけです。 ダンプ・ポリシーでは、 何をダンプするかもダンプする情報のサイズも定義しません。 これらのパラメーターは、「ハードウェア・コンテンツ」の設定値で制御されます。
  5. ラベル名が「ハードウェア・コンテンツ」の選択リストからポリシーを選択して、ダンプするデータの量を決定します。

    システム・ファームウェアは、発生したエラーのタイプに基づいてダンプ・コンテンツを推奨します。 この推奨とハードウェア・コンテンツを組み合わせて、どの程度の量のダンプ・データを実際に収集するかを決定します。

    選択できるダンプ・ポリシーは、次の通りです。
    • 自動: ダンプ・データを自動的に収集します。ファームウェアが、障害のタイプに応じて、どのダンプ・コンテンツが最適かを決定します。これがハードウェア・コンテンツのデフォルトの設定値です。
    • 最小: 最小限の量のダンプ・データを収集します。ハードウェア・ダンプ・データの収集には時間がかかることがありますので、 これを選択するとシステム・ダンプのハードウェア部分の内容を最小にすることが できます。また、 システムをできる限り速くリブートすることが可能になります。
      注: このオプションを選択した場合は、一部のエラーに対して収集されたデバッグ・データは十分でないことがあります。一部のエラーに対する関連エラー・データの収集が、システムのダウン時間を短くするために犠牲にされることがあります。
    • 中程度: 適度な量のハードウェア・エラー・データを収集します。この設定値では「最小」の設定値よりも多くのデータが収集されます。そして、「最大」の設定値に比べてダンプ・データの収集に必要な時間は短くなります。
    • 最大: 最大量のハードウェア・エラー・データを収集します。この設定値では最も完全にエラー対象の情報を収集できますが、他のポリシーに対してシステム・ダウン時間がより長く必要になります。 これは IBM 認定サービス・プロバイダーによってまれにしか使用されないと思われます。使用されるのは、最初のエラーでエラー収集のためにリブート速度を犠牲にしてもよい場合、または、難しい問題を分析している場合などです。
      注: このオプションを選択した場合は、ハードウェア・ダンプ・データの収集には非常に時間がかかることがあります。 特に、プロセッサーの数が多いシステムでは時間がかかります。
  6. 「サーバー・ファームウェアの内容」フィールドで、 システム・ダンプのサーバー・ファームウェア部分のダンプ・データの量を示す コンテンツ・レベルを選択します。
  7. 「設定の保管」をクリックして、設定の変更を保管します。

    設定の変更を保管して、現在の設定で即座にダンプを処理するようにシステムに指示するために、「設定の保管およびダンプの開始」をクリックします。

    ダンプのコピー、レポート作成、および削除については、「トラブルシューティング」のトピックの中のダンプの管理を参照してください。


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