IVM lssvcevents コマンド

目的

コンソール・イベントまたはサービス可能イベントの属性をリストします。このコマンドは、Integrated Virtualization Manager 環境でのみ有効です。

構文

コンソール・イベントをリストする

lssvcevents -t console [ -d NumberDays | -i NumberMinutes ] [ --filter "FilterData" ] [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

サービス可能イベントをリストする

lssvcevents -t hardware [ -d NumberDays | -i NumberMinutes ] [ --filter "FilterData" ] [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

特定のサービス可能イベントの現場交換可能ユニット (FRU) をリストする

lssvcevents -t fru --filter "FilterData" [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

特定のサービス可能イベントのコメントをリストする

lssvcevents -t comment --filter "FilterData" [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

特定のサービス可能イベントに関連したサービス・オブジェクトをリストする

lssvcevents -t service_object -filter "FilterData" [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

dlpar イベントの状況をリストする

lssvcevents -t dlpar [ -d NumberDays | -i NumberMinutes ] [ --filter "FilterData" ] [ -F "AttributeNames" ] [ --header ] [ -m ManagedSystem ]

説明

lssvcevents コマンドは、コンソール・イベントまたはサービス可能イベントの属性をリストします。

フラグ

-t EventType リストするイベントのタイプ:
console
コンソール・イベント - アプリケーションによって作成されるイベント
  • 属性: time、userid、pid、name、category、severity
  • フィルター: severities、categories、name
hardware
サービス可能イベント
  • 属性: problem_num、pmh_num、refcode、status、first_time、last_time、sys_name、 reporting_name、sys_mtms、reporting_mtms、enclosure_mtms、failing_mtms、 text、firmware_fix、created_time、analyzing_sfp、refcode_extension、 firmware_pkg_name、firmware_pkg_status、reporting_sfp_name、 reporting_sfp_mtms、failing_sfp_mtms、severity、lpar_id、lpar_name、 lpar_hostname、lpar_os_type、notification_type、notification_status、 duplicate_count、analyzing_sfp_mtms、analyzing_sfp_name、 called_home_sys_mtms、sys_log_id、platform_log_id、subsystem_id、 creator_id、ipl_state、symptom、failing_lpar_id、failing_lpar_name、 failing_lpar_os_type、fru_part_nums、fru_phys_locs
  • フィルター: status、problem_nums、refcodes、fru_part_nums、 fru_phys_locs、reporting_mtms、failing_mtm
fru
サービス可能イベントの現場交換可能ユニット (frus)。
  • 属性: part_num、class、description、phys_loc、prev_replaced、replaced_time、 serial_num、replacement_grp、ccin、logic_ctl_mtms、power_ctl_mtms
  • フィルター: problem_nums (必須)
comment
サービス可能イベントのコメント。
  • 属性: time、commenter、text
  • フィルター: problem_nums (必須)、status
service_object
サービス可能イベントのサービス・オブジェクト。DEUser または SRUser ロールを持たないユーザーは、これを利用できません。
  • 属性: key、sys_log_id、notification_type、platform_log_id、severity、 creator_id、refcode、subsystem_id、lpar_os_type
  • フィルター: problem_nums (必須)、status
dlpar
DLPAR イベント (区画がアクティブな間に動的に構成できるリソースを同期するために使用されるイベント) の状況。 これらは、リソースのランタイム値と保留値が同期しない理由を判別するために使用できます。通常、1 つの区画および 1 つのリソース・タイプ当たり最後の 2 つの状況レコードが保管されます。
  • 属性: lpar_id、resource_type、sequence_num、status_code、time、internal_rc、 drmgr_cmd、drmgr_rc、drmgr_stdout、drmgr_stderr
  • フィルター: lpar_ids、resource_types
-d NumberDays イベントの表示対象となる、直前の日数。これは、-i フラグと一緒に使用しなくても構わず、-t console-t hardware にのみ適用できます。このフラグと -i フラグが省略されている場合、デフォルトは 7 日です。
-i NumberMinutes イベントを表示する期間の分数。これは、-d フラグと一緒に使用しなくても構わず、-t console-t hardware にのみ適用できます。
-m ManagedSystem 管理対象システムの名前。管理するシステムは 1 つしかないので、この属性はオプショナルです。名前は、管理対象システムのユーザー定義名または tttt-mmm*ssssssss 形式を使用できます (ここで、tttt は、管理対象システムのマシン・タイプ、mmm はモデル、ssssssss はシリアル番号です)。
--filter FilterData リストするリソースに適用されるフィルター。 フィルターは、指定されたリソース・タイプの中から、どのリソースをリストするかを選択するのに使用されます。フィルターを使用しないと、指定されたリソース・タイプのすべてのリソースがリストされます。例えば、フィルターを使用して、リストする区画の名前または ID を指定することにより、特定の区画をリストできます。あるいは、フィルターを使用しなければ、管理対象システム内のすべての区画がリストされます。

フィルター・データは、フィルター名/値の組からなり、コンマ区切り値 (CSV) 形式です。フィルター・データは二重引用符で囲む必要があります。

フィルター・データのフォーマットは、次のとおりです。

"filter-name=value,filter-name=value,..."

ある種のフィルターは、次のようなコンマ区切り値のリストを受け入れることに注意してください。

""filter-name=value,value,...",..."

値のリストを指定する場合、フィルター名/値の組を二重引用符で囲む必要があります。使用されているシェルによっては、ネストされた二重引用符の前にエスケープ文字 (通常は「\」文字) を置く必要があります。

特に指示がない限り、フィルターごとに複数の値を指定できます。

-t console の有効なフィルター名:

severities、categories、name

-t hardware の有効なフィルター名:

status、problem_nums、refcodes、fru_part_nums、fru_phys_locs、reporting_mtms、 failing_mtms

-t fru の有効なフィルター名:

problem_nums (必須)

-t comments および -t service_objects の有効なフィルター名:

problem_nums (必須)、status

-t dlpar の有効なフィルター名:

lpar_ids、resource_types

-F AttributeNames リソースごとに表示する必要がある属性値の区切り文字で区切られた属性名のリスト。属性名が指定されていない場合、そのリソースのすべての属性の値が表示されます。

このオプションが指定されている場合、属性値のみが表示されます。属性名は表示されません。表示される属性値は、このオプションで指定された区切り文字によって区切られます。

このオプションは、属性値のみを表示したい場合、または選択した属性についてのみ値を表示したい場合に便利です。

属性名:

analyzing_sfp
イベントを分析しているサービス・フォーカル・ポイント・システムの名前または MTMS。
analyzing_sfp_mtms
イベントを分析しているサービス・フォーカル・ポイント・システムの MTMS。
analyzing_sfp_name
イベントを分析しているサービス・フォーカル・ポイント・システムの名前。
called_home_sys_mtms
イベントのコール・ホーム先システムの MTMS。
category
コンソール・イベントのカテゴリーまたはクライアント・タイプ。有効な値は、次のとおりです。
  • GUI: Web インターフェース
  • CLI: コマンド行インターフェース
  • AP: アクセス・プロセス
ccin
FRU の CCIN
class
FRU のクラスまたはタイプ
commenter
イベントにコメントを追加する人の名前
created_time
イベントが作成された時刻
creator_id
イベントを作成したエンティティーの ID。有効な値は、次のとおりです。
  • C: ハードウェア管理コンソール
  • E: サービス・プロセッサー
  • H: POWER™ Hypervisor
  • W: 電源
  • L: 区画ファームウェア
  • S: i5/OS® のライセンス内部コード
description
FRU の記述
drmgr_cmd
dlpar イベントに使用されるコマンド。 drmgr コマンドはクライアント区画のオペレーティング・システムの上で実行され、特定のリソースを同期化させます。
drmgr_rc
dlpar イベントに使用されるコマンドの戻りコード。 drmgr コマンドはクライアント区画のオペレーティング・システムの上で実行され、特定のリソースを同期化させます。
drmgr_stdout
dlpar イベントに使用されるコマンドの標準出力。 drmgr コマンドはクライアント区画のオペレーティング・システムの上で実行され、特定のリソースを同期化させます。
drmgr_stderr
dlpar イベントに使用されるコマンドの標準エラー。 drmgr コマンドはクライアント区画のオペレーティング・システムの上で実行され、特定のリソースを同期化させます。
duplicate_count
このイベントの重複の数
enclosure_mtms
エンクロージャー MTMS
failing_lpar_id
障害のある区画の固有 ID
failing_lpar_name
障害のある区画の名前
failing_lpar_os_type
障害のある区画のオペレーティング・システム・タイプ
failing_mtms
障害のあるシステムの MTMS
failing_sfp_mtms
障害のあるシステム・サービス・フォーカル・ポイントの MTMS
firmware_fix
イベントのファームウェア・フィックスが使用可能かどうかの指示
firmware_pkg_name
可能なファームウェア・フィックスのパッケージ名
firmware_pkg_status
可能なファームウェア・フィックスのパッケージ状況
first_time
このイベントが報告された最初の時刻
fru_part_nums
FRU の部品番号
fru_phys_locs
FRU の固有の物理ロケーション・コード
internal_rc
dlpar イベントの戻りコード。これは、DLPAR コマンドが予期せずにクライアント区画に送信されなくなった場合にのみ非ゼロになります。
ipl_state
このイベントが発生したシステムの状態
key
特定のサービス可能イベントのサービス・オブジェクトの固有 ID
last_time
このイベントが報告された最後の時刻
logic_ctl_mtms
FRU が配置されている装置を論理的に制御する装置の MTMS
lpar_hostname
このイベントを作成した区画のホスト名
lpar_id
このイベントを作成した区画の ID
lpar_name
このイベントを作成した区画の名前
lpar_os_type
このイベントを作成した区画のオペレーティング・システム・タイプ
name
コンソール・イベントを作成したアプリケーションの名前
notification_status
通知タイプの状況
notification_type
イベントの通知タイプ。有効な値は、次のとおりです。
  • Yes: コール・ホーム
  • No: カスタマー通知
part_num
FRU の部品番号
phys_loc
FRU の固有の物理ロケーション・コード
pid
コンソール・イベントを生成しているプロセスのプロセス ID
platform_log_id
このイベントのプラットフォーム・ログの固有 ID
pmh_num
PMH またはトラッキング番号
power_ctl_mtms
FRU が配置されている装置の電源を制御する装置の MTMS
prev_replaced
FRU が以前に交換されたかどうかの指示
problem_num
イベントの固有 ID
refcode
イベントの参照コード
refcode_extension
イベントの拡張参照コード
replaced_time
FRU が交換された時刻
replacement_grp
FRU の交換の優先順位とグループ化。有効な値は、次のとおりです。
  • H: 複数の高優先順位の FRU は、グループとして対処する必要があります。
  • M: 中間優先順位の FRU は、一度に 1 つずつ、指定された順序で対処する必要があります。
  • A: 中間優先順位グループ A の FRU は、グループとして対処する必要があります。
  • B: 中間優先順位グループ B の FRU は、グループとして対処する必要があります。
  • C: 中間優先順位グループ C の FRU は、グループとして対処する必要があります。
  • L: 低優先順位の FRU は、他のすべての優先順位のコールアウトで問題解決に失敗した後にのみ対処する必要があります。
reporting_mtms
報告している装置の MTMS
reporting_name
報告している装置の名前
reporting_sfp_mtms
イベントを報告しているサービス・フォーカル・ポイントの MTMS
reporting_sfp_name
イベントを報告しているサービス・フォーカル・ポイントの名前
resource_type
DLPAR イベントのリソース・タイプ。これらはすべて動的に再構成できるリソースです。有効な値は、次のとおりです。
  • mem
  • proc
  • proc_units
  • uncap_weight
  • memory
sequence_num
この DLPAR イベントのシーケンス番号。各リソース・タイプに複数の項目がある場合があります。シーケンス番号はこれらの項目を区別し、時間の経過につれてインクリメントします。
serial_num
FRU のシリアル番号
severity
イベントの重大度。有効な値は、次のとおりです。
  • 10: 回復済みエラー、一般 (10)
  • 20: 予測できるエラー、一般 (20)
  • 21: 予測できるエラー、パフォーマンス低下 (21)
  • 22: 予測できるエラー、障害はプラットフォームの再 IPL 後に訂正可能 (22)
  • 23: 予測できるエラー、障害は IPL 後に訂正可能、パフォーマンス低下 (23)
  • 24: 予測できるエラー、冗長度損失 (24)
  • 40: 未回復エラー、一般 (40)
  • 41: 未回復エラー、迂回されたがパフォーマンスが低下 (41)
  • 44: 未回復エラー、迂回されたが冗長度が損失 (44)
  • 45: 未回復エラー、迂回されたが冗長度とパフォーマンスが損失 (45)
  • 48: 未回復エラー、迂回されたが機能が損失 (48)
  • 60: 診断テスト中のエラー、一般 (60)
  • 61: 診断テスト中のエラー、リソースが誤った結果を生成した可能性がある (61)
status
イベントの状況。有効な値は、次のとおりです。
  • Open: イベントはオープン状態です
  • Closed: イベントはクローズしました
status_code
イベントの状況コード。dlpar イベントの有効な値は以下のとおりです。
  • 0: 同期化が成功
  • 1: 同期化が進行中
  • 2: 区画がワークロード・グループの参加者であるためリソースが同期しない
  • 3: 区画の通信状態がアクティブでないため、リソースが同期しない
  • 4: 区画がこのリソース・タイプの DLPAR をサポートしていないため、リソースが同期しない
  • 5: 区画が実行状態ではないため、リソースが同期しない
  • 6: 区画がこれ以上動的にメモリーを除去できないため、リソースが同期しない
  • 7: 同期コマンドが理由不明で実行されなかったため、リソースが同期しない
  • 8: RMC コマンドが失敗したために、リソースが同期化されない。システムは再試行します。ネットワーク接続がアクティブであり、区画が実行状態である場合は、 戻りコードを確認し、サポート担当者に連絡をとってください。
  • 9: 区画で drmgr コマンドが失敗したために、リソースが同期化されない。システムは再試行します。戻りコードおよびコマンド出力を確認してください。
  • 10: 要求された割り当て値が現行最小値より小さいため、リソースが同期しない。同期を完了させるために区画を再始動してください。
  • 11: 要求された割り当て値が現行最大値より大きいため、リソースが同期しない。同期を完了させるために区画を再始動してください。
  • 12: 保留モードと現行の処理モードが一致しないため、リソースが同期しない。同期を完了させるために区画を再始動してください。
  • 255: リソース同期化がまだ試行されていない。ご使用のシステムの使用状況に応じて数秒経ってから、同期化が試行されます。
subsystem_id
イベントの原因になったサブシステム。有効な値には、以下が含まれます。
  • 10 - 1F: プロセッサー・サブシステム (内部キャッシュを含む)
  • 20 - 2F: メモリー・サブシステム (外部キャッシュを含む)
  • 30 - 3F: I/O サブシステム (ハブ、ブリッジ、バス)
  • 40 - 4F: 入出力アダプター、デバイス、および周辺装置
  • 50 - 5F: CEC ハードウェア
  • 60 - 6F: 電源/冷却サブシステム
  • 70 - 79: その他のサブシステム
  • 7A - 7F: 監視エラー
  • 80 - 8F: プラットフォーム・ファームウェア
  • 90 - 9F: ソフトウェア
  • A0 - AF: 外部環境
symptom
イベントの症状
sys_log_id
イベントのシステム・ログの固有 ID
sys_mtms
システムの MTMS
text
イベントのテキスト
time
コンソール・イベントまたは dlpar イベントの時刻
userid
コンソール・イベントの原因になったコマンドを実行したユーザーのユーザー ID
--header ヘッダー・レコードを表示します。これは、表示される属性値の区切り文字で区切られた属性名のリストです。このヘッダー・レコードは、表示される最初のレコードです。このオプションは、-F オプションとともに使用する場合にのみ有効です。

終了状況

このコマンドの正常終了時の戻りコードはゼロです。

セキュリティー

このコマンドは、注記したように、SR User または DE User ロールを必要とする特定のタイプおよび属性を除いて、すべてのユーザーが利用できます。

  1. 今日発生したサービス可能イベントをリストするには、次のように入力します。
    lssvcevents -t hardware -d 0
  2. 過去 3 日間に発生したコンソール・イベントをリストするには、次のように入力します。
    lssvcevents -t console -d 3
  3. システムのオープン・サービス可能イベントをすべてリストするには、次のように入力します。
    lssvcevents -t hardware --filter "status=open"
  4. 特定のサービス可能イベントに関連した FRU をリストするには、次のように入力します。
    lssvcevents -t fru --filter problem_nums=6013EFFF-205E9F22-4CC931E5-F892358-A0F6C1D6

関連情報

chsvcevent コマンド、および mksvcevent コマンド。


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