backupios コマンド

目的

ルート・ボリューム・グループのインストール可能イメージを、ブート可能テープ、ファイルシステム、または DVD に作成します。

構文

backupios -file DirectoryName [ -mksysb ] [ -nosvg ]

backupios -tape Device [ -nopak ] [ -verify ] [ -nosvg ]

backupios -cd Device [ -udf | -cdformat ] [ -accept ] [ -nosvg ]

説明

backupios コマンドは、バーチャル I/O サーバーのバックアップを作成し、ファイルシステム、ブート可能テープ、または DVD に入れます。 システムが破壊された場合、このバックアップを使用して、オリジナルの状態に再インストールできます。バックアップをテープに作成した場合、テープはブート可能であり、 バックアップからインストールするのに必要なインストール・プログラムが組み込まれています。

-cd フラグを指定した場合、backupios コマンドは、 システム・バックアップ・イメージを、DVD-RAM メディアに作成します。 1 つのディスクにイメージが収まらないためマルチボリューム・ディスクを作成する必要がある場合は、 すべてのボリュームが作成されるまで、 backupios コマンドによって、ディスクの置き換えと取り外しの指示が出されます。

注:
ベンダーのディスク・ドライブによっては、CD-RW および DVD-R などのその他のディスク・タイプへの焼き付けがサポートされている場合があります。 ご使用のドライブの資料を参照して、 どのディスク・タイプがサポートされているかを判別してください。

-file フラグを指定した場合、backupios コマンドは、 システム・バックアップ・イメージを、指定したパスに作成します。ファイルシステムは、backupios コマンドを実行する前にマウントして、バーチャル I/O サーバーの root ユーザーが書き込めるようにしておく必要があります (詳しくは、mount コマンドのコマンドを参照)。 このバックアップは、installios コマンドを使用して、HMC から再インストールできます。

ルート・ボリューム・グループのバックアップをとる前に、backupios コマンドは、 定義されているそれぞれのボリューム・グループごとに savevgstruct コマンドを呼び出して、ユーザー定義のすべてのボリューム・グループの構造体を保管します。すべてのユーザー定義ボリューム・グループのバックアップがとられるのを避けるには、-nosvg フラグを使用します。

注:
backupios コマンドは、アクティブのボリューム・グループ構造体についてのみバックアップをとります。非アクティブのボリューム・グループ構造体はバックアップをとりません。

フラグ

-accept ライセンスを受け入れます。
-cd バーチャル I/O サーバーのバックアップが DVD-RAM メディアに入れられます。
-cdformat DVD サイズ (最大 4.38 GB) の最終 CD イメージを作成します。
-file バーチャル I/O サーバーのバックアップがファイルに入れられます。
-mksysb -mksyb フラグが使用されている場合、installios コマンドによって使用されるリソースは、イメージに保管されません。
-nopak ファイルのバックアップがとられるときのソフトウェア・パッキングを使用不可にします。一部の磁気テープ・ドライブでは、独自のパッキングまたは圧縮アルゴリズムを使用します。
-nosvg ユーザー定義のボリューム・グループのボリューム・グループ構造体が backupios プロセスの一部として保管されるのを防止します。
-tape バーチャル I/O サーバーのバックアップがテープに入れられます。
-udf DVD-RAM メディアに、UDF (ユニバーサル・ディスク・フォーマット) ファイルシステムを作成します。デフォルトのフォーマットは Rock Ridge (ISO9660) です。
-verify テープ・バックアップを検査します。このフラグが指定されていると、backupios コマンドは、 バックアップ・テープ上の各ファイルのファイル・ヘッダーを検査し、また、読み取りエラーが生じるたびにエラーを報告します。

終了状況

バーチャル I/O サーバーのコマンドの終了状況を参照してください。

  1. /dev/cd1 という名前の光ディスク・デバイスにバックアップを生成するには、次のように入力します。
    backupios -cd /dev/cd1 -cdformat
  2. /dev/rmt0 という名前のテープ・デバイスにシステム・バックアップを生成するには、 次のように入力します。
    backupios -tape /dev/rmt0

関連情報

mount コマンドおよび savevgstruct コマンド。


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