bootlist コマンド

目的

システムで使用可能なブート・デバイスのリストを表示し、変更します。

構文

bootlist -mode mode {[ -ls ] [ [ -rm ] | [ Device [ -attr Attribute=Value ... ] ... ] ] }

説明

bootlist コマンドを使用すると、ユーザーは、 システムをブートする元になる考えられるブート・デバイスのリストを表示し、変更することができます。システムは、ブートされると、リスト内のデバイスをスキャンし、ブート・イメージが入っている最初のデバイスからブートをしようとします。このコマンドは、次のものの更新をサポートしています。

bootlist コマンドは、 ブート候補である汎用デバイス・タイプおよび特定デバイスの指定をサポートします。 ブート・デバイス・リスト内のデバイスの順序は、 このコマンドの呼び出しにリストするデバイスの順序と同じにします。

表示または変更するブート・リストの選択は、-mode mode オプションを使用して行います。ここで、mode 変数は、 キーワード servicenormalboth、 または prevboot のいずれかです。 both キーワードが指定された場合、通常のブート・リストおよびサービス・ブート・リストの両方が表示され、 変更される場合は、同じデバイス・リストにセットされます。 prevboot キーワードが指定された場合、 -rm フラグを使用した変更だけを実行できます。 -rm フラグは、-mode フラグによって指定されたブート・リストを無効にします。

現在ブート・リストに入っているデバイスは、-ls フラグを使用して表示できます。指定したブート・リストを構成するデバイスのリストが、1 行に 1 デバイスずつ表示されます。ブート・リストに指定されているデバイスがシステムにない場合、名前の代わりに「-」が表示されます。

注:
ホット・プラグ・アダプターをシステムに追加したとき、そのアダプターとその子デバイスが、bootlist コマンドを使用したときのブート・デバイスの指定として使用可能にならない場合があります。この場合、可能性のあるブート・デバイスをすべてオペレーティング・システムに認識させるために、 システムをリブートする必要があります。

デバイスの選択項目

コマンド行に指定するデバイス名は、次の形式のどちらかをとることができます。

属性の選択項目

属性は、ユーザーがコマンド行に指定する、デバイスに関する情報のエクストラ部分です。この情報は特定のデバイスに固有のものですので、 汎用デバイスには属性はありません。 コマンド行で、属性は、属性の直前のデバイスに適用されるので、 複数のデバイスの間に属性が散在することができます。現在、 属性を持っているのは、次に示すように、ネットワーク・デバイスだけです。

bserver BOOTP サーバーの IP アドレス
gateway ゲートウェイの IP アドレス
client クライアントの IP アドレス
speed ネットワーク・アダプターのスピード
duplex ネットワーク・アダプターのモード

エラー処理

このコマンドがエラーで戻った場合、デバイス・リストは変更されません。 以下のデバイス・リストのエラーが起こりえます。

フラグ

Device ブート・リストに組み込む特定または汎用デバイスの名前を指定します。
-attr Attribute=Value デフォルトの代わりに使用するデバイス属性値のペアを指定します。 Attribute=Value 変数は、1 つの -attr フラグに対して、1 つの属性値ペアまたは複数の属性値ペアを指定するために使用できます。 1 つの -attr フラグを複数の属性値ペアで使用する場合は、 ペアのリストを引用符で囲み、ペアの間にブランク・スペースを入れる必要があります。例えば、-attr Attribute=Value と入力すると、1 つのフラグにつき 1 つの属性値ペアがリストされ、-attr 'Attribute1=Value1 Attribute2=Value2' と入力すると、 複数の属性値ペアがリストされます。
-mode Mode 表示または変更するブート・リストを指定します。mode 変数の可能な値は normalserviceboth、 または prevboot です。
-ls 指定した任意の変更を実行したあとで、 指定したブート・リストを表示することを示します。デバイス名のリストが出力されます。
-rm -mode フラグで指定したデバイス・リストを無効にすることを示します。

終了状況

バーチャル I/O サーバーのコマンドの終了状況を参照してください。

  1. サービス・モード・ブート・リストを無効にするには、次のように入力します。

    bootlist -mode service -rm
  2. コマンド行にリストされているデバイスを使用して通常モード用のブート・リストを作成するには、 次のように入力します。

    bootlist -mode normal hdisk0 hdisk1 rmt0 fd
  3. イーサネットを使用し、ゲートウェイを介してブートを試行し、 次にその他のデバイスを試行するには、以下のコマンドと同様のコマンドを入力します。この例に指定した IP アドレスは、ご使用の IP アドレスで置き換えてください。

    bootlist -mode normal ent0 -attr gateway=129.35.21.1 bserver=129.12.2.10 ¥
    client=129.35.9.23 hdisk0 rmt0 tok0 bserver=129.35.10.19 hdisk1
    

関連情報

backupios コマンド。


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