lsdev コマンド

目的

バーチャル I/O サーバーのデバイスおよびその特性を表示します。

構文

デバイスをリストする:

lsdev [ -type DeviceType... ] [ -virtual ] [ -field FieldName... ] [ -fmt Delimiter ] [-state State ]

特定デバイスについての情報を表示する:

lsdev { -dev DeviceName | -plc PhysicalLocationCode } [ -child ] [ -field FieldName... ] [ -fmt Delimiter ]

lsdev { -dev DeviceName | -plc PhysicalLocationCode } [ -attr [ Attribute ] | -range Attribute | -slot | -vpd | -parent]

lsdev -vpd

lsdev -slots

説明

lsdev コマンドは、バーチャル I/O サーバーにあるデバイスについての情報を表示します。 フラグがなにも指定されない場合は、バーチャル I/O サーバーの中のすべてのデバイス (物理デバイスおよび仮想デバイスの両方) のリストが表示されます。特定タイプの物理デバイスおよび仮想デバイスをリストするには、-type DeviceType フラグを使用します。仮想デバイスのみをリストするには、-virtual フラグを使用します。 -type フラグおよび -virtual フラグを結合して使用すると、 指定したタイプの仮想デバイスがリストされます。

特定デバイスについての情報を表示するには、-dev DeviceName または -plc PhysicalLocationCode を使用します。 表示する情報のタイプを指定するには、-child-parent-attr-range-slot、 または -vpd フラグのいずれかを使用します。これらのフラグのいずれも使用されない場合、デバイスの名前、状況、および説明が表示されます。

デバイスを指定せずに -vpd フラグを使用すると、 すべてのデバイスのプラットフォーム固有の情報が表示されます。

-fmt Delimiter フラグを指定した場合、lsdev コマンドは、区切り文字で区切られたフォーマットですべての出力を戻します。-state State フラグは、出力を指示された状態のデバイスに制限します。-slots フラグは、ホット・プラグ可能ではないが、動的 LPAR 操作を実行できる、組み込みアダプターの入出力スロット情報のリストを生成します。

-fmt フラグを使用しない場合、lsdev の出力は 1 行につき 80 文字に切り捨てられます。-fmt フラグを使用すると、出力行は切り捨てられず、端末ウィンドウの行長の設定に基づいて、行が折り返されます。

フラグ

-attr [Attribute ] 指定されたデバイスの属性についての情報を表示します。属性が指定された場合、その現行値が表示されます。属性が指定されなかった場合、指定されたデバイスのすべての属性について以下の情報が表示されます。
attribute
属性名
value
属性の現行値
description
属性の説明
user
属性がユーザーによってセットできるかどうか (TRUE/FALSE)
-child 指定したデバイス (-dev DeviceName または -plc PhysicalLocationCode) のそれぞれの子ごとに、 名前、状況、物理ロケーション・コード、および説明を表示します。
-dev DeviceName 情報がリストされるデバイスのデバイス論理名を指定します。このフラグは、-plc フラグと一緒に使用できません。
-field FieldName 表示するフィールドのリストを指定します。以下のフィールドがサポートされています。
name
デバイス名
status
デバイス状況
physloc
物理ロケーション・コード
description
デバイスの説明
parent
注:
-field フラグは、-parent-attr-range-slot、 または -vpd フラグと結合できません。
-fmt Delimiter 出力フィールドを分離する区切り文字を指定します。
-parent 指定したデバイス (-dev DeviceName または -plc PhysicalLocationCode) の親デバイスの名前、状況、物理ロケーション・コード、および説明を表示します。
-plc PhysicalLocationCode 情報がリストされるデバイスの、デバイス物理ロケーション・コードを指定します。このフラグは、-dev フラグと一緒に使用できません。
-range Attribute 指定した属性の可能な値を表示します。
-slot 指定したデバイス (-dev DeviceName または -plc PhysicalLocationCode) の スロット、説明、およびデバイス名を表示します。デバイスは、PCI ホット・スワップ可能スロットに入っていなければなりません。
-slots ホット・プラグ可能ではないが、動的 LPAR 操作を実行できる、組み込みアダプターの入出力スロット情報のリストを表示します。
-State State 出力を指示された状態のデバイスに制限します。以下の状態がサポートされます。
0, defined
サーバーの仮想アダプター
1, available
サーバーの仮想アダプターの物理ロケーション・コード
2, stopped
クライアントの区画 ID
-type DeviceType デバイス・タイプを指定します。このフラグを使用して、 出力を指定したタイプ内のデバイスに制限できます。物理デバイスおよび仮想デバイスの両方がリストされます。

以下のタイプがサポートされています。

adapter
アダプターをリストします
disk
ディスクをリストします
lv
論理ボリュームおよびボリューム・グループをリストします
optical
光ディスク・デバイス (cdrom/dvdrom) をリストします
tape
テープ・デバイスをリストします
tty
tty デバイスをリストします
ent4sea
共用イーサネット・アダプターを作成するために使用できるすべての物理イーサネット・アダプターおよび Etherchannel をリストします
ven4sea
共用イーサネット・アダプターを作成するために使用できるすべての仮想イーサネット・アダプターをリストします
ent4ip
その上にインターフェースを構成できる、すべてのアダプターをリストします
-virtual 出力を仮想デバイスのみに制限します。
-vpd -dev DeviceName または -plc PhysicalLocationCode が指定されているときに、 すべてのデバイスまたは 1 つのデバイスのプラットフォーム固有の情報を表示します。

終了状況

表 1. コマンド固有の戻りコード
戻りコード 説明
12 指定した論理ボリュームは、オペレーティング・システムに属しています。
13 指定した物理ボリュームまたは論理ボリュームは、有効な物理ボリュームまたは論理ボリュームではありません。

バーチャル I/O サーバーのコマンドの終了状況を参照してください。

  1. すべての仮想アダプターをリストし、name フィールドおよび status フィールドを表示するには、次のように入力します。
    lsdev -type adapter -virtual -field name status
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    name  status
    
    vhost0  Available
    vhost1  Available
    vhost2  Available
    ent6    Available
    ent7    Available
    ent8    Available
    ent9    Available
    
  2. タイプ disk のすべてのデバイスをリストし、 名前および物理位置フィールドを表示するには、 次のように入力します。
    lsdev -type disk -field name physloc
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    name    physloc
    
    hdisk0 U9111.520.10004BA-T15-L5-L0
    hdisk1 U9111.520.10004BA-T15-L8-L0
    hdisk2 U9111.520.10004BA-T16-L5-L0
    hdisk3 U9111.520.10004BA-T16-L8-L0
    hdisk4 UTMP0.02E.00004BA-P1-C4-T1-L8-L0
    hdisk5 UTMP0.02E.00004BA-P1-C4-T2-L8-L0
    hdisk6 UTMP0.02F.00004BA-P1-C8-T2-L8-L0
    hdisk7 UTMP0.02F.00004BA-P1-C4-T2-L8-L0
    hdisk8 UTMP0.02F.00004BA-P1-C4-T2-L11-L0
    vtscsi0 U9111.520.10004BA-V1-C2-L1
    vtscsi1 U9111.520.10004BA-V1-C3-L1
    vtscsi2 U9111.520.10004BA-V1-C3-L2
    vtscsi3 U9111.520.10004BA-V1-C4-L1
    vtscsi4 U9111.520.10004BA-V1-C4-L2
    vtscsi5 U9111.520.10004BA-V1-C5-L1
    
  3. デバイスの親を表示するには、次のように入力します。
    lsdev -dev hdisk0 -parent
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    parent
    
    scsi0
  4. ホット・プラグ可能ではないが、DLPAR 操作を実行できる、すべての入出力スロットを表示するには、次のように入力します。
    lsdev -slots
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    U787A.001.DNZ00Y1-P1-C1  Logical I/O Slot  pci4 sisscsia0   
    U787A.001.DNZ00Y1-P1-T5  Logical I/O Slot  pci3 ent0 ent1   
    U787A.001.DNZ00Y1-P1-T7  Logical I/O Slot  pci2 usbhc0 usbhc1   
    U9111.520.10DFD8C-V2-C0  Virtual I/O Slot  vsa0   
    U9111.520.10DFD8C-V2-C2  Virtual I/O Slot  vhost0   
    U9111.520.10DFD8C-V2-C4  Virtual I/O Slot  Unknown

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