補助書き込みキャッシュ IOA (FC 5580, 5581)(CCIN 5708)

補助書き込みキャッシュ IOA アダプターおよびそれと一緒に使用される PCI-X Ultra4 RAID ディスク・コントローラー・アダプターについて説明します。

フィーチャー 5580 には、2780 PCI-X Ultra4 RAID ディスク・コントローラー・アダプター、CCIN 5708 補助書き込みキャッシュ IOA、および必要な接続ケーブルが含まれます。フィーチャー 5581 には、2757 PCI-X Ultra RAID ディスク・コントローラー・アダプター、CCIN 5708 補助書き込みキャッシュ IOA、および必要な接続ケーブルが含まれます。

図 1. 5708、補助書き込みキャッシュ IOA
5708、補助書き込みキャッシュ IOA

物理的なケーブル接続は、5708 アダプターと、2780 または 2757 アダプターの SCSI ポート 4 の間で必要です。5708 アダプターおよびこのアダプターが接続されるディスク・コントローラー・アダプターの両方を同一の物理的なシステム装置または拡張装置に取り付ける必要があり、同一区画に取り付ける必要があります。

この 5708 アダプターには、最大に圧縮される 757 MB 補助書き込みキャッシュが搭載されます。このアダプターは、その接続対象のディスク・コントローラー・アダプターの書き込みキャッシュをミラーリングします。データ保護は、別アダプター上に格納された 2 つのコピーの書き込みキャッシュを保有することにより機能拡張されます。ディスク・コントローラーの書き込みキャッシュに障害が発生すると、障害を起こした IOA のリカバリー時に 5708 アダプターがバックアップ・コピーを提供します。

フィーチャー 5580 または 5581 への取り付けまたは変換に対する考慮事項

重要: ご使用のアダプターをフィーチャー 5580 または 5581 に変換するには、広範囲な計画が必要です。この計画が不適切な場合、その結果、サーバー障害の拡大、データ・ロス、またはその両方となる可能性があります。システムの完全な復元が必要な場合もあります。

ご使用のシステムに関連して以下の質問を確認してください。

上記の質問のいずれかの回答が「はい」の場合、または回答が不明な場合、サービスの計画と配備のために認定サービス・プロバイダーにご相談ください。

フィーチャー 5580 または 5581 の計画情報と配備サンプルは、キャッシュ・ソリューションによるディスク・ストレージの可用性の計画 (Planning for Disk Storage Availability with Cache Solutions) を参照してください。

5708 アダプターの仕様

項目 説明
アダプターの FRU 番号 39J0686
バッテリーの FRU 番号 97P4846
ケーブルの FRU 番号 39J1702
ケーブル 補助ストレージ・アダプター SCSI ケーブルに固有のストレージ・アダプターが必要であり、各フィーチャーまたは変換と一緒に提供されます。
I/O バス・アーキテクチャー PCI 2.2 電源/バス準拠
装置説明
  • 長い、64 ビット、133 MHz、3.3 V エッジ・コネクター、単一スロット
  • PCI-X 2.0 準拠
  • 32 ビット、33 MHz PCI アダプター・スロットへの下方互換性
オペレーティング・システムまたは区画の要件 i5/OS® オペレーティング・システムまたは区画のみでサポート (V5R2、V5R3、およびそれ以降)。
最大数 システム指定のアダプター配置は、システム装置および拡張装置内の PCI アダプターの配置を参照してください。
区画情報
  • このフィーチャーを 1 次区画または区画に分割されていないシステムで取り付けようとしている場合、ロード・ソース (LS) アダプター用の補助キャッシュ IOA は LS IOA と同じエンクロージャーの中に存在する必要があります。
  • このフィーチャーを任意のシステム上の 2 次区画ステムで取り付けようとしている場合、LS アダプター用の補助キャッシュ IOA は LS IOP の元に存在する必要があります。
関連情報
  • このフィーチャーは、接続された拡張装置に取り付ける必要があります。5708 アダプターは、モデル 520550、または 570 システム装置に取り付けることはできません。
  • ディスク・コントローラー・アダプターおよび補助書き込みキャッシュ・アダプターは、1 つの PCI スロットをおのおの必要とします。
  • 両方のアダプターは同一エンクロージャー内に取り付ける必要があります。
  • 両方のアダプターは SCSI ケーブルで接続されます (このケーブルは提供されます)。
  • オペレーティング・システムは、接続されたデバイスがないストレージ・コントローラーとしてこの 5708 アダプターを識別します。
  • 5708 アダプターは IOP を使用する環境に限ってサポートされます。
  • タイプ 2780 と 2757 は、これらのフィーチャーの一部として受け取った場合、注文、出荷、または品目の資料上には現れません。

アダプターを取り付ける

アダプターを取り付けるには、PCI アダプター (PCI adapters) を参照してから、SCSI ケーブルの取り付け手順のためにここに戻ってください。

SCSI ケーブルを取り付ける

ディスク・コントローラー・アダプターおよび補助書き込みキャッシュ・アダプターは、SCSI ケーブルで接続されます。

重要: このアダプターが電源オン状態では、アダプター・ケーブルの取り付けと取り外しを行わないでください。サービス手順に従って、アダプター・スロットに対して電源をオフにするか、またはこのアダプターを取り付けるシステムまたは区画をシャットダウンします。

SCSI ケーブルの取り付けは、以下のようにします。

  1. この SCSI ケーブルを、ディスク・コントローラー・アダプターの SCSI バス・ポート 3 (4 番目の物理ポート) に接続します。

    SCSI バス・ポート
3
  2. このケーブルを、補助書き込みキャッシュ・アダプター上の SCSI ポートに接続します。
注:
  1. ディスク・コントローラーにケーブルを接続すると、ディスク・ドライブをサポートする SCSI バス数を 4 つから 3 つに減少させます。
  2. SCSI バス数の減少は、そのディスク・コントローラーがサポートするディスク・ドライブ数も減少させます。この数は、そのディスク・コントローラーが取り付けられたシステム装置または拡張ドロワーにより異なります。
  3. 補助書き込みキャッシュ・アダプターは何もディスク・ドライブを駆動しません。このアダプターは、書き込みキャッシュ障害が原因でシステム停止が拡大することに対するプロテクトを行いますが、ディスク・コントローラー障害に対するプロテクトは行いません。

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