2757 のキャッシュ・バッテリー・パックの取り替え

この手順では、2757 PCI-X Ultra RAID コントローラーのキャッシュ・バッテリー・パックを取り替える方法について説明します。このフィーチャーの取り替え作業はお客様が行う作業です。この作業を、 お客様ご自身で行うこともできますが、IBM 認定サービス・プロバイダーに依頼することもできます。この作業に関して、IBM 認定サービス・プロバイダーが お客様に費用を請求させていただく場合があります。

重要: すでに電源オフ状態のシステム/区画に対してキャッシュ・バッテリーを取り外すと、お客様データが欠落することになる可能性があります。バッテリーの保守活動前に そのシステムの電源がオフになっていた場合、DST に 対して IPL を行い、バッテリー交換前に この手順を継続する必要 があります。

2757 のキャッシュ・バッテリー・パックを取り替える手順を完了するには、PCI アダプターの取り外しおよび取り替え手順を行わなければならないこともあります。この情報を印刷された形式で使用する場合は、PCI アダプター情報の PDF を印刷します。「PCI アダプター」を参照してください。

i5/OS® を使用する 2757 上 でキャッシュ・バッテリー・パックを交換する場合、以下の手順を行います。

  1. データ損失が発生する可能性を防止するためには、キャッシュ・バッテリー・パックの交換前にそれがエラー状態になっていることを確認します。これにより、バッテリー交換前にすべてのキャッシュ・データが確実にディスクに書き込まれることになります。 キャッシュ・バッテリー・パックを強制的にエラー状態にするには (起こりうるデータ損失を防止するために)、2757 を使用しているシステムまたは区画上で、次の手順を実行します。
    1. 少なくともサービス・レベル権限でシステムにサインオンしていることが必要です。
    2. コマンド行で、strsst と入力して、Enter キーを押します。
    3. 「システム保守ツール (SST) サインオン」画面上で、保守ツールのユーザー ID と保守ツールのパスワードを入力します。Enter キーを押します。
    4. 「システム保守ツール (SST)」画面上で「保守ツールの開始」を選択します。Enter キーを押します。
    5. 「保守ツールの開始」画面で、「ハードウェア保守管理機能」を選択します。Enter キーを押します。
    6. 「ハードウェア保守管理機能」画面で「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with resources containing cache battery packs)」を選択します。 Enter キーを押します。
    7. 「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with Resources containing Cache Battery Packs)」画面で、作業する入出力カードに対して「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force battery pack into error state)」を選択します。 Enter キーを押します。
    8. 「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force Battery Packs Into Error State)」画面で、正しい入出力アダプターが選択されていることを確認し、ファンクション・キーを押してその選択を確定します。
  2. 2757 をその PCI-X スロットから取り外します。
    1. PCI アダプターにある PCI アダプターの取り外し手順を行います。
    2. システムを準備するための指示に従います。
    3. 2757 を取り外すための指示に従います。
    4. アダプターの取り外し後、ここに戻ります。
  3. キャッシュ・バッテリー・パックを取り外し、取り替えます。
    注意:
    このバッテリーはリチウム・イオン・バッテリーです。 爆発することがありますので、火中に入れないでください。IBM 承認の部品のみと交換してください。バッテリーのリサイクルまたは廃棄については、地方自治体の条例に従ってください。米国では、IBM がこのバッテリーの回収プロセスを設けています。詳しくは、1-800-426-4333 にお問い合わせください。お問い合わせの前に、このバッテリー・ユニットの IBM 部品番号をご用意ください。(C007)
    重要:
    • 静電気の放電によってハードウェアが損傷するのを防ぐために、リスト・ストラップをハードウェアの塗装されていない金属面に接続します。
    • リスト・ストラップ使用時は、電気機器のすべての安全手順に従います。リスト・ストラップは静電気を制御 するためのものです。 これは、電気機器を使用または電気機器で作業を行う際に、感電するリスクを増大するものでも、低減するものでもありません。
    • リスト・ストラップがない場合は、製品を ESD パッケージから取り出して、 ハードウェアの取り付けまたは取り替えを行う直前に、システムの塗装されていない金属面に 5 秒以上触れさせてください。
    1. バッテリー・コネクター B をアダプターのコネクターから抜きます。 プラグの保持ラッチをしっかり押さえ、ゆっくり引き抜いてください。 このプラグは、取り替え手順中に誤って挿入できないように、ボードに一方向にしか接続 できないようになっています。
    2. キャッシュ・バッテリー・パックを定位置に保持する 2 つのプラスチック製 リベット C を見つけます。アダプターの裏側で、このリベット内側に取り付けられた 2 つの ピン D を取り除きます。
      2757 用
のキャッシュ・バッテリー・パック
      ビデオを見る
  4. アダプターにバッテリー・アセンブリーを固定しているプッシュ・リベット C を外します。このリベットをアダプター背面に押し出し、バッテリー・パック A をアダプターから取り外します。このリベット C を押してアダプター背面に通すことが できない場合、ステップ 4a に進みます。
    注: 新しいバッテリーを接続する前に、キャッシュ・バッテリー・パックが少なくとも 60 秒間、接続されていないようにしてください。これは、バッテリーが取り替えられたこと をアダプターが認識するのに必要な最小限の時間です。
    1. このリベット C を押してアダプター背面に通すことができない場合、伸縮性のボールペンを探します。
      注: 中間サイズの伸縮性のボールペンが望ましいのですが、小さな開口部のある同等品を使用しても構いません。この小さな開口部は、そのペンがリベット先端に行き渡る程度に大きく、リベット上をスライドしてバッテリー・アセンブリー・ブラケットと接触しない程度の小さいサイズである必要があります。
    2. アダプターをスライドさせて作業域の端から離して、ちょうど、リベット C をアダプター背面に押し出すことができる程度にします。
    3. ボールペンの先を引っ込めた状態でボールペンを持ち、リベット C の上にボールペンを合わせて、リベット C が押し出すまで注意してまっすぐ下に押します。
    4. 他のリベット C に対してもステップ 4b と 4c を繰り返します。
    5. バッテリー・パック A をアダプターから取り外します。
    6. アダプターを反転させて、リベット C をアダプターに押し戻します。
  5. 新しいバッテリー・パック A をアダプターのプッシュ・リベット C に取り付けます。
  6. アダプター背面でリベットにピン D を再挿入します。 ビデオを見る
  7. キャッシュ・バッテリー・パック・コネクター B を アダプターに接続します。 このプラグは、誤って挿入できないように、アダプターに一方向にしか接続できないようになっています。
  8. アダプターを再取り付けします。PCI アダプターを参照して、ここに戻ります。
  9. 取り付けた部品を検査してください。取り付けられた部品の検査を参照してください。

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