lsmap コマンド

目的

物理デバイス、論理デバイス、および仮想デバイス間のマッピングを表示します。

構文

lsmap { -vadapter ServerVirtualAdapter | -plc PhysicalLocationCode | -all }

lsmap [ -type BackingDeviceType | -net ]

lsmap [ -fmt Delimiter ] [ -field FieldNames ]

説明

lsmap コマンドは、仮想ホスト・アダプターと、 アダプターが支持する物理デバイスとの間のマッピングを表示します。サーバー仮想アダプターのデバイス名 (ServerVirtualAdapter) または物理ロケーション・コード (PhysicalLocationCode) が指定されると、 接続されたそれぞれの仮想ターゲット・デバイス (子デバイス) のデバイス名、その論理デバイス番号 (LUN)、 バッキング・デバイスおよびバッキング・デバイスの物理ロケーション・コードが表示されます。 -net フラグが指定された場合、指定されるデバイスは、仮想サーバーのイーサネット・アダプターでなければなりません。

-fmt のフラグは、出力が、 ユーザー指定のデリミッター/区切り文字 (delimiter) で分割します。区切り文字には、空白文字以外の任意の文字を使用できます。このフォーマットは、スクリプト記述を容易にするために提供されています。

-type フラグは、表示されるバッキング・デバイスのタイプを、ユーザー指定のリスト BackingDeviceType に制限します。net タイプを除いて、任意の組み合わせのデバイス・タイプを指定できます。net タイプは、他のタイプと組み合わせることはできません。

フラグ

-all すべての仮想 SCSI デバイスについて lsmap 出力を表示することを指定します。 -net フラグと一緒に使用される場合、仮想イーサネット・アダプターが表示されます。
-field FieldName 表示するフィールドのリストを指定します。以下のフィールドがサポートされています。
svsa
サーバーの仮想アダプター。
physloc
サーバーの仮想アダプターの物理ロケーション・コード
clientid
クライアント区画 ID
vtd
仮想ターゲット・デバイス。-net フラグが指定されている場合は、無効です。
lun
論理装置番号。-net フラグが指定されている場合は、無効です。
backing
バッキング・デバイス
bdphysloc
バッキング・デバイスの物理ロケーション・コード
svea
共用イーサネット・アダプター。-net フラグが指定されている場合にのみ有効です。
-fmt delimiter 出力フィールドを分離する区切り文字を指定します。
-net 指定されたデバイスがサーバー仮想イーサネット・アダプターであることを指定するか、 あるいは、-all フラグと一緒に使用された場合、すべての仮想イーサネット・アダプターおよびバッキング・デバイスが表示されます。
-plc PhysicalLocatoinCode サーバー仮想アダプターの、デバイス物理ロケーション・コードを指定します。このフラグは、-vadapter フラグと一緒に使用できません。
-type 表示するデバイスのタイプを指定します。以下のフィールドがサポートされています。
disk
物理バッキング・デバイスをリストします。
lv
論理ボリューム・バッキング・デバイスをリストします。
optical
光バッキング・デバイスをリストします。
net
ネットワーク・デバイスをリストします。(このオプションは、disk、lv、または optical と組み合わせて使用することはできません)
-vadapter VirtualServerAdapter サーバー仮想アダプターのデバイス名を指定します。このフラグは、-plc フラグと一緒に使用できません。

出力フィールドの定義

フィールド 説明
SVSA サーバー仮想 SCSI アダプター
Physloc 物理ロケーション・コード
VTD 仮想ターゲット・デバイス
LUN 論理装置番号
SVEA サーバー仮想イーサネット・アダプター
SEA 共用イーサネット・アダプター

終了状況

戻りコード 説明
11 デバイスに関連した VTD がありません
12 デバイスに関連した SEA がありません
15 指定されたデバイスは、サーバー仮想 SCSI アダプターではありません
16 指定されたデバイスは、サーバー仮想イーサネット・アダプターではありません
17 指定されたデバイスは、AVAILABLE 状態にありません。

  1. サーバー仮想 SCSI アダプター vnode2 にマップされた仮想ターゲット・デバイスおよびバッキング・デバイスをすべてリストするには、 次のように入力します。
    lsmap -vadapter vhost2
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
     SVSA         Physloc                                     Client Partition ID
    ------------ -------------------------------------------- ------------------
    vhost0       U9111.520.10004BA-V1-C2                      0x00000004
    
    VTD                   vtscsi0
    LUN                   0x8100000000000000
    Backing device        vtd0-1
    Physloc
    
    VTD                   vtscsi1
    LUN                   0x8200000000000000
    Backing device        vtd0-2
    Physloc
    
    VTD                   vtscsi2
    LUN                   0x8300000000000000
    Backing device        hdisk2
    Physloc               U787A.001.0397658-P1-T16-L5-L0
    
  2. 仮想サーバー・イーサネット・アダプター ent4 にマップされた共用イーサネット・アダプターおよびバッキング・デバイスをリストするには、次のように入力します。
    lsmap -vadapter ent4 -net
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    SVEA   Physloc
    ------ --------------------------------------------
    ent4   P2-I1/E1
    
    SEA                   ent5
    Backing device        ent1
    Physloc               P2-I4/E1
    
  3. 仮想サーバー・イーサネット・アダプター ent5 にマップされた共用イーサネット・アダプターおよびバッキング・デバイスを : (コロン) で区切られたスクリプト・フォーマットでリストするには、次のように入力します。
    lsmap -vadapter ent5 -fmt ":"
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    ent5:ent8:ent2
  4. すべての仮想ターゲット・デバイスおよびバッキング・デバイス (バッキング・デバイスは、タイプ disk または lv) をリストするには、次のように入力します。
    lsmap -all -type disk lv
    システムは以下のようなメッセージを表示します。
    SVSA            Physloc                                      Client Partition ID
    --------------- -------------------------------------------- ------------------
    vhost0          U9117.570.10D1B0E-V4-C3                      0x00000000
    
    VTD                   vtscsi0
    LUN                   0x8100000000000000
    Backing device        hdisk0
    Physloc               U7879.001.DQD0KN7-P1-T12-L3-L0
    
    VTD                   vtscsi2
    LUN                   0x8200000000000000
    Backing device        lv04
    Physloc
    
    SVSA            Physloc                                      Client Partition ID
    --------------- -------------------------------------------- ------------------
    vhost1          U9117.570.10D1B0E-V4-C4                      0x00000000
    
    VTD                   vtscsi1
    LUN                   0x8100000000000000
    Backing device        lv03
    Physloc
    

関連情報

cfgdev コマンド、 chdev コマンド、 chpath コマンド、 lsdev コマンド、 lspath コマンド、 mkpath コマンド、 mkvdev コマンド、 rmdev コマンド、および rmpath コマンド。


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