573D、1907、または 5727 のキャッシュ・バッテリー・パックの取り替え

以下の手順では、573D、1907、または 5727 ULTRA320 SCSI RAID 使用可能化アダプターのキャッシュ・バッテリー・パックを取り替える方法について説明します。このフィーチャーの取り替え作業はお客様が行う作業です。この作業を、 お客様ご自身で行うこともできますが、IBM 認定サービス・プロバイダーに依頼することもできます。この作業に関して、IBM 認定サービス・プロバイダーが お客様に費用を請求させていただく場合があります。
重要: すでに電源オフ状態のシステム/区画に対してキャッシュ・バッテリーを取り外すと、お客様データが欠落することになる可能性があります。バッテリーの保守活動前に そのシステムの電源がオフになっていた場合、DST に 対して IPL を行い、バッテリー交換前に この手順を継続する必要 があります。
注: 1907 アダプターは i5/OS® ではサポートされません。

AIX® システムまたは区画の 573D、1907、または 5727 キャッシュ・バッテリー・パックを取り替える場合の情報については、IBM® eServer™ pSeries® および AIX Information Center の「SCSI アダプター」をご覧になり、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for AIX」を参照してください。

Linux® システムまたは区画の 573D、1907、または 5727 キャッシュ・バッテリー・パックを取り替える場合の情報については、IBM eServer pSeries および AIX Information Center の「SCSI アダプター」をご覧になり、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for Linux」を参照してください。

i5/OS を使用する 573D または 5727 上でキャッシュ・バッテリー・パックを交換する場合、以下の手順を行います。

  1. データ損失が発生する可能性を防止するためには、キャッシュ・バッテリー・パックの交換前にそれがエラー状態になっていることを確認します。これにより、バッテリー交換前にすべてのキャッシュ・データが確実にディスクに書き込まれることになります。 キャッシュ・バッテリー・パックを強制的にエラー状態にするには (起こりうるデータ損失を防止するために) 573D または 5727 を含むシステムまたは区画上で、以下の手順を行います。
    1. 少なくともサービス・レベル権限でシステムにサインオンしていることが必要です。
    2. コマンド行で、strsst と入力して、Enter キーを押します。
    3. 「システム保守ツール (SST) サインオン」画面上で、保守ツールのユーザー ID と保守ツールのパスワードを入力します。Enter キーを押します。
    4. 「システム保守ツール (SST)」画面上で「保守ツールの開始」を選択します。Enter キーを押します。
    5. 「保守ツールの開始」画面で、「ハードウェア保守管理機能」を選択します。Enter キーを押します。
    6. 「ハードウェア保守管理機能」画面で「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with resources containing cache battery packs)」を選択します。 Enter キーを押します。
    7. 「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with Resources containing Cache Battery Packs)」画面で、作業する入出力カードに対して「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force battery pack into error state)」を選択します。 Enter キーを押します。
    8. 「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force Battery Packs Into Error State)」画面で、正しい入出力アダプターが選択されていることを確認し、ファンクション・キーを押してその選択を確定します。
  2. 573D または 5727 をその PCI スロットから取り外します。
    1. PCI アダプターにある PCI アダプターの取り外し手順を行います。
    2. システムを準備するための指示に従います。
    3. 573D または 5727 を取り外すための指示に従います。
    4. アダプターの取り外し後、ここに戻ります。
  3. キャッシュ・バッテリー・パックを取り替えるには、次の手順を実行します。
    注意:
    このバッテリーはリチウム・イオン・バッテリーです。 爆発することがありますので、火中に入れないでください。IBM 承認の部品のみと交換してください。バッテリーのリサイクルまたは廃棄については、地方自治体の条例に従ってください。米国では、IBM がこのバッテリーの回収プロセスを設けています。詳しくは、1-800-426-4333 にお問い合わせください。お問い合わせの前に、このバッテリー・ユニットの IBM 部品番号をご用意ください。(C007)
    重要:
    • 静電気の放電によってハードウェアが損傷するのを防ぐために、リスト・ストラップをハードウェアの塗装されていない金属面に接続します。
    • リスト・ストラップ使用時は、電気機器のすべての安全手順に従います。リスト・ストラップは静電気を制御 するためのものです。 これは、電気機器を使用または電気機器で作業を行う際に、感電するリスクを増大するものでも、低減するものでもありません。
    • リスト・ストラップがない場合は、製品を ESD パッケージから取り出して、 ハードウェアの取り付けまたは取り替えを行う直前に、システムの塗装されていない金属面に 5 秒以上触れさせてください。
    1. キャッシュ・バッテリー・パックが入っているケース A を見つけます。
      573D または 5727 ULTRA320 SCSI RAID アダプターの図
    2. ケース A を押し上げて、アダプターからキャッシュ・バッテリー・パックを取り外します。
  4. キャッシュ・バッテリー・パックをカードに接続しているプラグを抜きます。 プラグの保持ラッチをしっかり押さえ、ゆっくり引き抜いてください。 このプラグは、取り替え手順中に誤って挿入できないように、ボードに一方向にしか接続 できないようになっています。
  5. キャッシュ・バッテリー・パックをバッテリー・ケースから取り出します。バッテリー・ケースはそのまま残しておき、 交換用のキャッシュ・バッテリー・パックのケースとして使用します。
    注: 新しいバッテリーを接続する前に、キャッシュ・バッテリー・パックが少なくとも 60 秒間、接続されていないようにしてください。これは、バッテリーが取り替えられたこと をアダプターが認識するのに必要な最小限の時間です。
  6. 新しいキャッシュ・バッテリー・パックをバッテリー・ケースに取り付けます。
  7. キャッシュ・バッテリー・パックのプラグをカードに接続します。 このプラグは、誤って挿入できないように、カードに一方向にしか接続できないようになっています。
  8. ケース A を再取り付けし、タブを押し込み、カバーを固定します。タブを挿入しケースをアダプターの反対側に押し入れてバッテリーとケースを取り付けます。
  9. アダプターを再取り付けします。PCI アダプターを参照して、ここに戻ります。
  10. 取り付けた部品を検査してください。取り付けられた部品の検査を参照してください。

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