オペレーション・コンソールのタイプ

各種のコンソールおよびコネクティビティー・オプションのリストを参照し、それぞれの利点と欠点を確認してください。

各環境に最適なコネクティビティー・オプションは、それぞれ異なります。 以下に示す、各オペレーション・コンソール・タイプの利点と欠点をよく検討し、最良のオプションを選択してください。

サーバーに直接接続されたローカル・コンソール
オペレーション・コンソール・ケーブルを使用してサーバーに直接接続されていて、 オペレーション・コンソールがインストールされているローカル PC です。
リモート・アクセス許可付きで直接接続されているローカル・コンソール
オペレーション・コンソール・ケーブルを使用してサーバーに直接接続されていてリモートからもアクセスできる、 オペレーション・コンソールがインストールされているローカル PC です。
ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソール
ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) を使用してサーバーに間接的に接続されていて、 オペレーション・コンソールがインストールされているローカル PC です。
ダイヤルアップ・サポートを使用するリモート・コンソール
オペレーション・コンソールがインストールされているリモート PC です。これは、リモート・アクセス許可付きで直接接続されたローカル・コンソールにダイヤルアップ接続を使用してアクセスすることにより、サーバーを制御できます。

サーバーに直接接続されたローカル・コンソール

必要なコンソールが 1 つだけであり、サーバーを管理するためのコンソールへのアクセスに対して物理的セキュリティーを適用している場合、このタイプの接続を使用します。 次の表には、このタイプの接続を使用する場合の利点と欠点をリストしています。

表 1. 利点と欠点: サーバーに直接接続されたローカル・コンソール
利点 欠点
  • ネットワーク障害が起こった場合に、管理者は自分のコンソールへアクセスします。 ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソールの場合、ネットワーク障害が発生するとコンソールにアクセスできなくなります。
  • この PC を使用して、システム・コンソールとして利用したり、コントロール・パネル機能を実行することができ、あるいは、仮想コントロール・パネル接続 (または、リモート・コントロール・パネルをサポートする LAN に類似の構成) が確立されていれば、この両方を行うことができます。 リモート・コントロール・パネルについて詳しくは、コントロール・パネル機能の管理を参照してください。
  • コンソールを、サーバー・ルーム内のドアに施錠できる安全なところに置くことができます。
  • コンソールを管理したり、コンソールにアクセスするためにサーバーの近くにいる必要があります。
  • オペレーション・コンソール機能をサポートするために、オペレーション・コンソール・ケーブルが必要です。 直接接続用ケーブル以外の方法でリモート・コントロール・パネル・サポートを行う必要があります。
  • この構成は、リモート接続をサポートしません。リモート接続について詳しくは、リモート・アクセス許可付きで直接接続されているローカル・コンソールを参照してください。
  • 1 台の PC および 1 つのサーバーまたは区画に対し、直接接続ローカル・コンソールは 1 つしか認められません。

リモート・アクセス許可付きで直接接続されているローカル・コンソール

リモート・ロケーションからコンソールを管理するために、サーバーに直接接続されたコンソールが必要な場合は、このタイプの接続を使用してください。 これによって、週末の間に自宅からサーバーを始動したり、開始したジョブが完了しているか確認することができます。

表 2. 利点と欠点: リモート・アクセス許可付きで直接接続されたローカル・コンソール
利点 欠点
  • 管理者は、コンソール・タスクを実行するためにサーバーのそばに在席する必要がありません。
  • ネットワーク障害が起こった場合に、管理者はコンソールにアクセスできます。 ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソールの場合、ネットワーク障害が発生するとコンソールにアクセスできなくなります。
  • この PC をシステム・コンソールとしてリモートから使用することができます。
  • ダイヤルアップ・サポートを使用するリモート・コンソールは、構成に応じてオペレーター介入を使用して、または使用せずにサーバーにアクセスすることができます。
  • リモート PC をこの PC に接続すると、システム・コンソールとして使用することができます。
  • 一時点では 1 つの着信接続しか許されません。
  • オペレーション・コンソール機能をサポートするために、オペレーション・コンソール・ケーブルが必要です。 ハードウェア要件について詳しくは、オペレーション・コンソールのハードウェア要件を参照してください。
  • 1 台の PC および 1 つのサーバーまたは区画に対し、直接接続ローカル・コンソールは 1 つしか認められません。
  • このローカル PC だけでなく、リモート PC でもリモート・コントロール・パネル機能はサポートされません。

ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソール

複数のサーバーまたは区画を 1 つのコンソールから管理する必要があり、また、機密保護機能のあるネットワークを構築済みであって、コンソールをそのネットワークで構成できる場合は、このタイプの接続を使用します。


ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソール
表 3. 利点と欠点: ネットワーク (LAN) 接続ローカル・コンソール
利点 欠点
  • 1 台の PC を複数の異なるサーバーまたは区画用のコンソールとして構成できます (ただし、それらのサーバーまたは区画がネットワークに接続されている場合)。
  • 管理者は、オペレーション・コンソールを管理するためにサーバーのそばに在席する必要はありません。
  • オペレーション・コンソール接続を保護するために、セキュリティー・フィーチャーが使用可能です。
  • 複数の PC を 1 つのサーバーまたは区画用のオペレーション・コンソールとして構成できますが、一時点では 1 台の PC しかアクティブになれません。
  • バックアップ・コンソールが配置されていないと、ネットワーク障害が起こった場合に、使用可能なコンソールがなくなってしまいます。 そのため、直接接続されたローカル・コンソール、平衡型コンソール、または HMC (インストールされている場合) をバックアップ用に構成しておくことをお勧めします。 バックアップ・コンソールについて詳しくは、i5/OS 用バックアップ・コンソールを参照してください。
  • サーバーには、オペレーション・コンソールまたは他の保守ツールで使用する別の LAN カードが必要です。 ハードウェア要件について詳しくは、オペレーション・コンソールのハードウェア要件を参照してください。

ダイヤルアップ・サポートを使用するリモート・コンソール

リモート・ロケーションからコンソールを管理するために、サーバーに接続されたコンソールが必要な場合は、このタイプの接続を使用してください。

表 4. 利点と欠点: ダイヤルアップ・サポートを使用するリモート・コンソール
利点 欠点
  • 管理者は、コンソール・タスクを実行するためにサーバーのそばに在席する必要がありません。
  • リモート・コンソールは、構成に応じてオペレーター介入を使用して、または使用せずに iSeries™ サーバーにアクセスすることができます。
  • 一時点では 1 つの着信接続しか許されません。
  • リモート PC がサーバーに直接接続 (リモート・アクセス許可あり、またはなし) されたローカル・コンソールでもある場合、そのローカル・コンソールは、リモート・コンソールとして接続する前に切断しておく必要があります。
  • リモート・コントロール・パネル機能はリモート PC ではサポートされません。
  • 1 台の PC に対して直接接続構成は 1 つしか認められませんが、複数のリモート・コンソール構成を作成することも可能です。ただしその場合、一度に 1 つしかアクティブにできません。

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