7036-P16 のネットワークへの構成

7036-P16 デバイスを、システム・ネットワーク内で機能するように構成します。

目的

このセクションでは、基本ネットワーク構成方式と考慮事項、イーサネット・ネットワークへの 7036-P16 の構成、Ping-ARP 方式、および直接端末接続方式について、簡単に説明します。

ネットワーク構成方式と考慮事項

7036-P16 はイーサネット・デバイスであり、他のイーサネット・デバイスと同じようにネットワーク上で構成しなければなりません。 ユーザーはさまざまなネットワーク構成方式を使用することができます。

イーサネット・ネットワークへの 7036-P16 の構成方法

構成方式に関する考慮事項

7036-P16 を動的ホスト構成プロトコル (DHCP) をサポートするネットワークで使用する場合は、7036-P16 をネットワークに単純に接続し、電源を入れるだけで、構成は完了します。 7036-P16 は工場出荷時には、DHCP オプションがオプションになっています。

ネットワークで DHCP がサポートされていない場合には、ARP-Ping 構成または直接端末接続方式のいずれかを選択しなければなりません。

以下の理由から、ARP-Ping 構成方式が推奨されます。
  1. この方式では、ユーザーが 7036-P16 と同じ部屋にいる必要がありません。
  2. この方式では、tty 端末や 7036-P16 と tty 端末を接続するケーブルなどの、余分なハードウェアが必要ありません。
  3. この方式は、AIX® および Linux® インストール済み環境のいずれでも同様に使用することができます。
  4. この方式では、7036-P16 が DHCP をサポートするネットワークに接続されている必要がありません。

ARP-Ping ネットワーク構成方式

この方式を用いて 7036-P16 デバイスをネットワークに構成するには、以下のようにします。
  1. システムまたはネットワーク管理者から、以下の情報を収集してください。
    • MAC アドレス: [MAC アドレス] (MAC アドレス・ラベルは 7036-P16 の背面にあります)
    • IP アドレス: [IP アドレス]
    • デフォルト・ゲートウェイ: [IP ゲートウェイ・アドレス]
    • ネームサーバー: [ネームサーバー・アドレス]
    • サブネット・マスク: [サブネット・マスク]
    • ホスト名: [ホスト名]
    • ドメイン名: [ドメイン名]
  2. 7036-P16 から電源に電源コードを接続して、電源を入れます。
  3. 7036-P16 からイーサネット・ネットワークにイーサネット・ケーブルを接続します。
  4. サーバーに root としてログインします。サーバーが 7036-P16 と同じサブネット上にあることを確認してください。
  5. 手動でサーバーの ARP テーブルを更新します。
  6. ステップ 1 で収集した IP アドレスおよび 7036-P16 の MAC アドレスを使用します。
  7. ARP テーブルを更新するコマンド行は、AIX と Linux で異なっています。サーバーの ARP テーブルを更新する方法については、以下の例を使用してください:
    AIX Command: arp -s ether [IP アドレス] [MAC アドレス]
    Linux Command: arp -v -H ether -s [IP アドレス] [MAC アドレス]
  8. 以下のように入力し、IP アドレスを使用して 7036-P16 に ping します。ping -c 1 [IP Address]。7036-P16 からの応答がある前に、ping がタイムアウトになる場合があります。 7036-P16 が応答するまで、ping を繰り返してください。ping の応答は、IP アドレスが構成されたことを示します。
  9. ping コマンドから IP アドレスを使用して、7036-P16 に Telnet 接続します。telnet [IP Address]
  10. 7036-P16 に root としてログインします。デフォルトのパスワードを使用します。dbps
  11. ログイン後、ユーザーは root パスワードを変更することができます。パスワードを変更するには、以下のように入力します。newpass。コマンドの入力後は、プロンプトの指示に従ってください。
  12. 現在の構成を表示するために、set config と入力します。
  13. ステップ 1 で収集した情報を使用し、7036-P16 コマンド行に以下のコマンドを入力して、IP アドレス構成を完了します。
           set config ip=[IP アドレス]
           set config submask=[サブネット・マスク]
           set config gateway=[IP ゲートウェイ・アドレス]
           set config dns=[ネームサーバー・アドレス]
           set config dhcp=off
           set config hostname=[ホスト名]
           set config domain=[ドメイン名]
  14. 予防措置として、ユーザーは Ping-ARP および RARP オプションを活動停止にしておくことができます。 Ping-ARP および RARP オプションを活動停止にするには、以下のコマンドを入力します。
    set config Ping-ARP=off
    set config RARP=off
  15. ユーザーがホスト・サーバー上で Digi RealPort® ソフトウェアを使用して、すべての 7036-P16 ポートを制御する計画があるなら、システム・ポートを Digi RealPort® ソフトウェアで使用できるよう構成する必要があります。 以下のコマンドを入力します。set port range=* dev=rp
  16. 7036-P16 にリブート・コマンドを発行し、変更を恒久的に設定します。 以下のコマンドを入力します。boot action=reset
  17. 7036-P16 がリブートされ、ネットワーク構成は完了しました。

これで 7036-P16 にはイーサネット接続を介してアクセスすることができます。 ユーザーは必要に応じて、他のフィーチャーをプログラムすることができます。7036-P16 ソフトウェアに関する追加資料および資料 CD を参照してください。

直接接続構成方式

通常の TTY 端末または端末エミュレーション・プログラムを実行中の PC を、16 のポートのいずれかに直接接続し、コマンドを 7036-P16 コマンド行に入力して、7036-P16 をネットワークに構成することができます。

この方式では、ユーザーが 7036-P16 と同じ部屋にいる必要があります。この方式では、TTY 端末または PC が使用可能になっている必要があります。 この方式には、TTY 端末または PC をサーバーに接続するシリアル・ケーブルが必要です。 この方式は、サーバー上にインストールされているオペレーティング・システムから独立しています。

この方式を用いて 7036-P16 デバイスをネットワークに構成するには、以下のようにします。
  1. システムまたはネットワーク管理者から、以下の情報を収集してください。
    • MAC アドレス: [MAC アドレス] (MAC アドレス・ラベルは 7036-P16 の背面にあります)
    • IP アドレス: [IP アドレス]
    • デフォルト・ゲートウェイ: [IP ゲートウェイ・アドレス]
    • ネームサーバー: [ネームサーバー・アドレス]
    • サブネット・マスク: [サブネット・マスク]
    • ホスト名: [ホスト名]
    • ドメイン名: [ドメイン名]
  2. 7036-P16 から電源に電源コードを接続して、電源を入れます。
  3. TTY 端末から 7036-P16 にシリアル・ケーブルを接続します。
  4. 7036-P16 に root としてログインし、デフォルトのパスワード dbps を使用します。
  5. ログイン後、ユーザーは root パスワードを変更することができます。次のように入力します。newpass
  6. 現在の構成を表示するために、set config と入力します。
  7. ステップ 1 で収集した情報を使用し、7036-P16 コマンド行に以下のコマンドを入力して、IP アドレス構成を完了します。
           set config ip=[IP アドレス]
           set config submask=[サブネット・マスク]
           set config gateway=[IP ゲートウェイ・アドレス]
           set config dns=[ネームサーバー・アドレス]
           set config dhcp=off
           set config hostname=[ホスト名]
           set config domain=[ドメイン名]
  8. 予防措置として、ユーザーは Ping-ARP および RARP オプションを活動停止にしておくことができます。 Ping-ARP および RARP オプションを活動停止にするには、以下のコマンドを入力します。
    set config Ping-ARP=off
    set config RARP=off
  9. ユーザーがホスト・サーバー上で Digi RealPort ソフトウェアを使用して、すべての 7036-P16 ポートを制御する計画があるなら、システム・ポートを Digi RealPort ソフトウェアで使用できるよう構成する必要があります。 以下のコマンドを入力します。set port range=* dev=rp
  10. 7036-P16 にリブート・コマンドを発行し、変更を恒久的に設定します。 以下のコマンドを入力します。boot action=reset
  11. 7036-P16 がリブートされ、ネットワーク構成は完了しました。

これで 7036-P16 にはイーサネット接続を介してアクセスすることができます。 ユーザーは必要に応じて、他のフィーチャーをプログラムすることができます。7036-P16 ソフトウェアに関する追加資料および資料 CD を参照してください。


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