0649、571E、574F、2780、5582、5583、5708、 5738、または 5777 のキャッシュ・バッテリー・パックの取り替え

以下の手順では、以下の製品のキャッシュ・バッテリー・パックを取り替える方法について説明します。

  • 0649 PCI-XDDR クワッド・チャネル Ultra 320 SCSI RAID アダプター
  • 571E PCI-XDDR クワッド・チャネル Ultra 320 SCSI RAID アダプター
  • 574F 補助書き込みキャッシュ IOA
  • 2780 PCI-X Ultra4 RAID ディスク・コントローラー
  • 5582 ディスク・コントローラー (補助書き込みキャッシュ搭載)
  • 5583 ディスク・コントローラー (補助書き込みキャッシュ搭載)
  • 5708 補助書き込みキャッシュ IOA
  • 5738 PCI-X クワッド・チャネル Ultra 320 SCSI RAID アダプター
  • 5777 PCI-X クワッド・チャネル Ultra 320 SCSI RAID アダプター
このフィーチャーの取り替え作業はお客様が行う作業です。この作業を、 お客様ご自身で行うこともできますが、IBM 認定サービス・プロバイダーに依頼することもできます。この作業に関して、IBM 認定サービス・プロバイダーが お客様に費用を請求させていただく場合があります。
重要: すでに電源オフ状態のシステムまたは区画に対してキャッシュ・バッテリーを取り外すと、お客様データが欠落することになる可能性があります。バッテリーの保守活動前に そのシステムの電源がオフになっていた場合、DST に 対して IPL を行い、バッテリー交換前に この手順を継続する必要 があります。

注: 574F、5582、5583、または 5708 は、AIX® または Linux® ではサポートされません
注: 0649 は i5/OS® ではサポートされません。

AIX システムまたは区画の 0649、2780、571E、または 5738 を取り替える場合の情報については、IBM® eServer™ pSeries® および AIX Information Center の「SCSI アダプター」をご覧になり、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for AIX」を参照してください。

Linux システムまたは区画の 2780、571E、または 5738 を取り替える場合の情報については、IBM eServer pSeries および AIX Information Center の「SCSI アダプター」をご覧になり、「PCI-X SCSI RAID Controller Reference Guide for Linux」を参照してください。

注: 以下の手順を完了するには、アダプターの電源をオフにしたり、システム/区画の電源をオフにしたりしないでください。 これらのアダプターのキャッシュ・バッテリーは同時に取り替える設計になっています。

i5/OS を使用して 571E、574F、2780、5582、5583、5708、5738、または 5777 キャッシュ・バッテリー・パックを取り替えるには、次の手順を実行します。

  1. データ損失が発生する可能性を防止するためには、キャッシュ・バッテリー・パックの交換前にそれがエラー状態になっていることを確認します。これにより、バッテリー交換前にすべてのキャッシュ・データが確実にディスクに書き込まれることになります。 キャッシュ・バッテリー・パックを強制的にエラー状態にするには (起こりうるデータ損失を防止するために)、571E、574F、2780、5582、5583、 5708、5738、または 5777 を含むシステムまたは区画で、次の手順を実行します。
    1. 少なくともサービス・レベル権限でシステムにサインオンしていることが必要です。
    2. コマンド行で strsst と入力します。Enter キーを押します。
    3. 「システム保守ツール (SST) サインオン」画面で、保守ツールのユーザー ID と保守ツールのパスワードを入力します。Enter キーを押します。
  2. そのシステム/区画で OS/400 バージョン 5 リリース 4 以降が使用されていますか。
    • はい: 次のステップから続けます。
    • いいえ: ステップ 4 に進みます。
  3. 「システム保守ツール (SST)」画面上で「保守ツールの開始」を選択します。Enter キーを押します。
    1. 「保守ツールの開始」画面で、「ハードウェア保守管理機能」を選択します。Enter キーを押します。
    2. 「ハードウェア保守管理機能」画面で「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with resources containing cache battery packs)」を選択します。 Enter キーを押します。
    3. 「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with Resources containing Cache Battery Packs)」画面で、入出力カードに対して「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force battery pack into error state)」を選択します。 Enter キーを押します。
    4. 「バッテリー・パックを強制的にエラー状態にする (Force Battery Packs Into Error State)」画面で、正しい入出力アダプターが選択されていることを確認し、ファンクション・キーを押してその選択を確定します。
    5. この操作が正しく完了したら、「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with Resources containing Cache Battery Packs)」画面に戻り、「バッテリー情報を表示する (Display battery information)」を選択し、「バッテリー・パックは安全に交換できます (Battery pack can be safely replaced)」フィールドに yes が表示されていることを確認します。yes が表示されていない場合、この手順を継続する前に次のレベルのサポートに連絡してください。
    6. ステップ 5 から継続します。
  4. 「システム保守ツール (SST)」画面上で「保守ツールの開始」を選択します。Enter キーを押します。
    1. 表示/変更/ダンプ」を選択します。
    2. ストレージの表示/変更 (Display/Alter storage)」を選択します。
    3. ライセンス内部コード (LIC) データ」を選択します。
    4. 拡張分析 (Advanced Analysis)」を選択します。
    5. バッテリー情報 (BATTERY INFO)」コマンドを選択します。
    6. 「拡張分析オプションを指定する (Specify Advanced Analysis Options)」画面で、 「オプション」フィールドに -LIST と入力します。Enter キーを押します。
    7. 作業しているカード上のリソース名を見つけて、メモします。
      注: 画面上で「バッテリー・パックは安全に交換できます (Battery pack can be safely replaced)」の横に yes が表示されていれば、キャッシュ・バッテリー・パックを安全に交換できます。
    8. 「拡張分析オプションを指定する (Specify Advanced Analysis Options)」画面に戻ります 。-Force -IOA xxxx と入力します (ここで 、xxxx は作業しているカード・リソース名で、前のステップでメモしたものです)。Enter キーを押します。
    9. 画面の指示に従い、キャッシュ・バッテリー・パックが強制的にエラー状態になっていることを確認します。
    10. 「拡張分析オプションを指定する (Specify Advanced Analysis Options)」画面に戻ります 。-LIST -IOA xxxx と入力します (ここ で xxxx は作業しているカード・リソース名です)。Enter キーを押します。「安全に取り替えられます (Can be Safely Replaced)」フィールドに yes と表示されます。
  5. キャッシュ・バッテリー・パックを取り替えるには、次の手順を実行します。
    注意:
    このバッテリーはリチウム・イオン・バッテリーです。 爆発することがありますので、火中に入れないでください。IBM 承認の部品のみと交換してください。バッテリーのリサイクルまたは廃棄については、地方自治体の条例に従ってください。米国では、IBM がこのバッテリーの回収プロセスを設けています。詳しくは、1-800-426-4333 にお問い合わせください。お問い合わせの前に、このバッテリー・ユニットの IBM 部品番号をご用意ください。(C007)
    重要:
    • 静電気の放電によってハードウェアが損傷するのを防ぐために、リスト・ストラップをハードウェアの塗装されていない金属面に接続します。
    • リスト・ストラップ使用時は、電気機器のすべての安全手順に従います。リスト・ストラップは静電気を制御 するためのものです。 これは、電気機器を使用または電気機器で作業を行う際に、感電するリスクを増大するものでも、低減するものでもありません。
    • リスト・ストラップがない場合は、製品を ESD パッケージから取り出して、 ハードウェアの取り付けまたは取り替えを行う直前に、システムの塗装されていない金属面に 5 秒以上触れさせてください。
    1. 正しいアダプターを識別します。障害 のある部品の識別を参照してください。
    2. バッテリー・パックを含む金属カバー A を見つけます。プッシュ・リベットを抜いて、金属カバー A を外します。
      574F、2780、5708、5738、または 5777 キャッシュ・バッテリー・パックの図
  6. キャッシュ・バッテリー・パックをアダプターに接続しているプラグを抜きます。 プラグの保持ラッチをしっかり押さえ、ゆっくり引き抜いてください。 このプラグは、取り替え手順中に誤って挿入できないように、ボードに一方向にしか接続 できないようになっています。
  7. キャッシュ・バッテリー・パックをゆっくり引いて、アダプターから取り外します。
  8. 新しいキャッシュ・バッテリー・パックを取り付けます。
  9. キャッシュ・バッテリー・パックのプラグをカードに接続します。 このプラグは、取り替え手順中に誤って挿入できないように、カードに一方向にしか接続 できないようになっています。
  10. 金属カバー A を再取り付けし、プッシュ・リベットを押し込み、カバーをアダプターに固定します。
  11. そのシステム/区画で OS/400 バージョン 5 リリース 4 以降が使用されていますか。
    • はい: 次のステップから続けます。
    • いいえ: ステップ 14 に進みます。
  12. 「キャッシュ・バッテリー・パックのあるリソースを扱う作業をする (Work with Resources containing Cache Battery Packs)」画面に戻り、「IOA キャッシュを開始する (Start IOA cache)」を選択します。Enter キーを押します。
  13. キャッシュは開始されました。(Cache was started)」というメッセージが表示されていることを確認します。 これでこの手順は完了です。
  14. 「拡張分析オプションを指定する (Specify Advanced Analysis Options)」画面に戻り 、-START -IOA xxxx と入力します (ここで xxxx は 作業しているカード・リソース名です)。
  15. 入出力アダプターでキャッシュが作動しました (Cache started on IOA)」というメッセージが表示されていることを確認してください。

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